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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

京都タワーとサブウェイ

2017年08月06日 | 旅行

 

奥琵琶湖のホテルに泊まった翌朝、レストランの窓から撮りました。
昨日は天気が不安定でしたが、今日は晴れ間も見えるいい空模様です。

朝食を済ませてチェックアウトし、駅まで10分ほどの道を歩きました。
道路もひっそりとして、駅までほとんど人の姿は見えなかったです。


 

駅の前もひっそりと


マキノ駅からまた新快速(姫路行き)に揺られて1時間余り。京都駅で降りて京都タワーへ上がることにしました。 

この旅行はJTBで申し込んだのですが、そこでもらった「京都・びわ湖 旅の過ごし方BOOK」という冊子の中に「京都タワー展望室入場券」というのが入っていました。ということで、大人770円、小学生520円という料金は4人とも免除でした!


  

京都タワーのパンフレットによると、「展望室の高さは地上100mで、先端の避雷針を含めると131mの高さで、近年の超高層タワーに比べると高くは感じられないかも知れませんが、規制のある京都市街ではもっとも高い建造物。だから京都の街並みを、まるで地図のように見渡すことができます」とありました。確かに展望室に上がると、京都市内が見事に360度一望できました。


 

展望室は、こんなふうになっています。

ここにたくさん設置されている双眼鏡は無料で、子ども用に踏み台も用意されていますので、小さな子でも一人で見られます。


 
 ガラスの上には、主な名所が記されています。


 
 タワーのすぐ下に東本願寺が見えました。


 

 遠くに清水寺が。
 ズームで撮ると


 
  清水の舞台も見えました。


タワーからの風景の中でも、特に面白かったのは京都水族館でした。ひとつの双眼鏡を小さな女の子が覗いていたのですが、その子が、「あ、イルカが見えた!」と叫び、横でお母さんらしき人が「よく見えるでしょ」と言っている。その子が双眼鏡から下りたとき、思わず僕はそのお母さんに「水族館の中まで見えるのですか?」と尋ねた。「ええ、よく見えますよ」と笑顔で「どうぞ」の仕草をされたので、僕もそのままの方向にあった双眼鏡を覗いてみた。すると、「あっ、ホントだ」。野外プールのようなところにイルカらしきものが水しぶきを上げているのだ。ちょうどイルカショーが行われている最中のようだった。これはモミィやケイに見せてやらなければ

 そこで、別の場所にいた2人に声をかけ、「水族館でイルカが見えるで」と、その場所へ連れて行った。そして、まずケイが双眼鏡を覗いた。覗いたとたんに「ほんまや。イルカがおるわ」と声を弾ませた。先ほどのお母さんが、ケイとモミィが交互に双眼鏡を覗き合う様子を目を細めて眺めておられた。


  
  一生懸命に双眼鏡を覗くケイ。


  
この丸で囲んだ部分がタワーから見える京都水族館です。

これをズームにしてみると、

 

こんなふうに見えます。

ただの景色だけではあまり面白がらないケイも、これには双眼鏡に釘付けになっていました。

そんなことで、京都タワーでは思っていた以上に楽しく過ごすことができました。

タワーから降りて、さて遅いめの昼食をとろうと、京都駅のレストラン街に行きましたが、やはりケイやモミィはどの店にも大した関心を払わず、「昨日のサンドイッチ食べた~い」と言い出したので、また地下のポルタへ下りて、昨日と同じサブウェイ(SUBWAY)へ行きました。

4人でサンドイッチを食べながら、僕が、
「サブウェイはパンの生地とかトッピングとかドレッシングとか野菜の量とか、いろいろ細かい注文をせなあかんから、ややこしいやろ?」
と言うと、モミィが、
「でも、ここのサブウェイは日本語がわかるからええわ」
と、突拍子もないことを言い出した。
はぁ? 何を言ってる?


「あのロサンゼルスのサブウェイは大変やったもんね」
と言うので、初めてモミィの言葉の意味がわかった。

去年末の3人でのロス旅行の最終日、僕は高熱が出て1日中ホテルの部屋で寝ていた。その時、モミィは妻と2人でホテルに近いビバリーヒルズの街を歩き、そこにあったサブウェイに入ったそうだ。店ではもちろん日本語など通じない。当時、英検3級へのチャレンジ中だったモミィが、妻と力を合わせながらカタコトの英語で注文をして、自分たちが食べるものだけでなく、僕にもサンドイッチを持ち帰ってくれた。その時のことをモミィは、京都のサブウェイに入ったことで、思い出したのだろう。 

「そうやね。外国では食べるものの注文って、ホントややこしいからね~」
そう言いながら、僕は「タンドリーチキン」にかぶりつきました。
(今日もまた、ビールなしの外食です。ぐすん)

ちなみに、この時、モミィは「生ハム」、ケイは「ロースハム」、妻は「ローストビーフ」を注文していました。

その後また京都地下の土産物店などをめぐり、夕方5時過ぎに戻ってきました。

やれやれ

何ごともなく、全員元気で無事に旅行が終わり、ホッと一安心でした。

 

 

 

 

 



  

 

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奥琵琶湖のマキノへ

2017年08月04日 | 旅行

学校の夏休みが始まって間もない頃に、モミィと次男の子ケイを連れて、4人で奥琵琶湖への1泊旅行に行きました。泊まったホテルは、湖西線のマキノ駅の近くにある「奥琵琶湖マキノグランドパークホテル」というところ。琵琶湖畔に建ち、静かで落ち着いた雰囲気のホテルでした。まあ、別の言い方をすると、夏休みなのに宿泊客は少なかったから静かだったわけで、つまりそれほど繁盛していないホテルみたいな感じもしましたけどね(失礼!)。

でも、湖を見渡せる景色が抜群で、スタッフの皆さんもみんな親切で、夕食のバイキングではウナギや種類の多いお造りなんかが沢山あって、結構いいホテルでしたよ。

大阪から京都までは新快速に乗って30分足らずで行くのですが、京都からマキノまでは、同じ新快速でも1時間以上かかりました。というのも、近江舞子からは各駅停車に変わるんですよね~


 
湖西線の上のほうにマキノという駅があります。


さて、とりあえず京都で降り、昼食をとることに。

京都駅前のポルタ(Porta)という地下街に入り、さて何を食べようかとぶらぶら歩きましたが、なかなか決まりません。モミィは何でもほぼOKなんですが、小学2年生のケイは、スパゲティやうどん、蕎麦などの麺類が苦手で、和食もイマイチ。「何がいい?」と聞くと、ちょうどそのとき、サブウェイの前を通ったので、「これがいい。サンドイッチがいい」となって、そこへ入りました。僕はこういうところはほとんど入らない(普通なら和食店に入り、ビールを飲む)。だからメニューも何があるかわからないし、注文の仕方すらわからない(笑)。
そこで注文は妻たちにまかせ、僕は4人分の場所を確保して3人が戻るのを待っていました。やっぱり、2人の小学生といっしょだと、なかなかビールも飲めないですね~

 


   
  サブウェイで並ぶモミィたち

 

京都からマキノまで、のんびりと列車の旅。久しぶりにローカル線の味わいを満喫しました。モミィは隣に従弟のケイがいるので、2人でず~っとおしゃべりをしていました。こういう時、子どもが2人いると“便利”ですね~

 


 
  列車の窓から琵琶湖が見えてきました

 

   
  そしてマキノ駅に到着。
 

 

マキノ駅に着いたとたん、雨が降ってきました。最悪~。

でもホテルからの迎えのバスに乗ってチェックインした頃、雨は止み、ホッとしました。


 
   ホテル前で

 

ホテルの部屋でさっそく水着に着替えてすぐ裏手にあるプライベートビーチへ。
 


 

 


 


さすが「奥琵琶湖」だけあって、水も澄んでいました。
水中に潜り「あ、魚がいる!」とか言いながら、二人で大喜びしていました。

夜はバイキングで、今度はしっかりビールを飲みましたよ(笑)

 

 

 

 

 

 


 

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京都・清水寺へ行ったけれど…

2017年05月09日 | 旅行

 

  

翌日の朝、ホテルを出るところです。ホテルは五条通に面しており、
そこを、清水寺に向かってそのまま東へ東へ歩いて行きます。
 


 
  五条通。今日はとてもいいお天気です。  

 

五条通が東大路通と交差するところで、細い道に入りました。
この辺に来ると、観光客がどど~っと増えてきました。
正面の上のほうに、清水寺の三重塔が見えます。


 
お寺へ到着。
右端に少し屋根が写っているのが、拝観券の売り場。
正面が「清水の舞台」で有名な本堂への入口です。
 

 

         
              
拝観券の表と裏です。裏のほうには、
「松風や 音羽の滝の 清水を むすぶ心は すゞしかるらん」
という和歌が印字され、その下に、
「観音様を心に念ずれば、観音様はあなたと共に歩まれます」
と書かれていました。


