電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

Linux用Chromeブラウザ「Chromium」を更新

2024年05月17日 06時00分27秒 | コンピュータ
常用するデスクトップPCの電源を入れると、Ubuntu Linux が立ち上がり、たまたまソフトウェア・アップデートのお知らせが表示されました。今回は、Linux 版 Chrome ブラウザである「Chromium」が対象で、「アップデート」をクリックするとすぐに更新が実行されました。

Chromium を起動し、メニューから「Chromiumについて」を選び、バージョンを確認すると、



バージョン: 124.0.6367.207 (Official Build) snap (64ビット)

と表示されます。これまでのバージョンが、例えば 4月23日現在では 124.0.6367.60 となっていたことから、様々な不備を修正したのだろうと想像されます。こうした改善がオープンソースのソフトウェアの常で無償で公開されていることに感謝したいと思います。



写真は、自宅裏の果樹園入り口に咲くジャーマン・アイリスです。

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宮城谷昌光『公孫龍』1〜2巻を通読し、少しずつ再読中

2024年05月16日 06時00分41秒 | -宮城谷昌光
先日、お出かけの際に購入してきた文庫本で、宮城谷昌光著『公孫龍』第1巻と第2巻を、先日読み終えました。今のところの印象は、主人公が強すぎる!というのと、楽毅が登場するけれどあまりいきいきとは描かれていない、くらいでしょうか。あくまでも楽毅はサイドストーリーの性格が強く、主人公ではないということなのでしょう。

今、第1巻:青龍篇を少しずつ再読しているところです。『楽毅』のときもそうでしたが、初読の時の印象が再読でだいぶ変化することもあります(*1)。くたびれてバタンキューのときもありますが、寝床で少しずつ読み進めるのは楽しみでもあります。

(*1): 宮城谷昌光『楽毅』を再読して〜「電網郊外散歩道」2015年2月

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桃の摘果をしていて気づいたこと〜今年は双子果が多いようだ

2024年05月15日 06時00分55秒 | 週末農業・定年農業
雨が上がって、良いお天気になった昨日は、午前午後ともに桃「川中島白桃」の摘果を実施しました。進み具合はまだ1〜2割といったところですが、ふと気づいてしまいました。なんだか今年はやけに双子果が多いのではなかろうか?




原因はおそらく昨夏の酷暑による高温で桃もバテてしまい、細胞分裂でちょいとミステイクが起こってしまったのでしょう。このくらいの大きさだと、まだハート形で可愛いという反応も理解できますが、いざこれが大きくなると、ちょいとブサイク、不格好です。徹底的に摘果してしまいましょう。

ではサクランボのほうはどうだろう?と調べてみると、やっぱり南側の日当たりの良い(良すぎる)場所のサクランボに双子果が目立ちます。明らかに昨夏の高温障害のようです。ただし、春先の遅霜の害は主力の「佐藤錦」のほうはあまり顕著ではなく、「紅秀峰」はだいぶ影響を受けている模様で、着果率ががたんと低くなっているようです。

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今度こそ本当に恵みの雨か

2024年05月14日 06時00分55秒 | 週末農業・定年農業
4月9日に40mm以上のまとまった降雨があって以降、5月7日の降雨量は結果的にわずかに数mmだったようで、一息ついただけの状況でした。昨日、13日の雨は約30mmと久々にまとまった降雨量となり、田んぼはもちろん、野菜畑にも果樹園にとっても文字通りの「恵みの雨」となりました。ジャガイモの緑もだいぶ育ってきたようで、そろそろ芽かきの頃合いかと思います。



こちらはサトイモの区画。マルチ栽培としていますが、順調な生育のようです。奥にカボチャの苗を植えていますが、こちらも雨を喜んでいるようです。



ただし、雨が降れば川中島白桃の摘果作業が停滞するのはやむを得ません。サクランボの収穫時期まで、雨の合間を見計らって摘果作業を進めます。とにかく今の時期に一通り摘果しておかないと、小玉の桃ばかりが鈴なりにぶら下がる結果となりますので、ここは頑張りどころです。



農作業のお供はAMのポケットラジオか、USBメモリに収めた MP3 音楽ファイルを再生する某中華ラジオ、それにお茶またはコーヒーです。収穫の秋であれば、もぎたての桃やリンゴなどを食べながらの作業ができるのですが、あいにく今は仕込みの段階(^o^)/

YouTube から、作曲家ヨセフ・スークの「リンゴの木の下で」。
Josef Suk : Under the Apple-Tree, selections from the incidental music Op. 20 (1900-01 rev. 1911-12)


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手帳ダイアリー用に中字の万年筆LIGHTIVEを再起用する

