2022年7月29日。
7月17日の記事にも書きましたが、オストロベツの図書館が地元出身の有名な学者であるアダム・マリジス先生の名を冠する図書館に改称する件について続報です。
反対する人もいましたが、結局アダム・マリジス名称図書館に改称し、ご存命だったら90歳の誕生日を迎えていたはずの8月7日に正式に改称することが決定しました。
いつかこの図書館を訪れたいです。
(オストロベツはベラルーシ原発がある場所として世界的になりましたが、私の中ではイオシフ・ゴシケヴィチゆかりの地という印象が強いです。)
ロシア軍が2月下旬のウクライナ侵攻開始直後から1カ月以上占拠した北部のチェルノブイリ原発について、ロイター通信は28日、プーチン政権が昨年11月の段階で「無血開城」を目指し、工作員を送り込んでいたと伝えました。
ロシア軍は侵攻開始当日の2月24日時点で、ベラルーシ国境経由でチェルノブイリ原発に侵入。ウクライナ国家親衛隊の部隊が待ち構えたが、2時間弱で169人が武装解除に応じました。つまり無血開城がうまくいったということです。チェルノブイリ原発はその後、ロシア軍が北部一帯から撤退するまで占拠され、近くの汚染地域にロシア兵士が塹壕を掘ったりし、また停電や作業員が交代できないなどのトラブルが続きました。
また、チェルノブイリでは、情報機関のウクライナ保安局(SBU)からロシア側に対し、金銭と引き換えにウクライナ軍の内部情報を提供する場所になっていたそうです。
お金に釣られてウクライナの情報をロシアに提供する場所として原発が利用されたということですね。
ウクライナ大統領が政府関係者を理由を明かさず解任するパターンがありましたが、チェルノブイリが関係している可能性があります。
原発がこのような形で戦争に利用される可能性があることは、日本人もよく考えるほうがいいです。
ロシア国防省は今日、ドネツク州の親露派武装勢力支配地域にある刑務所がウクライナ軍の「ミサイル攻撃を受けた」と発表しました。
タス通信によると、刑務所内にはウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」の隊員ら捕虜193人が収容されており、親露派は捕虜53人が死亡、負傷者は75人だと主張しています。
ロシア国防省は米国がウクライナに供与したハイマースによる攻撃だと主張していますが、ウクライナ軍は「仲間が収容されている可能性のある施設を攻撃するわけがない」と反論し、
「ウクライナが戦争犯罪を行っていると非難したり、捕虜への拷問や銃殺を隠したりするため」にロシア軍が自ら砲撃したと主張しました。
ザポリージャ州にあるロシアが管理する検問所でウクライナ人ら5000人以上がウクライナ側へ脱出しようとしてできず、立ち往生しています。
ロシアの占領下にある同州メリトポリ市の市長は、ウクライナのテレビ局の取材に対し1200台を超える車が身動き出来ない状態にあると述べました。
自分が住んでいる町がロシアに占領され、そのままロシア領になる。それでいいという人はそこに残ってロシアのパスポートをもらえばいいのですが、ロシアには住みたくない、ウクライナに住みたい、という人は町を脱出しようとしているということですね。
エストニアは28日、同国への留学を希望するロシア人へのビザや在留許可証の発行を停止すると発表しました。
他のEU加盟国からビザを取得したロシア人とベラルーシ人に対する短期就労許可も廃止します。
エストニアで働いているベラルーシ人もたくさんいるはずなんですが、これからどうなるのでしょう。
長年エストニアで働いてきたベラルーシ人なら、滞在・就労は継続できるとは思います。
ハンガリーのオルバン首相が「われわれは混血民族になりたくない」と述べたことについてユダヤ人団体などから批判を受けましたが、今度はオルバン氏は訪問先のオーストリアで記者団に対し「私の話し方が誤解を招くこともあるが、言わんとしていたのは文化的な視点だ」と釈明しました。
モルドバ大統領は、ロシアの攻撃が発生した場合について
「モルドバは懸念しており、最も悲観的なシナリオを含むすべてのシナリオに備えています。ロシアがモルドバを攻撃しようとする状況になれば支援を求めるだろう」とルーマニア大統領との共同記者会見で述べました。
支援を求める国や組織については言及しませんでした。
またモルドバはロシア企業ガスプロムからガスを購入していますが、冬を無事に乗り切るため ルーマニアからガスを購入したいと考えていると発言しました。
今朝ミコライウ市内のバス停にロシア軍の砲撃が命中。バスを待っていた人たちに死傷者が出ました。
ウクライナで対ロシア戦闘に参加しているベラルーシのカリノウスキー連隊の発表によると、一人の隊員(ベラルーシ人男性)が戦闘により銃槍を受け、死亡したそうです。
