昨日は、お天気も良くて、暖かさにつられて海を眺めに行きました。
東京湾の海も良いのですが、やはり春を感じるには湘南がお薦めです。
毎年この時期になると、ぶらり小旅行と言った感じで、光眩しい海辺に
出かけたくなります。
日曜の朝、少し早めに目を覚ますと、山手線から直通で行ける電車に乗り
春を探しに一人旅です。
この時期、妻は決まって学生時代の友達と集まりが有り、私のぶらり旅が
恒例となっています。
JR線の大船駅からモノレールに乗りかえると、直ぐに多くの観光客で賑わう
江の島へと着きます。
この前来た時は、あまりの観光客の数でどこもゆっくりと見る事が出来ず、
足早に帰ったのですが、今回は朝早い事も有って、人通りは多いものの
誰もが暖かい潮風に吹かれながら、のんびりと歩いています。
今日のお目当ては、島の頂上の公園に咲くチューリップを見るためです。
直接行ってもいいのですが、一旦船で島の南側にある海岸に向かいます。
ここは岩礁地帯が続き、海と岩が美しい景勝地を造っていて、観光客のみならず
多くの釣り人に親しまれてます。
遠くに富士を眺め、春先の磯はキラキラと光り、もうそこまで春が来ている事を
感じさせます。
長い階段を登って頂上まで上がると、そこは、美しく整備された公園に
色とりどりのチューリップが咲き乱れ、いたるところで観光客の歓声と
カメラを向ける人々で大賑わいでした。
更に日が落ちると、灯台周辺は美しくイルミネーションで飾られ、
昼とはまた違った、光の美しさにため息が出てしまいます。
私が住む目黒川周辺も最近美しいイルミネーションで多くの観光客が訪れ
春のお花見の様な賑わいですが、様々な色を使った江の島の光の演出は
華やかであり暖かさが感じられました。
丸一日、江の島周辺で春を満喫し、夜遅く帰宅となりましたが、
前回が不本意な旅行であった事も有り、今回は春に向けて
私の心を前向きに暖かくしてくれました。