ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チェルノブイリで第2の放射能汚染の危険

2015-10-12 | 放射能関連情報
 2015年10月12日の日本語ニュースです。

チェルノブイリで第2の放射能汚染の危険 森林火災で大気中に拡散し…

 あくまで私の意見なのですが・・・
 森林火災が広がり、本当にチェルノブイリ原発に燃え移ると、再び放射性物質が空気中に拡散して、大変危険。
 人の手入れがされていないので、枯れ葉などが大量に積もって燃えやすいから危険というのは理解できる。
 しかし放射性物質は事故から29年経過し、地中に浸透しているためそれが火災によって空中に拡散される可能性はとても低い。
 記事の中にあるようにモニタリングが安全な数値を示しているのは納得できる。

 7月にWBC検査を受けましたが、家族全員ゼロベクレルでした。(^^)
 もちろん自分が被爆してないから、空中への拡散がないとか言い切れるわけではありません。
 
 このニュースで扱っていることも気になりますが、いたずらに危機感を煽られたらいけないなあと思います。

 それより私が気になっているのは、セシウム137の半減期のことです。
 私は計算が苦手なのですが、数えてみたところ1986年4月26日にセシウムが放出されたとして、その半減期は2016年6月上旬に来るという答えになったのです。

 しかし私は専門家でもないうえ、数が苦手で、しかも計算にうるう年のことを考えに入れていません。
 はっきり分かりませんが、来年にはセシウム137の半減期が来るのは間違いないので、その後ベラルーシ人の内部被爆はどのように変化するのか非常に興味があります。

 楽観的かもしれませんがその後に森林火災が発生してセシウム137が空中に拡散されても、数としては怖がる必要は減ると思います。

 もっとも含まれるセシウム137の数は減っても、汚染された食品をじゃんじゃん食べたりしたら、内部被爆は減らないと思います。
 またセシウム137以外にも放射性核種は多く存在するので、セシウム137だけが減ったとしても安心できないと思います。