僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ロサンゼルスの旅  ビバリーヒルズ

2017年01月11日 | 旅行

    ~ ビバリーヒルトン・ホテル ~


昨日そして今日と、アカデミー賞の前哨戦としての注目度も高い
ゴールデングローブ賞の授賞式のニュースがテレビで流れていた。

この授賞式が行われた場所が、ロサンゼルスのビバリーヒルズにある
ビバリーヒルトン・ホテルで、僕たちが泊まったホテルだった。

ロサンゼルス旅行をJTBに申し込んだ際、まずホテルをどこに決めるか、
というのが最初の課題だったが、ダウンタウンのリトル東京の中にある
ミヤコホテルは日本語のスタッフがいて、言葉に困らないということだった。
しかし、僕らが申し込んだ時、すでにここは満室で、
他のホテルを当たってもらった結果、JTBのお勧めで
ビバリーヒルトンホテルに決めたのだった。

旅行中にダウンタウンへ行き、ミヤコホテルを覗いてみたが、
ホテルの前に日本語の看板を上げた寿司屋などがあり、
確かにここなら便利だったろうな、と思ったけれど、
まあ、ビバリーヒルズの方が外国らしくていいだろ、
…ということで、ここに決めたことに悔いはなかった。

ご承知の方も多いと思うが、ビバリーヒルズといえば、
世界でも指折りの高級住宅街で、映画「プリティウーマン」で、
ジュリア・ロバーツが目を丸くした高級店などがある。
「ビバリーヒルズ・コップ」という映画もあったっけ。
そこでも、有名な映画俳優の豪邸が映っていたなぁ。

さて、そのビバリーヒルトン・ホテルは、
あとわずかで任期満了となるオバマ大統領が、
8年間、ロスに来たときは必ずこのホテルに泊まったという。
また、イスラエルの首相も、来米した時はここに泊まるそうで、
「そんな時は警戒が厳重で、車はホテルに近寄れません」
と、ガイドの男性が、僕たちにボヤいておられた。
で、お客さんをホテル玄関まで送る…のではなく、
かなり離れた所へ降ろすのだ、と言っていた。

それと、このホテルにまつわる話として興味深く聞いたのは
ホイットニー・ヒューストンが亡くなったのがこのホテルだとのこと。

2012年2月11日、グラミー賞の前夜祭出席のため滞在していた
ビバリーヒルトン・ホテルの浴槽内で倒れているところを発見さ れ、
搬送先にて死亡が確認された、という出来事だった。享年48歳。
コカインやマリファナが体内から検出されたそうである。
ケビン・コスナーと共演した映画「ボディガード」は有名だ。

「あの時のことを、今もはっきり覚えていますよ」
と、ガイドの男性が話してくれたのは…
当日、日本からの9名の女性グループをハリウッドに案内した後、
その人たちの泊まっているビバリーヒルトンへ戻ってきたら、
周辺が警察などで、ものものしい雰囲気になっている。
そして、途中で「これから先は車はダメだ」と言われ、
仕方なく9人の人たちに説明をし、降りてもらったという。

…とまぁ、ホテルに関するいろんな話を聞かせてもらったが、
やはり、何といってもゴールデングローブ賞の授賞式場というのが、
このホテルを有名にしているわけで、今回、テレビニュースで、
つい先日、自分たちが泊まったこのホテルが映し出されたのは、
見ていて楽しいものだった。

 

 
 ホテルのロビーで


 
 客室の廊下には往年のスターの写真が随所に掲げられている。


 
 ロビーにはゴールデングローブ賞を受賞したスターらの写真が。
 右端はアンジェリーナ・ジョリーが受賞した時の写真。

 

 
 ホテルから出てすぐの場所。右斜めの通りはウィルシャー通りで、
 「プリティ・ウーマン」のホテルやロデオドライブが近くにある。
 そして左斜めに延びる広い通りをまっすぐに歩いて行くと…

 

 
 車道と歩道との間に、芝生が広がる。
 実に広々としている。
 ロスはどこもそうだが、車ばかりで、
 歩いている人の姿はほとんど見かけない。

 


  
 大通りから左へ入ると、パームツリー(ヤシの木)の 
 街路樹が並ぶ。この奥にはスターの豪邸などがあるそうだ。

 

 
 大通りに面して、ビバリー・ガーデンズ・パークがあった。
 さすがにここは、観光客も多い。

 

 
 ロサンゼルスの日差しは、冬とは思えない強さだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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