 

 

ところで、清水寺は現在も改修工事中でした。
実は去年の4月、桜が満開だった頃にもここへ来たのですが、
その時も工事中の様子だったので本堂には入りませんでした。
で、もう工事も終わっているかなと思って来たのですけどね~

ま、仕方ありませんわね。
上の写真の右側、足場が組まれているところが本堂から張り出した「清水の舞台」です。ちょうど4階建てのビルの高さにあたるそうです。足場の間から
真下を眺めると、高所恐怖症の僕は、やはり怖いです。モミィも「わっ、コワいな」と言っておりました。

そして、奥の院のほうへ行き、そこから撮った「舞台」の写真がこれです。
 

 

本来はこういう形なんですけどね  ↓

 
         (ネットから拝借)

  

 

それでもカメラを左に向けると、ここからの眺望は最高です。
京都タワーも見えていますし。


石段を下りると「音羽の滝」があります。音羽山中から湧く霊泉が、3本の筧(かけい)から流れ落ちており、ご利益を授かるため大勢の人たちが並んでいました。清水寺の名は、音羽の滝の「清い水」から由来したものと言われています。

 

 
  音羽の滝。 

 

ここには何度も来ていますが、音羽の滝にこれほどの人が並んでいるのを見たのは初めてです。さすがゴールデンウィーク!

 

 

お寺を出ると、参道は人・人・人。
モミィはまた土産物屋さんに入りまくりでした。

 

そして、

 

清水寺から八坂の塔、ねねの高台寺などを通って、八坂神社へ。

ここを最後に、四条通を歩いて阪急・四条河原町駅に戻りました。

その途中、こんな観光バスを見ました。
こういうバスが京都市内を走っているのですね~
知らなかったです。
 

 

 

 

ところで、帰ってから清水寺の工事についてネットで調べると

「清水寺修復プロジェクト全体の工期は11年間の予定ですから、2021年頃には美しく修復された本堂が見られる筈です」とのことだった。2021年とは! まだ4年も先のことではないか。

ということは、清水寺の工事は2010年頃から始まっていたわけ? いくつもの建物があるので全体を修復するのに11年もかかるということでしょうね。そして、本堂の工事は今年始まったばかりだということでした。それなら去年に来た時は別の建物の工事中だったのですね。そんなこと、知らなかったもんね。

じゃぁ去年、本堂に入ればよかったんだと思ってもあとの祭りですわん。

 

 

 

 

 

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京都へ ~その1~

2017年05月07日 | 旅行

さて話題は不整脈からコロッと変わり、先日の京都1泊旅行のことです。

朝9時に家を出て、電車を乗り継いで大阪駅に着いた僕たちは、すぐに阪急電車で京都へ行くことにしていました。が、ちょうど2日前に「阪急三番街」がリニューアルしたということで、テレビでも大々的に宣伝していたこともあり、ちょっと寄ってみることに。ついでに昼食もそこでとった後、昼を過ぎてから阪急電車の特急に乗りました。

終点の四条河原町駅には40数分で到着です。

そこから八坂神社のほうに歩きはじめました。 

  

モミィはさっそく沿道の土産物屋さんに入ります。
とにかくお店が大好きなモミィなので。


 

特にモミィは「おたべ」と「こたべ」が大好き。
早くもこのお店で、自分のおやつ用に「こたべ」を買っておりました。


 

鴨川の橋を渡り、八坂神社に近づいて行きますが…

その時、急に雨が降り出しました。

天気予報でも「午後・一時雨」というか、それも大雨で、雷なども予想されるほどの荒れる天候になるかも、と言われていたので、ある程度覚悟はしていたのですが、風も強くなり、これは大荒れになるかも知れないと思って、Uターンしてあわてて元の道を引き返しました。

四条河原町に戻り、どうしたものかと迷っていたら目の前に京都駅行きのバスが来たので、それに乗ってJR京都駅に行きました。ここなら広い地下街もあり、モミィの好きな土産物店もたくさんあるので、雨でも関係なく楽しめますものね。

 


    

そこでしばらくうろうろしていたら、やがて雨も止んだようで。 

明るくなってきたので、ここから五条通にあるホテルまで歩くことにしました。 

京都駅からホテルまで、遠回りしてかなりの距離がありましたが、3人とも歩くことは好きなので、街歩きを楽しめました。いやぁ、雨が止んでよかった~。

 


 
  

途中、三十三間堂の横の道を通りました。中には入ってませんけど。

ということで、1日はあっという間に終わってしまいました。 

ホテルは京阪の清水五条駅に近い「秀峰閣」というホテル。こじんまりとしていますが、サービスがとても良く、食事も質量とも豊富でした。
 

  

まずこの九種が出て、そのあと、お造り、板屋貝の茶碗蒸し、桜海老と春野菜のかき揚げ、筍ご飯などに加えて、大きな鍋(鴨鍋)も出て、全部は食べきれなかったです。

また体重が、増えそう。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

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「ラ・ラ・ランド」 とは?

2017年04月13日 | 旅行

2月末にアカデミー賞に関するブログを載せましたが…

そこに、アカデミー賞の授賞式の時、「ラ・ラ・ランド(LA  LA  LAND)」という映画に関して信じられないハプニングが起きたことを書きました。で、今日はその映画「ラ・ラ・ランド」にちなむ話題を少し。

 

  



この映画は、アカデミー賞で、作品賞こそ逃しましたが、最多の6部門を受賞したというのですから、正真正銘の秀作なんでしょうね(僕は見ていませんが)。それと「ラ・ラ・ランド」というタイトルもリズミカルで素敵ですしね。ま、タイトルの意味までは知らなかったのですけど。

ところで、1週間ほど前のこと。
去年末のロサンゼルス旅行で撮った沢山の写真を整理するため、パソコンに取り込んでいたそれらの写真の1つ1つをゆっくり見ていたら、これまで気にも留めなかったある写真が目につきました。

ファーマーズ・マーケットという、ロサンゼルスでも有名な庶民的なマーケットがあるのですが、僕たちはここへ、まず旅行初日に現地案内の人に連れてきてもらい、食べ物やお店がいろいろあって興味が尽きなかったことから、2日目の自由行動の日にもまたお昼前にここに来て、昼食をとったり、ぶらぶら歩いたりしました。 

マーケットのトイレは人も多く、あまり清潔そうではなかったので、その向かい側にあったお店の建物が目についたので、そこに入りました。店内は静まった雰囲気で、とてもきれいなトイレがあり、気に入ったので2日連続でここへ入りました。日本で言うホームセンターのようなお店で、日用雑貨や住宅設備に関する商品が並んでいました。いちおう覚えておこうと、店の外観の写真を撮りました。それが、この写真です。

 

 

 


その時はむろん「LA  LA  LAND」という店の名前など、気付きもしなかったのですが、いま写真を見たら、映画の題名と同じだし、この店名は何なのだ? そして「LA  LA  LAND」とはどういう意味なのだ? と思ったわけですね。

写真を見ると、「SOUVENIRS」という文字が見えます。つまり土産物屋さんだ。僕らが入った店と同じ建物のようだったが、どうやらこれは、その隣の店だったようです。

そしてさらに写真を見ていくと、また、こんな写真が出てきました。


 


これはハリウッド大通りの様子を撮った写真ですが、ここにも「LA  LA  LAND」というお店が写っています。この向かい側には、アカデミー賞授賞式が行われる会場(ドルビー・シアター)もある、とても賑やかなところです。ここにも左端に小さく「SOUVENIRS」という文字が見えます。

そんなことで、「LA  LA  LAND」の写真が2枚見つかりました。

ではその「ラ・ラ・ランド」という言葉自体はどういう意味なの? ということになりますが、これはネットで調べてみると、いろいろと載っていました。

「LA  LA  LAND」という表現の 「LA」 の部分は、ロサンゼルス(Los Angeles)の略語が 「LA(エル・エー)」 であることに由来しているとのことで、それなら僕も知っていました。実際、この映画の舞台はロサンゼルスとのことだし。でも「ラ・ラ・ランド」というのは?