ベラルーシ国内に家族が残されているらしく、身元の詳細は公表されていません。
7月17日の記事にも書きましたが、オストロベツの図書館が地元出身の有名な学者であるアダム・マリジス先生の名を冠する図書館に改称する件について続報です。
反対する人もいましたが、結局アダム・マリジス名称図書館に改称し、ご存命だったら90歳の誕生日を迎えていたはずの8月7日に正式に改称することが決定しました。
いつかこの図書館を訪れたいです。
(オストロベツはベラルーシ原発がある場所として世界的になりましたが、私の中ではイオシフ・ゴシケヴィチゆかりの地という印象が強いです。)
ロシア軍が2月下旬のウクライナ侵攻開始直後から1カ月以上占拠した北部のチェルノブイリ原発について、ロイター通信は28日、プーチン政権が昨年11月の段階で「無血開城」を目指し、工作員を送り込んでいたと伝えました。
ロシア軍は侵攻開始当日の2月24日時点で、ベラルーシ国境経由でチェルノブイリ原発に侵入。ウクライナ国家親衛隊の部隊が待ち構えたが、2時間弱で169人が武装解除に応じました。つまり無血開城がうまくいったということです。チェルノブイリ原発はその後、ロシア軍が北部一帯から撤退するまで占拠され、近くの汚染地域にロシア兵士が塹壕を掘ったりし、また停電や作業員が交代できないなどのトラブルが続きました。
また、チェルノブイリでは、情報機関のウクライナ保安局(SBU)からロシア側に対し、金銭と引き換えにウクライナ軍の内部情報を提供する場所になっていたそうです。
お金に釣られてウクライナの情報をロシアに提供する場所として原発が利用されたということですね。
ウクライナ大統領が政府関係者を理由を明かさず解任するパターンがありましたが、チェルノブイリが関係している可能性があります。
原発がこのような形で戦争に利用される可能性があることは、日本人もよく考えるほうがいいです。
ロシア国防省は今日、ドネツク州の親露派武装勢力支配地域にある刑務所がウクライナ軍の「ミサイル攻撃を受けた」と発表しました。
タス通信によると、刑務所内にはウクライナ政府傘下の戦闘部隊「アゾフ大隊」の隊員ら捕虜193人が収容されており、親露派は捕虜53人が死亡、負傷者は75人だと主張しています。
ロシア国防省は米国がウクライナに供与したハイマースによる攻撃だと主張していますが、ウクライナ軍は「仲間が収容されている可能性のある施設を攻撃するわけがない」と反論し、
「ウクライナが戦争犯罪を行っていると非難したり、捕虜への拷問や銃殺を隠したりするため」にロシア軍が自ら砲撃したと主張しました。
ザポリージャ州にあるロシアが管理する検問所でウクライナ人ら5000人以上がウクライナ側へ脱出しようとしてできず、立ち往生しています。
ロシアの占領下にある同州メリトポリ市の市長は、ウクライナのテレビ局の取材に対し1200台を超える車が身動き出来ない状態にあると述べました。
自分が住んでいる町がロシアに占領され、そのままロシア領になる。それでいいという人はそこに残ってロシアのパスポートをもらえばいいのですが、ロシアには住みたくない、ウクライナに住みたい、という人は町を脱出しようとしているということですね。
エストニアは28日、同国への留学を希望するロシア人へのビザや在留許可証の発行を停止すると発表しました。
他のEU加盟国からビザを取得したロシア人とベラルーシ人に対する短期就労許可も廃止します。
エストニアで働いているベラルーシ人もたくさんいるはずなんですが、これからどうなるのでしょう。
長年エストニアで働いてきたベラルーシ人なら、滞在・就労は継続できるとは思います。
ハンガリーのオルバン首相が「われわれは混血民族になりたくない」と述べたことについてユダヤ人団体などから批判を受けましたが、今度はオルバン氏は訪問先のオーストリアで記者団に対し「私の話し方が誤解を招くこともあるが、言わんとしていたのは文化的な視点だ」と釈明しました。
モルドバ大統領は、ロシアの攻撃が発生した場合について
「モルドバは懸念しており、最も悲観的なシナリオを含むすべてのシナリオに備えています。ロシアがモルドバを攻撃しようとする状況になれば支援を求めるだろう」とルーマニア大統領との共同記者会見で述べました。
支援を求める国や組織については言及しませんでした。
またモルドバはロシア企業ガスプロムからガスを購入していますが、冬を無事に乗り切るため ルーマニアからガスを購入したいと考えていると発言しました。
今朝ミコライウ市内のバス停にロシア軍の砲撃が命中。バスを待っていた人たちに死傷者が出ました。
ウクライナで対ロシア戦闘に参加しているベラルーシのカリノウスキー連隊の発表によると、一人の隊員(ベラルーシ人男性)が戦闘により銃槍を受け、死亡したそうです。
ベラルーシ国内に家族が残されているらしく、身元の詳細は公表されていません。