ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年5月16日。ウクライナ侵攻から447日目

2023-05-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年5月16日。
 ミンスクは雨が降ってやや気温が下がりました。

 ベラルーシ大統領は今日は公の場に姿を現しませんでした。

 ロシアのウラジーミル州知事が馬をベラルーシ大統領にプレゼントしました。(まさかお見舞いの品?)


 ロシアの民間軍事会社ワグネルトップ、プリゴジン氏は今日にSNSテレグラムに投稿された動画で、バフムートでの戦闘でアメリカ人1人が戦死したと主張しています。これからアメリカ政府が調査に動き出すでしょう。とにかく激戦などは早く終わってほしいです。


 今日未明、ロシア軍がキーウに短時間に多数のミサイル攻撃を始めました。しかし、ウクライナ軍は、極超音速ミサイル「キンジャル」を含むミサイル18発とドローン(無人航空機)9機をすべて撃墜したと発表しました。防衛のレベルが上がりましたね。しかしキーウ市の西部地区では落下した破片によって数台の車で火災が起き、建物が損傷。3人が負傷したそうです。このような形で被害が出るので、攻撃そのものをしてほしくないです。


 ロシア連邦保安局(FSB)は今日、ウクライナ侵攻に参加したロシア軍部隊の情報を外国に提供したとして、25歳のウクライナ人女性をスパイ容疑で拘束・訴追したと発表しました。
 最大20年の禁錮刑が科される可能性があるそうですが、戦争がロシア敗戦という結果で終わればすぐ釈放されると思います。

 昨日はロシア連邦保安局(FSB)が在ロシア米国大使館の元職員の男性を「外国との秘密裏の協力」容疑で拘束、訴追しています。ウラジオストクの領事館の元職員だそうですが、モスクワから離れたところでも、こんな事が起きているのですね。