S.T.A.L.K.E.R. COPのMOD We are not Alone その9
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洞窟の奥で「黒いモノリス」に遭遇した。 そこでタスク「We are not alone・我々は孤独ではない」は、完了した。 しかし、ゲームはまだ続いているという所からである。
■洞窟
それでは来た道を戻って、月面へのルートを探そう。
しかし、洞窟の中はマップはおろかコンパスさえなく、自分がどちらに向かっているのかさえ掴めない。
散々迷った挙げ句、ようやく来た時の石の橋らしき場所に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0e/4f26e06a9dcb0e3bae545e9c602e5d21.jpg)
橋のたもとには、先程のミュータントの死骸が積み重なっている。 ここで間違いないようだ。
橋をよじ登るとあの「スターゲート」がある。 しかし、たき火もなく、無論あの3人もいない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/bf/cbce632fd323b16ec3a2d8fa369a0fd8.jpg)
そしてこのスターゲートをくぐると・・・
■月面
こうして主人公は月面に戻った。 後は月面基地に戻るだけである。
基地に戻る途中、ふと空を見ると、地平線、いや月平線のかなたに、数機の円盤状の飛行体が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ed/224f5d8ef5e6ce9f0a9dfc5c3577a815.jpg)
やはり「我々は一人ではなかった」のだろうか。
月面を基地に向かっていると、地面いや月面に円盤状の大きな影がうつった。 あの円盤のものだろう。
■月面基地
基地の内部に入ると。ksfという特殊部隊員のような男がいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/b5/2dc6c37fbbd79126a4f0b7cf60744315.jpg)
この男は「キャンディ」に話せと言う。
そのキャンディは、ボーマンのいた部屋にいた。
彼と話すと「今は2140年で、近くの軍事基地からきた」というのだ。
「さらに月面には40以上のエイリアンの基地があり、その脅威から人類を守るために人類は結集した。
数年間で軍事基地や研究機関を設立しました。 火星の植民地を設立した、木星と土星の衛星は、 - 彼らは、不測の事態が発生した場合の人間性の保全に貢献するように設計されています」
そして先程見たエイリアンの円盤のことを話すと、「あれはエイリアンのものではなく、地球のものだ」という。
ゾーンのウクライナ軍の時代は、1998年頃、月面基地にワープした時は2070年あたりか、そして「今」は2140年である。
主人公は時間と空間を、2度も乗り越えて移動したのだ。
こうしてこのWe are not aloneはエンディングとなった。 特に派手なエンディングムービーはないが、月と地球が並んだ画像が印象的だった。
これにて「We are not alone」全巻の終わりである。
■総評
珍しいというより、S.T.A.L.K.E.R.の歴史始まって以来、最初の宇宙ものMODである。 それだけでも十分評価できるが、内容的にもまずまずの出来だった。
惜しむらくはあまりにも短いという点である。 プレイ時間はおよそ12.3時間程度で、しかも途中でデータエラーのため、ニューゲームからやり直している。 実質は10時間程度だろう。
マップは月面のみで、他にもゾーンのごく一部(場所不明)と月面基地、洞窟があるが、いずれもごく小さなもので、建物の内部程度の大きさである。 なので実質マップ1枚といってよいだろう。
システム的には、CTDはほとんどなく、安定している方に入ると思う。
グラフィック面では、負荷はかなり高いがそれなりに美しい。 月面の描写はなかなかよい感じである。
S.T.A.L.K.E.R.最初の宇宙旅行ものMODとして、その種のゲームや小説が好きな方には、おすすめできるMODである。
最大の欠点は短いという点だが、作者さんは他の惑星を舞台にしたMOD(このWe are not aloneの続篇であるのかは不明)も考えているそうなので、期待大である。
次回からはOGSE 0693 FINALプレイ日記の予定。