ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

アレクシエービッチの日本語訳を出版した群像社

2015-10-24 | 日本文化情報センター
 今年のノーベル文学賞アレクシエービッチの日本語訳の作品、3作を出版していた群像社に関するニュースです。


ノーベル賞作家を発掘した「たったひとり」の出版社がスゴい


 これを読んで「・・・。」と私はなりました。
 このサイトでいろんな方のコメントが紹介されていますが、全ての意見に頷いてしまいました・・・。
 じゃあ、どこの出版社がアレクシエービッチの日本語訳の作品をこれから出版するのでしょう?

 こうなったら、早く読みたい人は図書館で借りるしか・・・あ、それも順番待ちになっている可能性が高いですね。

 ちなみにベラルーシ国立図書館にはアレクシエービッチの全著作のほか、英語版やドイツ語版などもそろっていますが、日本語版はないそうです。

 日本語版は4作品(「ボタン穴から見た戦争」「戦争は女の顔をしていない」「アフガン帰還兵の証言」「チェルノブイリの祈り」)だけでしたら、弊センターが所蔵していますので、在ベラルーシ邦人の方でご希望の方には貸し出ししております。