めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

早春の江の島

2015-01-19 17:52:18 | 早春

昨日は、お天気も良くて、暖かさにつられて海を眺めに行きました。
東京湾の海も良いのですが、やはり春を感じるには湘南がお薦めです。
毎年この時期になると、ぶらり小旅行と言った感じで、光眩しい海辺に
出かけたくなります。

日曜の朝、少し早めに目を覚ますと、山手線から直通で行ける電車に乗り

春を探しに一人旅です。
この時期、妻は決まって学生時代の友達と集まりが有り、私のぶらり旅が
恒例となっています。

JR線の大船駅からモノレールに乗りかえると、直ぐに多くの観光客で賑わう

江の島へと着きます。
この前来た時は、あまりの観光客の数でどこもゆっくりと見る事が出来ず、
足早に帰ったのですが、今回は朝早い事も有って、人通りは多いものの
誰もが暖かい潮風に吹かれながら、のんびりと歩いています。

今日のお目当ては、島の頂上の公園に咲くチューリップを見るためです。

直接行ってもいいのですが、一旦船で島の南側にある海岸に向かいます。
ここは岩礁地帯が続き、海と岩が美しい景勝地を造っていて、観光客のみならず
多くの釣り人に親しまれてます。
遠くに富士を眺め、春先の磯はキラキラと光り、もうそこまで春が来ている事を
感じさせます。

長い階段を登って頂上まで上がると、そこは、美しく整備された公園に

色とりどりのチューリップが咲き乱れ、いたるところで観光客の歓声と
カメラを向ける人々で大賑わいでした。

更に日が落ちると、灯台周辺は美しくイルミネーションで飾られ、

昼とはまた違った、光の美しさにため息が出てしまいます。
私が住む目黒川周辺も最近美しいイルミネーションで多くの観光客が訪れ
春のお花見の様な賑わいですが、様々な色を使った江の島の光の演出は
華やかであり暖かさが感じられました。
丸一日、江の島周辺で春を満喫し、夜遅く帰宅となりましたが、
前回が不本意な旅行であった事も有り、今回は春に向けて
私の心を前向きに暖かくしてくれました。



江の島から富士を望む



波しぶきも暖かい



光輝く海に釣る



頂上に広がるチューリップ畑



夜の灯台は神秘の世界