ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2024年3月14日。ウクライナ侵攻から751日目

2024-03-14 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年3月14日。

 来日した国際原子力機関(IAEA)の事務局長は今日、東京都内で記者会見し、前日のロシア大統領が核戦争の準備ができていると表明したことについて、「(ウクライナで)核兵器の使用が許される状況は見られない」と述べ、ロシアへ自制を要求しました。
 3月11日の福島第1原発事故発生13年に合わせて、来日したのでしょうが、原発ではなく核兵器の話を日本でしないといけないIAEAです。


 ウクライナを拠点にプーチン政権打倒を掲げるロシア人武装組織「自由ロシア軍団」は今日、ロシア西部クルスク州と南西部ベルゴロド州で露軍拠点への攻撃を行っているとSNSで明らかにしました。
 明日から始まるロシア大統領選挙に向けて、攻撃を活発化させています。

 自由ロシア軍団は「大規模な攻撃」を予告しており、住民(一般市民)に退避を呼びかけています。ロイター通信などによると、ウクライナ国防省情報総局の報道官は今日、上記の両州が「今は活発な戦闘地域になっている」と述べました。武装組織は独自の判断で動いており、ウクライナ軍は関与していないそうです。前々からそうですね。そもそも自由ロシア軍団はロシア人の集まりであって、ロシア人だけどロシア現政権を攻撃していますから。

 
 ロシア大統領は今日、「権力の唯一の源であり、祖国の運命を決めるのはロシア国民だけだ。選挙への参加は愛国心を示すことになる」と、国民に向けたビデオメッセージで投票を呼びかけました。


 ロシアのタス通信によると、ベルゴロド州知事はSNSで、州内では今日、ウクライナ軍による砲撃で民間人2人が死亡したと投稿しました。


 ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」によると、ウクライナ南部オデーサに今日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、少なくとも14人が死亡、46人が負傷した。最初のミサイル攻撃後、現場で救急活動を行うため人が集まっていたところに再度ミサイルが飛来したということです。とにかく双方からの攻撃、そして被害が続いています。

2024年7月、日本語能力試験がミンスクで予定されています

2024-03-14 | 日本文化情報センター
 今日、日本語能力試験が5年ぶりにミンスクで行われることが正式に発表されました。弊センター日本語教室の生徒は大喜びです。これでロシアへ越境受験しなくてよくなりました。
 が、今年7月7日に日本語能力試験がミンスクで予定されていることは、今年の2月1日に日本語能力試験の公式HPで発表されていたのです。
 以前は2月下旬に受験料などの発表があり、申し込み締切は3月15日頃だったので、2月1日から毎日、ミンスクの試験実行委員会(日本大使館)のHPを確認しては、いつから申込受付が始まるのか調べていたのですが、全くHPが更新されていませんでした。
 HPの内容が1年前の「2023年の試験中止」が表示されるだけで、「2024年ミンスクで試験が予定されています」という表示すらなし。しびれを切らした生徒が日本大使館に電話しても、HPをチェックしておいてください。と言われるだけ。せめて「3月◯◯日にHP更新予定。日本語能力試験ミンスクについて発表します。」と言ってくれればいいのに。

 そうしたら、今日突然HPで発表されました。が、申込みの方法がオンラインではないのに、締切は3月29日。
 申込み方法がオンラインではないというのはどういうことかというと、大使館のHPから書類をダウンロードでしてプリントアウトしてそこに必要事項を記入。顔写真を撮ってきて貼って、銀行へ受験料を振り込み、領収書を同封して封筒に入れて、郵便局で封筒と切手を買って、大使館宛に郵送しないといけないということです。
 大使館は土日は休みで、ミンスク市内の郵便配達も最低2日はかかります。そして直接窓口に提出するのは禁止。封筒に入れて郵送しないといけないのに、締切日までの消印有効ではなく、今月29日大使館必着です。ということを3月14日に大使館HPにひっそり発表・・・。
 申込用紙の記入内容に不備がなければいいですが、それにしても3月26日には投函しないといけないでしょう。
 けれど、地方に住んでいる人はもっと早く投函しないといけません。
 実質の締切は3月19日ではなく、もっと早いです。

 というわけで、今、生徒全員、銀行や郵便局を走り回っています。大変です。

 しかし、隣国へ越境受験するより楽なのでみんな必死です。

 一方で2年前は申込みが全て完了した後、試験の一ヶ月前にコロナではなく、国際郵便が届かないから、という理由でいきなり中止になり、受験料が払い戻しになった経験があるので、とにかく実際に試験が行われることを祈るばかりです。