ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2023年5月2日。ウクライナ侵攻から433日目

2023-05-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2023年5月2日。ベラルーシは今日も天気が悪いです。

 6日にロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われるチャールズ国王の戴冠式に、ロシアやベラルーシ、イラン、ミャンマー、シリア、アフガニスタン、ベネズエラの首脳は招待されていないことが明らかになりました。
 北朝鮮とニカラグアについては、国家元首ではなく上級外交官を招待したそうです。

 
 ロシアのブリャンスク州で2日連続で鉄道路線が爆破されました。同州知事が2日、SNSで「正体不明の爆発装置が爆発した」と主張しています。
 タス通信によると、機関車と貨物20両が脱線。今回もけが人はいませんでした。
 独立系メディアは火災が発生しなかったにもかかわらず、消防士らが脱線した貨物車両を冷却していることから、硫黄など危険な化学物質を輸送していた可能性があると指摘しています。

 またサンクトペテルブルクがあるレニングラード州のドロズデンコ知事は1日、夜の間に送電線が爆破され、近くで爆発物が発見されたと明らかにしました。ロシア連邦保安局(FSB)が現場検証を行っています。

 さらにザポリージャ州メリトポリで今日、ロシアが任命した警察幹部が爆発物によって負傷し、入院しました。
 ロシア連邦捜査委員会の声明によると、爆発は住宅ビルの出入り口で発生。連邦捜査委員会は「即席の爆発装置が仕掛けられ、ザポリージャ州のロシア中央内務局の副局長が出勤時に扉を開けた時に作動したそうです。
 先月27日にはメリトポリの別の警察幹部オレクサンドル・ミシュチェンコ氏が、アパートの建物の入り口で即席の装置が爆発して死亡しました。
 うかうかドアを開けていられませんね。

 ポーランド当局により接収されたロシア人学校。日本の報道では高校、あるいはロシア大使館付属の学校だから外交官の子どもが通っている学校とされていますが、実際にはロシア人学校であって、外交官の子供でなくてもロシア国籍を持っていて、ワルシャワに住んでいて、ロシア語で授業を受けたい、将来ロシアの大学に進学したいというロシア人の子供、6歳から17歳までが通っているのが実態のようです。
 不当に学校の敷地を借りていたとして、追い出されましたが、ロシア学校側は、校舎の代わりになる他の場所を見つけて、来月行われる中学校と高校の卒業試験は必ず実施すると生徒と保護者に約束しました。