一説では、ランドというのはディズニーランドみたいに「現実離れした世界、おとぎの国」という意味もあり、それに「LA」⇒ ロサンゼルスが付いて、まあ言わば「ロサンゼルスの夢」みたいな意味を持たせているそうです。

で、この映画のテーマとして、

「ロサンゼルスを舞台にした夢のような恋の話」
というものだということがネットで述べられていました。

映画「ラ・ラ・ランド」を検索すると、他にもいろんな説とか由来とかが出てきますが、今のところ、この説が、最も説得力があるかなぁ、という感じです。

まあ、日本の各地にある
「ららぽーと(lalaport)」
とは関係ないことだけは確かだと思いますけどね。


以上、「それがどうしたん?」というお話でした

 

 

 

 

 

 

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ロサンゼルス 最後に体調が…

2017年01月22日 | 旅行

今回の旅行では、好きなアルコールを口にしないことに決めていた。そしてそれは、ほぼ忠実に実行できた。唯一の例外はダウンタウンのレストランへ行ったとき、ビールを1本だけ注文したけれど、それ以外は飲まなかった。飲むと心房細動(不整脈)が出やすくなり、出ると心拍が乱れて息苦しくなる。国内ならともかく、海外でそんな目に遭うと不安が増幅するので、避けたかった。おかげで、不整脈は旅行中、ただの一度も出なかった。普段の生活から見れば、1週間全く出ない…というのは奇跡みたいなものだった。(なのに最近はまたしっかり飲んで、しっかり不整脈に悩まされています。あきませんわ~)

そんなことで、不整脈に関しては「努力」が実って抑えられたのに、しかしまぁ、まったく予想もしなかった症状に見舞われることになるとは…。

ディズニーランドへ行った日の夜、38度を超す熱が出て、一晩中眠れず、何度も体温を測ったが、一時は39度まで上がった。僕の平熱は36度2分か3分なのだが、こんなに熱が出たのはここ数十年間でも、あったかどうか…記憶にない。

翌日、旅行の最終日は、サンタモニカへ行く予定だった。しかし妻とモミィの2人では行けないので、あきらめざるを得なかった。サンタモニカへ行くJTBのシャトルバスがホテルに寄ってくれることになっていたので、それをキャンセルするために妻がJTBに電話で事情を説明したところ、「海外保険にも入っておられるので、よろしければ日本語の話せる医師のいる病院にご案内しますが」と言ってくれたそうである。妻が「どうする?」と聞いてくれたが、もし「入院です」な~んてことになったらメチャ困るので、病院へ行くのはやめた。

サンタモニカは、旅行の初日、旅行社の人に主な観光スポットを回ってもらった時に車から降りて、そこで写真だけを撮った。どうせまた来るのだからとその時は思っていたが、結局、これが唯一のサンタモニカ体験となってしまった。 

 
 
先にも載せましたが、ロサンゼルスの概略図です。
この地図の右下の方角にディズニーランドがあります。

そして左のビーチ沿いにサンタモニカがあります。
ここはビーチだけでなく、有名な歩行者天国や、
多くのお店があるところだそうです。残念!


 
サンタモニカビーチへの入口。(車の中から撮影


 
桜田淳子の「サンタモニカの風」という歌が浮かびます。
 来て 来て 来て 来て サンタモニカ~  ちょっと古い?

https://www.youtube.com/watch?v=uHnUxiRkxTg

 

 
結局これが最初で最後のサンタモニカになっちゃいました。
 


そして旅の最終日、僕は1日中、ベッドに横たわっていた。

妻とモミィは何度か外出し、ホテルから歩ける範囲のところをあちらこちらと散策し、またホテル内の売店にはいろいろなお土産物が数多くあったので、そこで買い物をしたりしていた。外国の雰囲気に慣れてきたモミィが、もっぱら店で物を買う役目をしたそうである。

さて、僕が熱に浮かされながら、1人で寝ているとき、メキシコ系らしき若い女性のメイドさんがベッドメーキングにやってきた。しかし僕が寝ていたので、「ソリー」と言って出て行った。そしてその後、またやってきて、まだ僕が寝ているのを見て再び「ソリー」と言って出て行こうとするので、「ちょっと待って」と、僕は、ベッドはそのままでいいから、バスルームのタオルや調度品だけ変えてほしいと訴えようとした。

「プリーズ・カム・ヒアー」と、ドアに立っていたメイドさんに手招きをしたら、彼女は一瞬ためらった様子を見せた。

「あ、これはヤバい」とその瞬間、僕は自分の行為を反省した。考えてみたら男性の僕がベッドの中から若い女性のメイドさんに「こっちへ来てちょうだい」と手招きするなんて、いかにも怪しいではないか。そりゃ、警戒されるわ(笑)。

そこで僕は「自分は病気だから寝ている。ベッドはそのままでいい。他のベッドもそのままでいい。バスルームだけ片づけて、新しいタオルや歯ブラシを用意してくだされ」と、カタコト英語で彼女に説明して、やっと納得してもらえたのである。やれやれ…

ところで部屋の温度が低いような気がしたので、暖房のスイッチのところへ行って温度を上げようとしたら、表示は「72度」になっていた。一瞬「ひえっ」と驚いたが、米国では「セ氏」ではなく「カ氏」の表示が基本になっているのを思い出した。だから、部屋の温度は現在「カ氏72度」なのである。

ちなみに、これは部屋のテレビをかけていた時、天気予報が流れたので撮った写真である。

 

ロサンゼルスの週間天気予報だが、上が最高気温で下が最低気温だ。カ氏で表示されているので、日本人が見たらびっくりするような数字が並んでいる。

ちなみに、旅行社の人に聞いたら、「カ氏から30を引いた数の2分の1が、だいたいセ氏の気温と考えていただければいいです」とのこと。この部屋の72度というのは、その計算で行けば、72から30を引いて42、その2分の1だから21。つまり、カ氏72度は、日本流のセ氏で言うと21度ということになる。

ベッドで1日中ヒマだから、テレビを見ていたが、もちろん全部英語なので、何を言っているかわからない。わかるのは天気予報ぐらいなのである。

天気といえば、ロサンゼルスに着いてから、帰る前日まで、ずっと晴天が続いた。そして、帰国する日、初めて雨が降った。この点はラッキーだったと言えますね~

 
帰国の日。空港に向かう車の中からパチリ。
思い切り雨が降っていた

結局、日本へ帰る日も、体温は38度台のままだった。持参していた解熱剤を、朝・昼・夜と服用していたけれど、熱は一向に下がらない。それでも「きょう日本へ帰れる」と言う安堵感があったので、それほど「しんどい」とは感じなかった。

帰途は、12時間の飛行機の旅で、映画を何本も見た。行きの飛行機で「シンゴジラ」を居眠りながら見たが、評判の「君の名は」もあったので、帰りの飛行機の中で見ようと思っていた。…が、帰りはそれらの映画がなかった。同じJALなのに、なんてこった。仕方なく、古い映画だが、お気に入りの「ブリジットジョーンズ」シリーズを2本と「金メダル男」というのを見た。

しかしまぁ、狭いところでじっと座っているのも大変だったが、自分が小柄であることがこれほど有難いと思ったことはない。大柄な人だったら座席が窮屈だろう。その点、僕はゆったりと座れていた(笑)。妻やモミィもそうですけど。

無事に関西空港に到着した時は、「やっと着いたか」という思いだった。ロサンゼルス空港を出たときは12月30日のお昼だったのに、こちらへ着いたのは12月31日の夕方だった。17時間の時差と言うのは、勘が狂う。

空港の「検疫」というところを通り抜けようとすると、係官が僕を引き留めて「熱がありますね」と言った。「何でわかるん?」と言いかけたが、どこかにカメラか何かがあって、発熱がわかるのだろう。「ええ、風邪を引いたようで」と僕は答える。係官が細長い何かを僕のおデコに当て、「38度ぐらいはあるようです」と言いながら、「蚊に刺されたりしませんでしたか?」と聞く。「蚊? 蚊なんかいませんでしたよ」と僕。「どちらへ行かれました?」と再び質問。「ロサンゼルスですけど」と答える。係官は「デング熱とか、いろいろありますので、もし状態が急変したりしたらこちらへ」と、いろんな注意事項が書かれている黄色い紙を僕に手渡した。ロサンゼルスでデング熱はないやろ…と思いながら紙を受け取り、その場を後にした。

…とまあ、そんな調子で大晦日の夜に、無事、自宅に到着してやれやれ…の思いでした。そして、すでに書いたように、翌日の元旦に休日急病診療所へ行き、A型のインフルエンザと診断された次第です。


今となれば、あれもこれも懐かしい思い出ですが、そのときは大変な思いをしました。海外旅行はこの上もなく楽しい。でも、やはり日本がいい。安心だし。家にいる時が一番心が落ち着く…というのは、僕にとっては普遍の事実ですね。

ただ、短期間でしたが、ロサンゼルスの魅力の片鱗にも触れた感じがします。とても開放的でエキサイティングで、話が矛盾するようですが、できればしばらくこういうところに住んでみたい、とも思う街でもありましたね~🎵

知人の方のお姉さまが、かつて、ロサンゼルスへ1年の予定で留学されたところ、あまりの居心地のよさに、10年間帰って来られなかった、というお話も最近伺ったところです。

すごっ! 