2024年05月13日 06時00分44秒 | 手帳文具書斎
スケジュールと日々の行動記録を書き留めている髙橋書店のB6サイズの手帳の専用ペンとして、プラチナ社の百周年記念ムックに付録のプレピーPreppy(0.3)を使ってきましたが、同社の古典ブルーブラックのボトルインクを使っていて、細字ではどうもパッと見た時の視認性がいまひとつと感じられます。中字のプロシオン(PROCYON)で記入した時の内容はパッと把握できますので、これは当方の視力とのマッチングの問題と見当をつけ、中字の軽いペンと交代することを考えました。候補としては、



  • 付属のペンホルダーの耐久性を考えると、できるだけ軽量のものが望ましい。
  • ペンホルダーからの抜き差しを考えれば、キャップと胴軸に凸凹のないストレートな形状が望ましい。

という2つの条件に合致することが必要です。手持ちのペンの中で探してみると、

  • プラチナ プレッピーPreppy(0.5)
  • パイロット LIGHTIVE(M)

あたりが候補となります。今回は、パイロットの LIGHTIVE を再起用することとし、棚吊り現象が甚だしいインクコンバータ CON-70 は使わずに、空のカートリッジにスポイトで充填して使うことにしました。





軽量でストレート。組み合わせ的にはぴったりです。しばらくこれで使ってみたいと思います。



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山形県の場合は直下型地震が怖い

2024年05月12日 06時00分37秒 | Weblog
元日の能登半島地震で、日本海側の地震が再びクローズアップされていますが、太平洋岸のプレートの沈み込みに伴う岩盤の跳ね上がりや沈み込みに伴う海溝型地震とは異なり、日本海側の場合は岩盤に負荷がかかって生じた歪みによる活断層がずれて起こる内陸型地震となるのだそうです。手のひらを下にした左手を東北地方に見立て、手首を中央構造線とすると、中指が奥羽山脈、人差し指は北上山地と阿武隈山地に相当します。薬指はさしずめ月山・朝日連峰等の出羽丘陵(出羽山地)でしょうか。右から太平洋プレートがぐいぐい押してくると、北米プレートの上に乗る東北・北海道は手首を境に左に折れ曲がろうとします。すると、中指と人差し指、あるいは薬指は互いに縦にずれることになります。これが割れ目となり、高いところから低いところへ水が流れる形で阿武隈川や北上川、あるいは最上川など、東北地方の大河はおおむね南北に流れるために、東北地方の平野は南北に細長い形を取るのでしょう。

そのように考えると、南北に流れる大河の下には地盤の割れ目があり、それは活断層の存在を意味することになります。東日本大震災が大地変動の時代の到来を意味するのだとすると、歴史的に災害が少ないと認識されている山形県内陸地方も、直下型地震の可能性はあり得るということになりましょう。最上川の流れに沿って走る活断層が動き、震度6弱程度の直下型地震が起こったとすると、東日本大震災当時の仙台市の揺れに相当することになります。うーむ、これは怖いぞ。

我が家での対策はどうなるのだろう。まずは我が枕元本棚が危ない。寝ている時に大量の本が崩れてきたら、『本好きの下剋上』の主人公と同じ運命になってしまいます。本棚は撤去して読みかけの本数冊を枕元に置くだけにするのが良さそうに思われ、これは少しずつ実施できそうです。あとは、東日本大震災で傷んだ土蔵でしょうか。これは遅かれ早かれ取り壊さざるを得ないでしょう。中に収蔵したモノがかなりあり、その整理と処分はかなり大事だなあ。いずれにしろ、サクランボが終わらないと手がつけられません(^o^;)>poripori

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サクランボ果樹園の草刈り〜ビフォー・アフター

2024年05月11日 06時00分09秒 | 週末農業・定年農業
5月も中旬に入り、乗用草刈機できれいにしたはずの園地が、およそ1ヶ月後には再び草ボウボウになっています。さすがに梅雨時のような激しさではありませんが、このままでは「川中島白桃」やリンゴ「紅つがる」「紅将軍」の摘果にも防除作業にも支障をきたします。野菜畑の作業がほぼ一段落したのを機に、サクランボ果樹園の草刈りを実施しました。まずは、ビフォー・アフターのうちビフォーの方の状況です。




乗用草刈機を乗り回し、きれいに刈り取った結果、アフターの方の状況は;




床屋に行った後のようにきれいになりました。これなら作業性がぐんと上がります。




サクランボも受粉結実したものとそうでないものとがハッキリわかるようになりました。



大きい実が受粉結実した実で、小さいものが未受粉のものです。未受粉のものは、やがてぽろりと落ちてしまいます。残った大きい実がさらに育って赤くなり、美味しいサクランボになります。ここしばらくは「川中島白桃」の摘果作業にかかりきりになりますが、今月末からはサクランボの早生種「紅さやか」の収穫に入り、6月中旬からは本命の「佐藤錦」の収穫シーズンとなります。6月下旬の梅雨による降雨期までに収穫を終えることができればいいなあと皮算用(^o^)/

