11月23日にビタペクトと「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第234回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
今回はビタペクトを7個と、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー1部を渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2656個、セルロースの合計は150個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2197部となりました。
今回で通算250回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2656人の子どもにビタペクトを、約143人の子どもにセルロースを、2197家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
今回は2家族がゴメリ市(チェルノブイリ原発から約140キロ)SOS子ども村に保養滞在していました。それぞれの家族にお話を伺いました。
(家族A)
お母さんが7人の子どもを引率していました。この家族には2個のビタペクト3を渡しました。
この家族は2016年12月にも保養滞在したことがあります。
詳細はこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第203回」(家族B)
このとき同行していた家族Aの子どものうち、2人だけが今回再保養に来ていました。
それぞれの前回と今回の内部被爆の測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(チェルノブイリ原発事故発生時5歳) 8ベクレル → 10ベクレル
長男(16歳) 14ベクレル → 11ベクレル
長女(14歳) 20ベクレル ○ → 16ベクレル
次男 (8歳) 21ベクレル ○ → 19ベクレル
三男 (5歳) 7ベクレル → 11ベクレル
次女 (3歳)(今回初測定)23ベクレル ○
男子(12歳) 19ベクレル ○ → 18ベクレル
次男(10歳) 6ベクレル → 25ベクレル
お母さんに子どもたちの健康状態についてお聞きしました。
2年前に来たときと同じく、長男はSOS子ども村に来てから、中耳炎になっていました。入院はしていませんでしたが、最近頭の中にのう胞ができていることが、分かり投薬治療を始めたそうです。半年様子を見て、もしのう胞の大きさが小さくならなかったら、切除手術を受けるよう医者に勧められている、けれど外科手術は受けたくない、進学はどうするのか、などお母さんも本人もとても心配していました。
三男は慢性気管支炎だそうです。
(家族B)
お母さんが7人の子どもを引率していました。この家族には5個のビタペクト3を渡しました。
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時5歳) 8ベクレル
長女(10歳) 21ベクレル ○
長男 (8歳) 21ベクレル ○
次男 (6歳) 24ベクレル ○
次女 (2歳) 24ベクレル ○
姪 (13歳) 21ベクレル ○
甥 (8歳) 16ベクレル
姪 (2歳) 19ベクレル
次男は生まれつき心臓の壁に穴が開いているそうですが、大きさは小さく、成長とともにふさがるだろう、とお母さんは楽観視していました。
他の子どもたちも比較的健康だそうです。
今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、日本のシール、日本語で子どもの名前を書いたカードなどをプレゼントしました。
日本のアニメや韓流ドラマに興味があるという子がいて、質問攻めに合いました。
その中の一番の珍問は、これです。
「学校の地理の授業のとき、先生が『日本列島は全て人工島』って言っていたけど、本当ですか?」
ベラルーシの学校でこんなことを教えているのが事実なら、問題ですね・・・。
これを質問した子が、先生が言っていることを勘違いしただけだと思います。
画像は記念撮影した様子です。昼寝で寝ていたなどの理由により写っていない子どももいます。
最後になりましたが、ビタペクトの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
今回はビタペクトを7個と、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー1部を渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2656個、セルロースの合計は150個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2197部となりました。
今回で通算250回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2656人の子どもにビタペクトを、約143人の子どもにセルロースを、2197家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
今回は2家族がゴメリ市(チェルノブイリ原発から約140キロ)SOS子ども村に保養滞在していました。それぞれの家族にお話を伺いました。
(家族A)
お母さんが7人の子どもを引率していました。この家族には2個のビタペクト3を渡しました。
この家族は2016年12月にも保養滞在したことがあります。
詳細はこちらをご覧ください。
チロ基金の活動「ビタペクト&『放射能と栄養』無料配布・SOS子ども村 第203回」(家族B)
このとき同行していた家族Aの子どものうち、2人だけが今回再保養に来ていました。
それぞれの前回と今回の内部被爆の測定結果はこのとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(チェルノブイリ原発事故発生時5歳) 8ベクレル → 10ベクレル
長男(16歳) 14ベクレル → 11ベクレル
長女(14歳) 20ベクレル ○ → 16ベクレル
次男 (8歳) 21ベクレル ○ → 19ベクレル
三男 (5歳) 7ベクレル → 11ベクレル
次女 (3歳)(今回初測定)23ベクレル ○
男子(12歳) 19ベクレル ○ → 18ベクレル
次男(10歳) 6ベクレル → 25ベクレル
お母さんに子どもたちの健康状態についてお聞きしました。
2年前に来たときと同じく、長男はSOS子ども村に来てから、中耳炎になっていました。入院はしていませんでしたが、最近頭の中にのう胞ができていることが、分かり投薬治療を始めたそうです。半年様子を見て、もしのう胞の大きさが小さくならなかったら、切除手術を受けるよう医者に勧められている、けれど外科手術は受けたくない、進学はどうするのか、などお母さんも本人もとても心配していました。
三男は慢性気管支炎だそうです。
(家族B)
お母さんが7人の子どもを引率していました。この家族には5個のビタペクト3を渡しました。
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時5歳) 8ベクレル
長女(10歳) 21ベクレル ○
長男 (8歳) 21ベクレル ○
次男 (6歳) 24ベクレル ○
次女 (2歳) 24ベクレル ○
姪 (13歳) 21ベクレル ○
甥 (8歳) 16ベクレル
姪 (2歳) 19ベクレル
次男は生まれつき心臓の壁に穴が開いているそうですが、大きさは小さく、成長とともにふさがるだろう、とお母さんは楽観視していました。
他の子どもたちも比較的健康だそうです。
今回も子どもたちに折り紙、折り鶴、日本のシール、日本語で子どもの名前を書いたカードなどをプレゼントしました。
日本のアニメや韓流ドラマに興味があるという子がいて、質問攻めに合いました。
その中の一番の珍問は、これです。
「学校の地理の授業のとき、先生が『日本列島は全て人工島』って言っていたけど、本当ですか?」
ベラルーシの学校でこんなことを教えているのが事実なら、問題ですね・・・。
これを質問した子が、先生が言っていることを勘違いしただけだと思います。
画像は記念撮影した様子です。昼寝で寝ていたなどの理由により写っていない子どももいます。
最後になりましたが、ビタペクトの購入費、そして「放射能と栄養」をコピーするために必要な経費を寄付してくださった方々、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
ベラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。