 

 

 

 

 

 

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“本場“ のディズニーランドは

2017年01月17日 | 旅行

翌日はディズニーランドへ行った。1955年にオープンしたいわゆる「元祖」ディズニーランドである。場所はロサンゼルスの中心地から約50キロで、フリーウェイを走ると、渋滞がなければ30分で着く。しかし、僕たちのホテルはロスの西にあるビバリーヒルズなので、中心地のダウンタウンまで行くのに30分近くかかる。しかも、この日、このツアーに申し込んでいた人が僕たちのほかに3組おられたので、最初に迎えの車に乗り込んでから、ダウンタウンのウェスティン、シェラトン、そしてミヤコホテルへと寄って、少し待ったりしたので、結局は僕たちのホテルからディズニーランドまで、1時間半ほどかかった。

最初は車に僕たち3人だけだったので、運転手さんがまたいろんな説明をしてくれた。ダウンタウンが近づくと、コリアタウンがあった。リトル東京というのもあるのだが、そちらは衰退気味で、今はコリアタウンがどんどん勢力を広げているという。言われてみるとそのとおりで、ある地域では延々と並ぶ看板が全部ハングルで、それがかなり広域にわたっていた。車から景色を見ていると、何だか韓国の街を走っているようだった。

 


 
こんなハングルの看板の風景が、かなり続いていた。

 

ダウンタウンには高いビルがそびえ立つが、前方にもひとつ高層ビルが見えた。運転手さんが「あれがリッツカールトンで、真ん中から上はマンションになっていて、イチロー選手の部屋が最上階から2番目にあります。今でもロスへ来た時はここへ入っています。5億円だったそうです」と教えてくれた。

この日、オプショナルツアーを申し込んでいた人が、僕たちの他にも3組おられたので、車がダウンタウンに入ると、まずシェラトンで女性の2人連れ、ウェスティンで男女の2人連れ、ミヤコホテルで男性1人が、車に乗ってきた。

ミヤコホテルから乗ってきた若い男性は、帽子から服から、あらゆるところに、ミッキーのバッジのようなものを100個ぐらい身に着けていた。よほどミッキーのファンなのだろう。

ディズニーランド・リゾートは、ディズニーランド・パークと、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークの2つが、向かい合わせにある。僕たちはディズニーランド・パークのみだったが、他の3組の人たちは両方とも行くようで、帰りの迎えの時間も、僕たちは5時だったが、他の人たちは10時という遅い時間だった。
「では、楽しんできてください」と見送られて、車から離れた。 

 

   
この日は12月29日だったが、まだまだクリスマスは続いていた。
クリスマスツリーの飾りつけは何週間もそのままだという。
で、クリスマスが派手な代わりに、お正月はない、という。
今年は元日が日曜日なので2日も振替休日だが、
普通は2日から仕事が始まるという。
「盛り上がるのは大晦日のカウンドダウンだけです」
と、ガイドの男性が言っていた。


さて、この「元祖」ディズニーランドだけれど…

これが正面から入ったメインストリートで、
写真でもおわかりかと思うけれど、とても狭い。 

    
  

 
正面に見えるのは、ランドマークである眠れる森の美女の城。
世界で最初に造られた城だそうである。
ディズニーパークにある城の中で最も古くて小さい城とのことで、
東京ディズニーランドのシンデレラ城と比べても、とても小さい。

 

 

東京ディズニーランドにはないアトラクション
「ファインティング・ニモ・サブマリン・ヴォヤッジ」という、
潜水艦のようなものに乗ろうと並んでみたが… 

 
最後尾から並んで、さほど人の数は並んでいないと思っていたが、
これが大間違いで、5重にも6重にも並んでいて、いったいいつ着くのやら…

 

 
これがモミィお目当ての乗り物。お客さんは水面下で窓を覗くという仕組み。
それにしても、これに1時間半以上並んでいた。
 

 
やっと順番が来た。並んでいるだけで疲れますわ。

 

 
船の下に入ると、窓があって水中が眺められる。

 

 
出発~。船が動き出す。窓からいろんなものが見える。
ここへ突如、ニモやおしゃべりする魚などが現れたり。
なかなか、楽しかったですね~

 

 
ニモが終わったら早くもお昼が過ぎていた。どこもすごい行列で、
僕は行列が嫌いですが、そんなこと、言ってられないですよね。
この店でさんざん並んで、バーガーを注文しました。
モミィがカタコト英語で注文したり、お金を払ったり…。
なかなか、頼りになります(笑)

 

 
東京ディズニーランドへ行けば、必ずイッツ・ア・スモールワールドに入る。
ここでもモミィが入りたいというので、大混雑の列の最後尾を探した。しかし…
探しても探しても、最後尾がわからない。メチャメチャ並んでいるのである。
おまけに、日本なら「最後尾」の看板を持った係員が立っているが、
このときは、どこを探してもそういう人は見当たらない。
で、あきらめざるを得ませんでした。

いや、まぁ、敷地全体が狭いので、余計に混雑が目立ちます。
いろんな国の人たちがいるので、ピープルウオッチングは楽しめましたが。
 

 
パレードが始まりました。
最前列にいた女性が、後ろのモミィを見て、
「こっちへおいで」…と、前に入れてくれました。
他でもそういうことが度々ありました。
みなさん親切な方ばかりで。

 

 
モミィはとにかくショッピングが好きで、お店があると入りたがります。
やはり女の子ですね。ランドの中をあちらこちらと歩いているうちに、
あっという間に時間が経ちました。
 

それにしても、思ったより狭かったのが意外でした。
年末の時期でもあって、余計にお客さんが多かったし。
東京ディズニーランドのほうが、はるかに広々としています。
もっとも、1955年オープンの「しにせ」ですからね。
これはこれで、味わいがあるのかも知れませんけど。

 
お店に入ると、モミィの目の色が変わる。
あちらこちらを歩くので、見失わないようにつきまといます。
こんなところで迷子になったら、大変ですものね。


この日は12月末だというのに、25~26度あったようで、
日中はとても暑かったです。夕方になり、またモミィが、
向こうの方の売店に行きたいというので、妻と2人で行き、
僕は入口近くのベンチに1時間ほど座って待っていました。
目の前を歩くいろんな人たちを眺めるのは楽しかったですけど。

すると日が陰ってきて、急にひんやりしてきたのです。
それでもダラ~っと座り続けていたのが悪かったのか、
どうやらここで体調を崩したようでした。

午後5時に迎えの車が来て、ホテルまで戻りましたが、
何となく顔が火照っていたので体温を測ってみると、
38度を超えていました。

熱など、この何年間も出たことがないのに、
こんなときにね~ まったくぅ…。

  

 

 

 

 

 

 

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2階建てバスやレストランや…

2017年01月15日 | 旅行

ロサンゼルスの2日目。終日自由行動の日だ。
僕たちはホテルを出て、ぶらぶらと歩いて、
ホップオン・ホップオフという観光バスの乗り場をめざした。

この2階建てバスに乗って、ロスの街並みを楽しもうというわけ。
乗車チケットは、あらかじめ旅行社の人からいただいていた。

バスのルート地図によると、ホテルから1番近い停留所が、
ビバリーヒルズの市庁舎の裏側にあったので、
そこをめざした歩いて行った。

右のほうに立つ立派な建物がビバリーヒルズの市庁舎です
 


しかし、市庁舎の裏側に行っても、停留所の場所がわからない。
近くを歩いていた子供連れのご夫婦に、カタコト英語で、
停留所はどこですか? 
と聞いたら、その人たちは日本人だった(笑)。
 

 

 
これがホップオン・ホップオフバスです。

 

 
バスは満員だったけれど、幸運なことに、
2階の席が3席だけ空いていた。

 

 
座席の横にイヤホンがあり、日本語にセットして、
説明が聞けるので便利だ(これはネット写真です)。

 

 
今日もいいお天気。聞けばロサンゼルスは、冬場を除き、
ほとんど雨が降らないとか。でも今は冬場ですけど…。
 

 
ロスで最も大きいデパートのひとつ、ビバリーセンターが見えた。

 

 
バスに揺られてやってきたのは、ファーマーズ・マーケット。
昨日、ガイドさんに連れてきてもらい、ここでお昼を食べた。
その時は時間が限られていたので、今日はここでゆっくりし、
昼食も食べながら、お店めぐりやおみやげ
物を探したりした。

 

 
ここはビバリーヒルズと違い、僕らのような庶民向きのエリアだ。
生鮮食料品店、ハンバーガーからメキシコ料理、八百屋、果物屋、
みやげ物屋などが軒を並べ、全部で100店近くあるそうだ。
同じ敷地内に「グローブ」というショッピングモールもある。

 

 
まさに活気に満ちたファーマーズ・マーケット。

 

 
いろんな食べ物があるので迷うけれど、僕らはこの店で、
ビーフやポークをはさんだサンドイッチを買って食べた。
しかしあまりのボリュームに、お腹が破裂しそうだった。

 

