ウタホノタタリ その1
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ウタホノタタリでは非道い目にあった。
ゲーム自体はまずまず面白いのだが、セーブファイルをロードするとデータがないというエラーになり、完全にフリーズ。
それだけなら特に問題はないのだが、その後OSのデスクトップ画面が異常となり、クロームやエクセルも動作しなくなってしまった。
手直ししようにも、OSがまともに動作しないのではお手上げであり、結局Cドライブのリストアとなったが、普段使っているパラゴン17ではデータミスマッチでリストア不能。
どうもBCDとかファイルアロケーションも異常になってしまったらしい。
ゲームは、特にフリーゲームではフリーズなど頻繁にあるが、OSのファイルアロケーションまで異常になるというのは、始めてである。
Cドライブは、EASEUSのファイルバックアップデータでなんとか使えるようになったが、丸一日近くの時間を取られてしまった。
これはサブマシンでのことだが、このマシンではNSCRIPTER系のゲームでは、クロームが起動しなくなるというトラブルが時々起こる。
そのようなトラブルは、他に報告がないので、これはおま環なのだろう。
というわけで、ウタホノタタリは断念、ソラトビサカナさん作の「DARK LIGHT」に切り換えた。
このDARK LIGHTでは、ウィンドウモードのみで、フルスクリーンの切り換え機能がない。
使用ツールの吉里吉里2には、デフォルトでその機能があるから、単に手抜きなのだろう。
しかしこれはあまりにも画面が小さすぎて、目が疲れる。
早々にリタイアして「四ツ谷怪談」に切り換えた。
この「四ツ谷怪談」は、吉里吉里やNSCRIPTERではなく、MACROMEDIAのフラッシュプレイヤーで動作するという、珍しいゲームである。
四谷怪談というからには、江戸時代要素満載のレトロ風ゲームかと思ったら、現代の学園から始まる、「四ツ谷怪談」だった。
友人に教えられた、とあるサイトにアクセスすると、「とおるちゃんと遊びますか?」という問が表示され、ルールを教えられる。
「とおるちゃんは1日1回あなたにメールを出します。
読まないと殺されます。
そのメールで質問します。
答えないと殺されます。
答えると浮「話が表示されます。
読まないと殺されます」
その浮「話よりも、このルールの方がよっぽど浮「。
浮「話は、母親と子供の奇妙なつながりの話だったが、差し出し人のメールアドレスも、サイトのデータも、実在しないものだった。
ウイルスを恐れた主人公は、とおるちゃん関連の全てのデータを消去してしまった。
ところが・・・ 翌日又「とおるちゃん」からメールが届いた・・・
こうして第1話第2話と読み進んだが、これは拾いものかもと、思い始めた。
第1話第2話共にかなり面白く、引き込まれるのである。
主人公は自分のPCを使うのを諦め、実習室のPCを使うことにした。
実習室のPCは、完全なスタンドアロンで、インターネット接続さえされていないのだ。
これで又とおるちゃんからメールが来れば、これはもう完全に超常現象、呪いの世界である。
しかし、その超常現象、呪いの世界が現実化した。
またもとおるちゃんからのメールが届いたのである。
今度はどこかの会社のお話である。
ある社員は先輩社員の車で送って貰うことになったが、その社員は自分の意志でなく、女性として先輩社員に語りかけた。
その女性は先輩社員にひき逃げされたらしく、先輩社員は暴走して事故を起こして死ぬ。
そして第四夜は、とおるちゃんは「助けて!」と言う。
どこかの森で殺され、埋められているらしい。
とおるちゃんに導かれて、とある場所を掘り返すと子供の死体が見つかった。
ということで、グッドエンドらしいが、第四話はまるで面白くない。
一二話は中々面白かっただけに、落差が大きすぎるし、とおるちゃんがメールを読まないと殺すというのも、前後の話につながりがないので、不自然である。
ともあれ、これで手持ちのゲームは完全になくなってしまった。
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