ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2024年3月8日。ウクライナ侵攻から745日目

2024-03-08 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2024年3月8日。今日は国政女性デーで、ベラルーシは3連休です。(図書館は土曜日が開館日なので、私自身は飛び石連休です。)

 世界銀行の統計によると、旧ソ連の国では、働く女性の割合が男性の割合を上回っている国が目立ちます。
 ベラルーシもその一つで、働く女性の割合は50.15%でえ過半数を上回りました。ただしこの情報は2022年のものです。
 アルメニアはこの割合が52.76%で世界1位。トルクメニスタン52.61%で世界2位。
 ロシアでは女性よりも男性の方が働いており、49%。
 逆に働く女性の割合が少ない国は例えば、イラクの14.4%、カタールでは16.07%。
 日本は44.6%で少ないものの、少しずつこの数字は増えています。

 ベラルーシの場合、統計の対象を都市部に限ると、働く女性の割合は51.3%でもっと増えます。しかし、農村部に限ると働く男性の方が多くなり、53.4%と過半数を超えます。
 日本と同じく、パートタイムやアルバイトの女性の割合は高く、24歳以下の年齢層では66.9%、25~49歳では72.6%、50〜64歳では76.6%、65〜74歳では68.1%になります。
 ベラルーシは男性の平均寿命も短い(64歳)ことも影響しているでしょう。また女性の定年は58歳で、上記の統計の方法は、男性の年齢を基準に集計していることも付け加えておきます。


 アルメニア外相は今日、EUへの加盟を検討していると明らかにしました。従来の同盟国であるロシアは不満を示しています。
 先月には、ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」への参加をアルメニアは凍結しました。