 
満腹になったところで、ショッピングモールの「グローブ」を歩く。
たまたま本屋さんがあったので、本好きのモミィは大喜び。
子供の本コーナーを探して、そこでモミィは、
自分の本やECCの友達にお土産として買う本、
などを、一生懸命探していた。
ここで5、6冊の本を買った。
 

 


ところでこの日は、夜にレストランを予約していた。
ま、僕が予約したのではなく、JTBに申し込んでいたものだ。
レストランはダウンタウンにあり、僕たちのホテルからは遠い。
そこで、日本人用のタクシーも旅行社が予約してくれ、
午後5時半にホテルに迎えに来てくれることになっていた。

ところが…
このファーマーズ・マーケット&グローブをうろうろしていると、
時間の経つのも忘れてしまっていたようだ。適当に切り上げ、
またホップオン・ホップオフバスに乗って、ハリウッド経由で
ホテルに近いビバリーヒルズ市庁舎前まで戻ろうとした。

しかしバスはハリウッドで止まると、そこから動かない。
お客さんたちもみんな降りてゆく。
イヤホンで日本語の説明を聞くと、ここが終点で、
次に出発するまでしばらく時間がかかる、とのこと。
この調子では約束の5時半にホテルに着くのは無理である。

「わっ、大変。どうしよう」とあわてた。
仕方なく、バスを降りて、周囲を見渡すと、
ハリウッドの雑踏の中、道路の向こう側に、
ルーズベルトホテルというのが目についた。
そのホテルに入ってフロント前のソファに座り、
バッグからタクシー会社の電話番号が書いてある紙を出し、
携帯電話でそこへ電話した。日本人女性が電話に出たので、
約束の5時半にホテルに着けそうにもないこと、
今はハリウッドのルーズベルトホテルにいること、
などを伝え、ここへ迎えに来てほしい、と頼んだ。
「では、そのホテルのチャイニーズシアター側に出て待ってください」
と電話の
女性が言ったので、やれやれとホッと一息ついた。

ハリウッド大通りの賑わいを眺めながら、タクシーを待っていたら、
1台の車が寄ってきて「〇〇さんですね」と僕たちの名前を言った。

そこからダウンタウンまで走ってもらい、
予約のレストラン「CHAYA」の前で降ろしてもらった。
「2時間後ぐらいにまたここへ来ますから」と運転手さんが言った。

 

 
レストランの前庭で。

さて「CHAYA」に入ると、僕は黙っていたのに、
店の人が僕らの名前を言って確認し、席に案内された。
ここは
カリフォルニア・フュージョン料理の店だという。
カリフォルニア・フュージョン?
フュージョン(FUSION)というのは、辞書で調べてみると、
融合とか混合という意味で、つまりフュージョン料理は混合料理なわけ。
ヒスパニック系(メキシコ・中南米)やアジアのエスニック系、
それにイタリアン、フレンチなどが混ざった創作料理…
…という意味だそうである。

日本語のメニューが来た。いくつか選択肢があったけれど、
ちなみに僕は、

サラダ
・前菜→
スペイン産タコのグリルフェンネルのピュレと柚子のマーマレード
・メ
インコース→アンガスプライムステーキガーリック、ベイビーポテト、
 パラぺーニョ醤油ステーキソース

・デザート→フラワーレスチョコレートケーキ 塩キャラメルアイス添え

というコースを選んだ。なんだか、わけわかりませんけど…。

しかし、これまた ボリューム満点で、昼にもお腹が破裂しそうになったのに、
夜もまたこの量である。食べている途中ですぐに満腹になった(やれやれ…)。

 
モミィも大人と同じ量なので、ステーキも3分の1を残した。


 
しかし、このデザートが出ると、モミィは張り切って全部食べた。
お菓子は「別腹」なんでしょうね~


というわけで、また同じタクシーでホテルに戻りました。

 

ネットで「ホップオン・ホップオフバス」の動画がありましたので、
よろしければご覧ください。
この動画では、バスはガラ空きですが、
僕たちが乗った時は、超満員でした。  

 

 

 

 

 

 

 

 

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ハリウッドの風景

2017年01月14日 | 旅行

ロサンゼルスの大雑把なマップです 

   

一見、コンパクトな街のようですが、
これがまたメチャメチャ広いのです。

僕たちは旅の初日、ロサンゼルス国際空港に着いた後、
JTBの現地ガイドの石島さんという男性に、
車でロスの観光スポットを案内してもらいました。

空港からマリナ・デル・レイ~ベニス~サンタモニカと、
美しい海岸沿いの道路を走りました。窓からヤシの木の
風景を見ていると、まるでハワイにいるみたいでしたね。


周辺には広々とした住宅や高層マンションが並びます。
「あそこが元ドジャーズの石井投手が住んでいたマンションです」
などと、石島さんがいろいろと説明してくれる。

そこから内陸へ入り、ビバリーヒルズを東へ行き、
ロデオドライブなどを通って、ファーマーズマーケットという
賑やかなところで昼食を摂ってから、
メルローズ通りを抜け、
ハリウッドへ行きました。

何といってもロサンゼルスで最も有名なスポットなので、
ここはもう、観光客で大混雑していました。


 
ハリウッドの中心にあるハリウッド&ハイランドと呼ばれるスポット。
劇場、映画館、ショップ、レストランなどがひしめいているところです。

 

 
中でも有名なのが、アカデミー賞授賞式の会場である
ドルビー・シアター。さっそく中へ入ってみました。


 
アカデミー賞授賞式当日は、この階段にレッドカーペットが敷かれる。
1段1段の幅が広く、段差が低いのは、女優が長いドレスで歩いても、
裾がもつれたりしないように配慮されている…とのことでした。
来月のアカデミー賞授賞式のテレビ中継が楽しみです。


 
 ハリウッド&ハイランドの中庭。


 
これはネットから拝借した中庭からの写真ですが、
正面に渡り廊下が見えますね。

そこから、あの有名なハリウッドサインが見えるのです。

僕たちもここを歩いたのですが、
人混みをかき分け、この渡り廊下から写真を撮りました。

 
遠くに「HOLLYWOOD」の看板が見えています。
ロサンゼルスのシンボルとも言うべきハリウッドサインです。

アップで撮ってみますと…

 
…という感じです。

この山にはハイキングで看板の場所まで行けるそうです。
僕たちはそんな時間がないので、出来なかったのですが、
完全フリーの旅だったら、たぶん行っていたでしょうね。


さて、そのドルビーシアターを出て、
ハリウッド大通りに面する賑やかな歩道を歩きました。

 
エンターテインメント界で活躍した人物の名前が彫られた
星のプレートが埋め込んである歩道。
ここをウォーク・オブ・フェイムというそうです。


僕の好きなジョディ・フォスターがあったので、パチリ。

去年の11月、三船敏郎さんの星型が埋められたそうですが、
なんで今頃…? 遅すぎるのでは… の感が強いですね。
この日は三船さんの星型は見つけられませんでしたが。

ところで…
僕はガイドの石島さんと歩いていたのですが、ふと振り向くと、
妻とモミィが、スパイダーマンに扮装した男に声をかけられ、
「写真を撮りましょう」というようなことを言われていた。
妻が、持っていたカメラでモミィとスパイダーマンを撮影。
するとスパイダーマンは「チップをくれ」と手を出した。
横から石島さんが「1ドルでいいですよ」と言ったので、
僕が1ドル札1枚を渡すと、スパイダーマンは、
「5ドルだ」と言ってその札を突き返してきた。
僕が「じゃ、返してもらうわ」とその1ドル札をつかみ、
歩き始めると「待て~」とスパイダーマンが追ってきて、
1ドル札を再び僕の手からもぎ取り、戻って行った。
「ああいうモグリが出てきて、少し問題になっています」
と石島さんが苦笑いしていました。

 

強引に写真撮影をさせて、
5ドルを要求するスパイダーマン。


次はチャイニーズシアターという中国風の映画館の前庭へ。

ここには、さらに大勢の人々が集まっていました。


 
前庭にはスターの手型と足型とサインが地面のあちこちに。


 
アーノルド・シュワルツェネッガーです。



 
観光客がお気に入りのスターのところで記念撮影しています。



 
モミィが手型を合わせているのは、マリリンモンロー。
ちょっと時代が離れすぎていますけどね~


 
これはジョニー・デップ。
モミィは「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの
大ファンなので、ジョニー・デップには喜んで、
ここでもお決まりのポーズ!

