ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年5月12日。ウクライナ侵攻から443日目

2023-05-12 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年5月12日。
 ミンスクはようやく日中の気温が20度にまで上がりました。

 ベラルーシのビテプスク、モギリョフ、ゴメリ州で、麻疹の患者が出ました。
 罹患がかくにんされたのは15名、疑いは1名だとベラルーシ保健省が今日、公表しました。
 最初の患者はモスクワあるいはロシアの他の都市からこの病気をベラルーシに持ち込んだとしています。
 ベラルーシに駐留しているロシア軍兵士がロシアから持ち込んだのではないかと噂されています。上記の3つの州はいずれもロシアに隣接しています。
 ということはロシアでも一定数、麻疹患者がいるということですよね。


 ロシア国防省は今日、ロシア軍の軍事ヘリコプターMI-28機がクリミアジャンキョイ地区での訓練飛行中にで墜落し、2人のロシア人パイロットが死亡したと発表しました。
 タス通信は、国防省は墜落の理由は機器の故障との見方を示していると報じています。
 軍用ヘリが墜落して死者も出るとは、今の時期隠しておきたい事実だったと思いますが、国営メディアが堂々と報道しています。


 ロシアの軍事ブロガーたちが11日、ウクライナ軍が複数の方面で反撃を開始したと伝えたことに対し、ロシアの国防省は前線が突破されたとするSNSの情報は事実ではないと主張。
 ロシアの民間軍事会社ワグネルトップのプリゴジン氏はロシア国防省の発表は「欺瞞的」でありと味方のロシア軍を否定。反攻作戦は実際にバフムト周辺で全速力で進められており、ウクライナの作戦は「残念ながら、部分的に成功している」ことが証明されているとしています。

 
 健康不安説が流れているベラルーシ大統領ですが、ベラルーシ政府からもこの件については特に公表はありません。まあ、病気になってもいちいち報道しないと思いますが。大統領がコロナにかかったのも事後報告でしたし。
 仮病説も流れていますが、この3日間公の場に大統領は姿を現していません。元気だったらその姿を見せて国民を安心させる・フェイクニュースを否定しようとするだろうと思うのですが。
 戦勝記念日にモスクワに行ったときに体調が悪化したので、ロシアに一服盛られたとも一部で言われていますが、そんなばればれな暗殺方法をロシアが採るとは思えません。