 

 

 
ハリウッド大通りをはさんで、このあたりは、
大勢の観光客ですご~く混雑していましたね。

さすが、ロサンゼルス随一の観光地でした。

 

 
これはネットから拝借した写真です。
チャイニーズ・シアターの全体図が撮れなかったので、
参考までに載せました。左側が手型や足型のある前庭です。
赤い2階建てバスは、「ホップオン・ホップオフ」という、
ロサンゼルスを巡る観光バスです。

次回はこのバスに乗ってのロス巡りをお届けします。


 



 

 

 

 

 

 

 

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ロサンゼルスの旅  ビバリーヒルズ

2017年01月11日 | 旅行

    ~ ビバリーヒルトン・ホテル ~


昨日そして今日と、アカデミー賞の前哨戦としての注目度も高い
ゴールデングローブ賞の授賞式のニュースがテレビで流れていた。

この授賞式が行われた場所が、ロサンゼルスのビバリーヒルズにある
ビバリーヒルトン・ホテルで、僕たちが泊まったホテルだった。

ロサンゼルス旅行をJTBに申し込んだ際、まずホテルをどこに決めるか、
というのが最初の課題だったが、ダウンタウンのリトル東京の中にある
ミヤコホテルは日本語のスタッフがいて、言葉に困らないということだった。
しかし、僕らが申し込んだ時、すでにここは満室で、
他のホテルを当たってもらった結果、JTBのお勧めで
ビバリーヒルトンホテルに決めたのだった。

旅行中にダウンタウンへ行き、ミヤコホテルを覗いてみたが、
ホテルの前に日本語の看板を上げた寿司屋などがあり、
確かにここなら便利だったろうな、と思ったけれど、
まあ、ビバリーヒルズの方が外国らしくていいだろ、
…ということで、ここに決めたことに悔いはなかった。

ご承知の方も多いと思うが、ビバリーヒルズといえば、
世界でも指折りの高級住宅街で、映画「プリティウーマン」で、
ジュリア・ロバーツが目を丸くした高級店などがある。
「ビバリーヒルズ・コップ」という映画もあったっけ。
そこでも、有名な映画俳優の豪邸が映っていたなぁ。

さて、そのビバリーヒルトン・ホテルは、
あとわずかで任期満了となるオバマ大統領が、
8年間、ロスに来たときは必ずこのホテルに泊まったという。
また、イスラエルの首相も、来米した時はここに泊まるそうで、
「そんな時は警戒が厳重で、車はホテルに近寄れません」
と、ガイドの男性が、僕たちにボヤいておられた。
で、お客さんをホテル玄関まで送る…のではなく、
かなり離れた所へ降ろすのだ、と言っていた。

それと、このホテルにまつわる話として興味深く聞いたのは
ホイットニー・ヒューストンが亡くなったのがこのホテルだとのこと。

2012年2月11日、グラミー賞の前夜祭出席のため滞在していた
ビバリーヒルトン・ホテルの浴槽内で倒れているところを発見さ れ、
搬送先にて死亡が確認された、という出来事だった。享年48歳。
コカインやマリファナが体内から検出されたそうである。
ケビン・コスナーと共演した映画「ボディガード」は有名だ。

「あの時のことを、今もはっきり覚えていますよ」
と、ガイドの男性が話してくれたのは…
当日、日本からの9名の女性グループをハリウッドに案内した後、
その人たちの泊まっているビバリーヒルトンへ戻ってきたら、
周辺が警察などで、ものものしい雰囲気になっている。
そして、途中で「これから先は車はダメだ」と言われ、
仕方なく9人の人たちに説明をし、降りてもらったという。

…とまぁ、ホテルに関するいろんな話を聞かせてもらったが、
やはり、何といってもゴールデングローブ賞の授賞式場というのが、
このホテルを有名にしているわけで、今回、テレビニュースで、
つい先日、自分たちが泊まったこのホテルが映し出されたのは、
見ていて楽しいものだった。

 

 
 ホテルのロビーで


 
 客室の廊下には往年のスターの写真が随所に掲げられている。


 
 ロビーにはゴールデングローブ賞を受賞したスターらの写真が。
 右端はアンジェリーナ・ジョリーが受賞した時の写真。

 

 
 ホテルから出てすぐの場所。右斜めの通りはウィルシャー通りで、
 「プリティ・ウーマン」のホテルやロデオドライブが近くにある。
 そして左斜めに延びる広い通りをまっすぐに歩いて行くと…

 

 
 車道と歩道との間に、芝生が広がる。
 実に広々としている。
 ロスはどこもそうだが、車ばかりで、
 歩いている人の姿はほとんど見かけない。

 


  
 大通りから左へ入ると、パームツリー(ヤシの木)の 
 街路樹が並ぶ。この奥にはスターの豪邸などがあるそうだ。

 

 
 大通りに面して、ビバリー・ガーデンズ・パークがあった。
 さすがにここは、観光客も多い。

 

 
 ロサンゼルスの日差しは、冬とは思えない強さだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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トホホなお正月

2017年01月07日 | 旅行

皆さん、新年おめでとうございます。
今年も、もう1週間が経過しようとしています。
遅まきながら、改めて今年もよろしくお願いいたします。

さて…

12月26日から31日まで、ロサンゼルスへ旅行してきました。

モミィも去年の春に5年生になり、外国というものを体験させるのにちょうどいい時期かな…と思っていましたが、僕たちも元気で行けるうちに行っておこうということで、夏の終わり頃から計画していました。行く先はアメリカ西海岸あたりがいいだろうということで、行きやすく、ディズニーランドもあってモミィが喜びそうなロサンゼルスに決めたのでした。

旅の詳細は次回以降にお伝えしますが、この旅行で、僕自身、思わぬアクシデントに見舞われました。今日はまず、そのことを記したいと思います。

関西国際空港~ロスの飛行機での所要時間は、往路は約10時間、復路は約12時間です。

「えぇっ、そんなに長いこと飛行機に乗るのん?」と最初、モミィは驚いていました。外国は遠い…とは、わかっていながらも、10時間以上も飛行機に乗るというのが実際にはピンと来なかったのでしょう。

そして12月26日の夕刻、出発しました。

飛行機の中では、モミィはゲームをしたりグーグー寝たりしながらも、時間を持て余している様子。まあ、仕方ないですね、これだけは。

日本とロスとの時差は17時間。僕たちが出発したのは26日の午後5時半で、そのとき、ロスの時間はまだ26日に日付が変わったばかりの午前零時半だった…ということになります。そして飛行機に揺られること10時間、ロスに到着したのが、現地時間で26日の午前10時半でした。日本ではそのとき、すでに27日に日付が変わり、午前3時半になっていたわけですが…。

空港へ迎えに来てくれていたJTBの車に乗り、その日は夕方まで、サンタモニカやハリウッド、ロデオドライブなど、ロスの観光地巡りをしました。

到着してすぐの観光地巡りでしたが、時差ボケがあったので、妻とモミィは車の中にいるときはほとんど眠っていました。僕は、男性ガイドの話を聞いていたので、寝るわけにもいかず、ずっと眠いのをガマン、ガマン…でした。

計4泊したホテルはビバリーヒルズ・ヒルトンホテルで、ここはオバマ大統領がロスに来たときに常に泊まるホテル…とかいうことでした。

2日目は終日自由行動で、僕たちは、ビバリーヒルズをぶらぶら歩いたあと、2階建ての「ホップオン・ホップオフ」という観光バスに乗り、イヤホンで日本語の解説を聞きながらロス見物。途中でファーマーズマーケットという賑やかなショッピング街を歩いたり、ハンバーガーを食べたり、買い物をしたり…。モミィはいろんな店に入って喜んでいました。

3日目はアナハイムにあるディズニーランドへ…。オプショナルツアーに申し込んでいたので、車で送迎してもらいました。ホテルから約1時間のところにあるディズニーランドで1日を過ごしました。

と、そこまではよかったのですが…
ディズニーランドの帰りの車で、顔がホテるのを感じ、体も何となく熱っぽかったので、ホテルの部屋に入って体温計で熱を測ってみたら、なんと38度ありました。こんな熱が出ることなど、普段でもないことなのに。

この日は特に良い天気で、ロスはこの季節だというのに、日中は26度ほどあったようです。何しろ日差しが日本と違って強烈で、暑いほどでした。それが夕方になり日陰になると急に寒くなってきます。どうやらその極端な寒暖差で風邪を引いてしまった感じでした。妻とモミィは元気でしたが僕だけダウンとは…。なんでまたこんな時に。

翌日は自由行動で、サンタモニカへ行く予定でした。しかし、朝になっても8度台の熱は下がらず、残念ながら1日中ベッドで寝ていました。解熱剤を飲んでも熱は下がらず。妻とモミィは外に出てホテルの近くを歩いたり、スタバやサブウェイに入って僕にサンドイッチなどの食べ物を買ってきてくれたりしたので、大いに助かりましたけど。

そして次の日、日本へ帰る日でしたが熱は引かず、僕はしんどいのを我慢して出発支度をし、12時間の飛行機の旅を経て、どうにかこうにか関西国際空港に戻ることができて、ほっと一息ついた次第です。日付けは31日の午後6時過ぎでした。家に着いたときは、テレビではもう紅白歌合戦が始まっていました。

翌朝、つまり元旦…。熱はまだ8度5分ほどあり、近くにある休日急病診療所へ行って診てもらいました。元旦からお医者さんに行くのは生まれて初めてのことです。

「喉が真っ赤ですね。いちおうインフルエンザの検査をしますね」と医師は言い、鼻の穴に綿棒のようなものをグリグリと突っ込んで、「では15分ぐらい待っていてください」ということで、再び呼ばれて診察室に入ると、「A型のインフルエンザですね」という検査結果を告げられたのでした。げぇ。まさかのインフルエンザ!

予防接種もしていたのにね~。ぐすん。

…それからあっという間に日が経ち、今日で7日目を迎えました。

まだ微熱があり、完全には治りきっていないようですが、ロサンゼルスでインフルエンザに罹る…という思いもよらぬ事態に、自分でもびっくりしている次第です。旅行の早い段階でこんなことになっていたらもっと厄介だったろうなぁと思いますが、取りあえず無事に帰ってこられたのは、よかった~…と、今はその気持ちで一杯です。

ともあれ、こんなお正月を迎えたのは初めてでした。
初詣も行っていないし…。

皆さん、体調にはくれぐれもご注意くださいね。

 

 

 

 

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夏の思い出 ~南部(みなべ)~

2016年08月27日 | 旅行

今日は8月の27日。
40日以上あったモミィの夏休みも、今日を入れてあと5日。
学校が始まるまで、もう少しのがまんですかね~ (笑) 。

さて、夏休みにはモミィを2回旅行に連れて行く…
…というのがここ数年のわが家の慣例になっています。

でも去年はひどい目にあいました。

まず7月下旬に行くはずだった和歌山県・白浜への旅行は、
台風11号で、特急「くろしお」の線路上に土砂崩れがあり、
復旧工事のため1週間運休。結局キャンセルとなりました。

次に、8月下旬に計画していた沖縄県石垣島への旅行は、
台風15号の直撃で飛行機が飛ばず、これもキャンセル。

両方とも計画していた旅行が中止になるというチョー不運。
で、急きょ、近場の遊び場や海水浴に変更しました。

その点、今年は7月の鳥取旅行が素晴しいお天気だったし、
今回の和歌山県の南部(みなべ)も晴天で、よかったです。

今回はもう一人、次男の息子で小学校1年生のケイも一緒でした。
2人はとても仲が良く、モミィはしばしば次男宅に泊まりに行き、
先日は、ケイが、初めてひとりでわが家に泊まりました。


さて、21日。大阪の天王寺から特急「くろしお」に乗車。

南部(みなべ)というのは白浜の手前にあり、
大きな梅林で有名な景勝の地です。
(ホテルの売店にはズラリと梅干が並んでいました)

この日、僕たち4人は天王寺を午前9時50分に出発し、
約2時間列車に揺られ、南部に11時44分に到着しました。

これまでは3人の旅行なので、妻とモミィが一緒に席に座り、
僕は通路を隔てて1人で座る。隣に誰が来るかわからないし、
弁当を広げてビールを飲んでいても、何となく落ち着かない。
(新幹線なら3人並んで座れますけどね~)

…が、今回は4人なので、シートを回転させて、
みんなで向かい合わせに座ることができたので、
僕自身もリラックスできました。

車内で、モミィとケイはずっとしゃべりっ放しで、
窓の外の景色には目もくれませんでした。 


 
さあ、出発。 天王寺で。ケイは大きなリュックを背負っています。 


   

南部駅には初めて降りたのですが、小さな駅でした。
駅には売店もなく、駅前も閑散としていました。

南部駅に、迎えのバスが来てくれていたので、
それに乗って、南部ロイヤルホテルへ向かいました。
 


 
ミニバスの助手席に座って運転手さんと話しながらホテルへ。
右のほうに、僕たちが泊まる南部ロイヤルホテルが見えてきました。

ホテルに到着したのがちょうど12時だったので、
フロント前にあったティーラウンジで、昼食をとりました。
ケイはホットケーキを、モミィはスパゲティを食べていました。
 


 
 ホテルの部屋から海が見える。
 手前の左側のほうにプールがあり、
 そこからこの海岸へ下りて行けます。
 


 
  チェックインをして、さっそくホテルのプールへ。
 ケイは背が届かないので、浮き輪があるとはいえ、
 目が離せません。モミィもケイにピッタリと。 


 
 そのあと、プールから階段を下りて、海岸へ来ました。
 ホテルへの送迎バスの運転手さんが、
 「今日は少し波が高いようです」
 と言ったとおりの波の状態でした。
 (上に見えているのがホテルです)



 
 強い波にザザーッと打ち上げられて喜ぶケイでした。 

 

  
  プールと海を楽しんだ後、部屋に戻り、お風呂に入り、
 バイキングの夕食のあとは、ゲームを楽しみました。
 

翌日もプールへ行き、そのあと海へ行って遊んだ後、
午後1時過ぎにチェックアウトして、送迎バスで駅へ。

 

 
小さな駅で特急「くろしお」が来るのを待つ2人でした。

 
またひとつ、夏休みのいい思い出ができましたね~

まあ、僕たち大人2人は、少々疲れましたけど…



*追伸

実は5年前、ケイが2歳になったばかりの頃、
今回と同じ4人で1泊旅行をしたことがありました。

その時のブログ(20011年11月22日)をご紹介します。 

              

http://blog.goo.ne.jp/non-ap/e/029e84b952822fff25f25b202b03df8f


この当時、モミィは6歳でした。

 

 



 

  

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鳥取砂丘へ

2016年08月05日 | 旅行

「はわい温泉」のホテル「千年亭」で2泊して、旅行も3日目。
比較的のんびりした旅だったけれど、やはりそれなりに疲れる。
今日が最終日で、夜には帰宅できると思うと、少しホッとする。

ホテルから送迎バスで倉吉駅まで送ってもらったが、
マイクロバスに乗ったのは、僕たち3人だけだった。

そして倉吉発の「特急スーパーはくと」に乗って、
30分ほどで鳥取駅に着いた。列車はガラ空きだった。

で、本日のハイライトは鳥取砂丘である。

いつだったか、長男がまだ独身だった頃、
長男の車で、妻と3人で鳥取砂丘へ来たことがある。
しかしJRで来るのは初めてなので、位置関係がわからない。

鳥取駅の改札を出ると「観光案内所」があったので、
そこで砂丘への行き方を聞き、ついでにリフト乗り場も聞いた。

教えてもらった0番線のバス停へ行き、
鳥取砂丘行きのバスが来たので、それに乗り込んだ。
バスは約1時間に1本しかないので、かなり混んでいた。

バスの終点は砂丘のすぐ入り口だったけれど、
僕らはリフトに乗りたかったので、手前のバス停で降りた。
観光案内所で教えてもらった「砂丘センター」というバス停だ。

http://www.sakyu-daisen.jp/sakyu/lift/index.html


鳥取駅からここまで、約20分程度である。

ここに砂丘へのリフトの乗り場がある。

砂丘センターには大きなお土産屋さんがあり、
その奥に食堂があったので、そこでお昼ご飯を食べた。

窓際のテーブルで、ガラス越しに砂丘を展望しながらの昼食だ。

 
  砂丘センターからリフト乗り場が見える。

そして、リフトに乗った。
「3人一緒に乗れますか?」と係員に尋ねると、
「1台お2人までです」との返事。 ついでに、
「リュックは外して横に置いてください」と言われた。

僕が先に1人で乗り、妻とモミィが次のリフトに乗った。

リフトに乗りながら、後ろを向いて2人の写真を撮る。
「危ないこと、やめてよ」と妻が不安げに声を上げる。 


 
  リフトが砂丘に向かって下りて行く。 

リフトの途中で、砂丘前のターミナルが見えた。
あのままバスに乗っていれば、ここへ着くのだろう。


 



リフトから、砂丘に降りた。

 

観光客の数は思ったほどでもない。
「ポケモンGO」の「解放区」として、
鳥取県知事が宣伝しているのがテレビで写っていたが、
見渡したところ、スマホを見ながら歩いている姿もない。

まあ、わざわざ遠方からそのために砂丘に来る人って、
そう多くはいないだろうし、下は柔らかい砂地である。
よそ見して歩いていると、砂にめり込んでひっくり返るかも知れないし。


  


しかし、砂漠を知らない僕らなどにとっては、
鳥取砂丘の広大な風景は、やはり素晴しい。
モミィも、始めてみる光景に目を細めていた。

そのモミィは、ラクダの姿が目に止まると、
「あ、ラクダや。あれに乗りた~い」と叫ぶ。

そこで「遊覧ラクダ乗り場」へ行き、
モミィは、生まれて初めてラクダに乗ることになった。


僕は昔、息子たちがまだ小学生だった頃、
宮崎県の「子供の国」で、一度だけラクダに乗ったことがある。

乗り心地がどんなだったかは、もう忘れてしまったが、
モミィはうれしそうに、ラクダに、またがった。

そこへ、ス~ッと写真屋が来て、
「ご家族で記念撮影しま~す」
と手にしていたカメラを構えた。

撮影が終わり、モミィはラクダに乗って、
その辺をぐるっと回ってもらっていた。


 


そのあと、しばらく砂丘を散策して、
バスターミナルの方へ降りて行った。

暑いので、エアコンの効いた土産物店に入った。

そこに、先ほどの記念写真の受け取り場所があったので、
引換券を見せて、僕たち3人が写っている写真を購入した。

「必ずしもご購入されなくても結構ですよ」
と、店の人は言ったが、もう出来てしまっている写真を
「いりません」と断ったら、その写真はどう処分されるのか?

そう思ったら、1,100円だったけれど、
買わないわけにはいきませんよね~


 
  これがその写真です。


砂丘からまたバスに揺られて鳥取駅に戻り、
駅前にある大丸百貨店の地下でそれぞれお弁当を買った。

午後4時54分発「スーパーはくと」に乗り、
車内でお弁当をつまみながら缶チューハイを飲み、
「やれやれ。無事に終ったぞ~」と安堵のため息…。

大阪駅に午後7時31分に到着し、
そこから環状線天王寺経由で近鉄電車に乗り、
藤井寺駅に到着。わが家にたどり着いたのは9時前だった。

お風呂の前に体重計に乗ったら、
あぁ、2キロも体重が増えていた!
明らかに、食べ過ぎ、飲み過ぎでしたね~


旅行から帰って今日で6日目ですが、
ジムで水泳やトレーニング量を増やし、
その一方で、飲食の量を抑えたところ、
今朝の時点で、2キロ減っていました。

旅行も無事に終わり、
体重も無事に元に戻り、
まずは、めでたいことでした(笑)。

 

 

 


 

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のんびりと海水浴

2016年08月03日 | 旅行

旅の2日目は「ハワイ海水浴場」へ行きました。
モミィが最も楽しみにしていた海水浴です。


ホテルへ迎えにきてくれたタクシーに乗り込むと、
「どこの海水浴場に行かれますか?」
と、運転手さんから尋ねられた。
「えっ? どこのって?」と僕。
「いくつかありますのでね~」と運転手さん。
「あ、そうなの。ハワイです、ハワイ海水浴場」
「はい。わかりました~」

そんな具合だった。

このあたりは、良質な砂浜が多いのだろう。
聞けば、近くにはいくつもの海水浴場があるという。

「いちばん賑やかなのはどこですか?」
と、念のために聞いてみた。
「やはり、ハワイ海水浴場ですかねぇ」
あぁ、よかった。

休憩所や食堂などがあることが、必要である。
何もない、ただの浜辺と海では、昼食もとれないもんね。


そして、その「いちばん賑やかな」海水浴場に着いた。
「お帰りの際は、ここへ電話をしてください」
と、タクシー会社の電話番号のメモをもらった。
そこには「日の丸タクシー」と書かれていた。


さて、いちばん賑やかな海水浴場ということだったが…


 

何枚か写真を撮ったけれど、
これが、いちばん多く、人が写っている写真である。

つまり、パラパラとしか、人がいない。

神戸の須磨や和歌山の白浜などの海水浴場に慣れているので、
これほど人が少ないと、何となく拍子抜けしてしまう。
でも、海水はとてもきれいに透き通っていて、
須磨や白浜の海水とは比べ物にならない。
さすが~、日本海である。

この日は快晴で、風もなく波もほとんどない。
だから浜に波が押し寄せるということもない。
こういうのも、僕などはとても魅力に感じた。

モミィは大喜びで、浮き輪に乗ったり、
バチャバチャと、スイミングで習っている泳ぎをしたり…。

僕も入ってみたけれど、胸の辺りまで浸かると、
「ぎゃっ」と思わず叫んだほど、水が冷たかった。

で、モミィが持っていた浮き輪を拝借し、
そこへ乗ってぷ~かぷ~か、静かな波に揺られていた。


 

 


まぁ、日常のいろんなことも忘れて、
の~んびりと、1日を過ごしました。

 

 

 

 

 

 

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倉吉から「はわい温泉」へ

2016年08月01日 | 旅行

昨日、東京都知事選で、小池百合子さんが当選しましたね。
東京都では初の女性知事ということで意義深い結果でした。
世界に誇れる日本の首都の知事として、活躍を期待します。

 ……………………………………………………… 

さて…
夏休みを利用し、2泊3日で鳥取県へ家族旅行に行った。

去年の夏休みは、計画していた2つの旅行が、
2つとも自然災害で中止になった苦い思い出がある。

ひとつは7月の和歌山県の白浜への旅行だったが、
列車の線路が、土砂崩れで運行不能になったので、
やむなく大阪市内で外国人だらけのホテルに泊まり、
プラネタリウムを見たり、大阪めぐりをしたりした。

そして翌8月の下旬、今度は石垣島へ行くはずだったが、
これがまた、大型台風の襲来で行けなくなってしまった。
代わりに海水浴場のある和歌山県の加太へ2泊で行った。


そんなことで、去年はとんだ災難であったが…
今年の夏休み前半の鳥取旅行は、天気に恵まれ、ホッとした。
(前日、お隣の島根県で起きた地震にはヒヤッとしたが…)

初日は、大阪駅から「特急スーパーはくと」に乗って、
鳥取経由で終点の倉吉駅まで3時間、列車に揺られた。


さて、予約したホテルは「はわい温泉」である。
つまり僕らは「ハワイ」に行って来たのです。へへっ。

旅行前に、モミィに、
「学校の友だちに『ハワイへ行くねん』と言ってやれば?」
と冗談交じりに言ったら、
「ほんまにハワイへ行くと思われたら、嘘つきになるやん」
と、きっぱりと拒否されてしまった(笑)。


はわい温泉は、昔は別の温泉名だったけれど、
羽合町という地名があったので、約40年前に
「ハワイ温泉」という名称に変更したという。
しかし「ハワイ」ではあまりにも紛らわしいということで、
約20年前に「はわい温泉」という、平仮名の名称に変わった。


さて、この「はわい温泉」は、倉吉駅が最寄の駅となる。
倉吉と言えば、岡山県の倉敷と間違えそうだけど、
白壁土蔵群などがあり、趣のある町のようである。

僕たちは、昼頃に倉吉駅に着き、昼食を摂って、少しだけ
そういう町歩きをしたかったけれど、とても暑かったのと、
元々乗り物にあまり強くないモミィが疲れ気味だったので、
エアコンの効いた倉吉駅のお土産物屋さんなどをうろつき、
その後、宿泊ホテルである「千年亭」の送迎バスに乗った。


この「千年亭」というホテルには、2泊した。
東郷湖畔に立つホテルは部屋からの眺望もよく、
ゆったりとした雰囲気が漂い、サービスも手厚くて、
食べ物も、カニやお造り、肉類など全てが美味しかった。

   ……………………………………………………… 

 

 

倉吉駅の北側には、「お倉」と「お吉」の銅像がありました。

真ん中の石版に「打吹童子の昔ばなし」というのが彫られています。
どういう話かと言うと…

 昔、ある狩人が水浴びをしている天女の羽衣を見つけ、
その美しい天女を妻にしようと羽衣を隠してしまった。
天女は泣く泣く狩人の妻となり、やがて2人の娘
『お倉とお吉』が生まれた。しかし…
天女はどうしても天の事が忘れられない。
とうとう娘たちから羽衣の隠し場所を聞き出し、
天女はひとりで、空高く天へと帰ってしまった。
残されたお倉とお吉は、母を呼び戻そうと近くの山へ登り
笛や太鼓を鳴らしたが、ついに呼び戻すことはできなかった…。 

これが、倉吉の地名の由縁なんだそうです。


倉吉駅の南側には、「因幡の白うさぎ」の像がありました。

 

 

ホテルの送迎バスの窓から撮りました。
ほとんど車も走っておらず、のどかな光景です。
電柱には「はわい温泉」の標識が出ていました。

  

 

ホテル「千年亭」の部屋。

 

 

その部屋の窓から見た東郷池の風景。
江戸時代の後期に、この池の底から、
湯が自然湧出しているのを、漁民が
見つけた…と伝えられています。
この向こう側に「はわい海水浴場」があります。

 

 

夕食は、なかなか豪勢でした。
モミィも大人と同じ料理でしたが、
ほとんど平らげていました。よく食べますわ(笑)

 

 

明日は「はわい海水浴場」へ行く予定である。
タクシーで15分ぐらいのところにあるそうだ。

モミィは大いに楽しみにしている。

しかし僕は「暑くてバテそうやなぁ」
と、大いに尻込みをしている。

 

 

 

 

 

コメント (2)
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