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雨降りの日、お出かけの成果は

2024年05月10日 06時00分47秒 | 散歩外出ドライブ
過日、雨降りの日は久々に農作業が休みの日でした。床屋に行き、髪を切ってもらってさっぱりして、夏タイヤに履き替えた車でお出かけをして少しばかり買い物を済ませ、さらに行きつけの書店をのぞきました。ポケットメモに記録していた新刊タイトルを探していたら、ありました。新潮文庫で、宮城谷昌光著『公孫龍』の第1巻:青龍篇と第2巻:赤龍篇の二冊です。



しばらくぶりの宮城谷作品。公孫龍という人物に馴染みはありませんが、第2巻:赤龍篇では楽毅が登場するそうで、中山の滅亡から燕に移るあたりの頃でしょうか。『楽毅』という作品がたいそう面白かっただけに、期待してしまいます。文庫はまだ完結していないようですが、何巻まで続くのか、それも楽しみです。能率的に用事を済ませ、しかも目指す本をゲットして、良い雨の日となりました。

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ミドリのポケットメモ「Diamond memo」を使い切った

2024年05月09日 06時00分16秒 | 手帳文具書斎
何冊かある手持ちのリング式ポケットメモ帳の中で手に取る頻度が高かったミドリの「ダイアモンド・メモ」(Diamond memo)を、このほど使い切りました。調べてみたら、最も古いメモは2015年5月で、ちょうど9年使ったことになります。小さなポケットメモを9年も使ったということは、たまにしか使わなかったということでしょう。そういえば、退職前で通勤時間が長かった時にトイレ休憩で利用したコンビニ等で見つけて購入したのがきっかけだった(*1)ような記憶があります。これまでも同タイプの別の製品を何冊か使い切っています(*2)が、ずっとなくさないで使い続けたのは、それはそれで役割があったためということでしょう。



今は、通勤もなくなり、同僚に仕事上のメモを渡すこともなくなりましたので、使う頻度はさほど高くはありませんが、常に持ち歩いている手帳ダイアリーや備忘録ノートを開くまでもない、書店や図書館で本を探したり、ちょっとした買い物などのメモや通院の待ち時間などのスキマ時間をつぶすために思いついたことをメモする等の用途には便利です。用途が限定されない使い方に、出番を待っているポケットメモがすでに待機しています。



(*1): 各種ポケットメモについて〜「電網郊外散歩道」2014年1月
(*2): ポケット・メモ帳を使い切るとき〜「電網郊外散歩道」2017年6月

【追記】
最初はメモパッドと表記してみましたが、考えてみると pad というのは一端を糊付けして1枚ずつはがせるようにしたものだそうで、リング式のメモ帳は該当しないと判断し、ポケットメモ帳に統一しました(^o^;)>poripori

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自宅裏の果樹園に恵みの雨が降る

2024年05月08日 06時00分42秒 | 季節と行事
5月7日、ようやく待望の雨が降りました。気象庁の過去の気象データを見ると、4月9日に40mm以上の降水量を記録して以来、まとまった雨はしばらくぶりです。畑もカラカラでときどき水やりをしていたくらいで、自宅裏の果樹園と野菜畑にはとても行き渡らず、文字通り恵みの雨となっています。降ったり止んだりのお天気は今日も続く予報は「曇り」に変わってしまったようですが、できれば多めに天然蒸留水を降らせてほしかったところです。



亡父が植えたボタンやツツジも咲き、もうすぐルピナスやシャクヤクも開花する頃、裏の果樹園も生き返ったように、サクランボも桃も柿もスモモもプルーンも葉の緑が元気を取り戻したように見えます。農作業に従事する私たち夫婦にも、良い骨休めになりました。



 (▼プルーン)

(▼柿)


報道によれば、南陽市の林野火災は地元消防団の懸命の活動では間に合わず、陸上自衛隊のヘリコプターによる消火活動が行われ、昨日までで約137ヘクタールを焼失したということです。この雨のおかげもあってなんとか鎮圧までこぎつけたようですが、消防隊、自衛隊の皆さんの力で早期に鎮火できるようにと願っています。



とはいえ、朝仕事もないゆっくりした時間。簡易な PC-audio ではありますが、YouTube で音楽でも聴きましょう。朝の雰囲気ではありませんが、チャイコフスキーの「四季」から「5月」を Olga Scheps のピアノで。

"May - Starlit Nights" from Tchaikovsky's "The Seasons" (Olga Scheps live)


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ボクは狭いところが好きなんだ!

2024年05月07日 06時00分49秒 | アホ猫やんちゃ猫
先日、書棚の奥、ふだんはCDの陰で見えなくしているところにワインを寝かせているのですが、ここからボトルを出すためにCDを出したら、我が家のやんちゃ猫・李白クンが「ボクは狭いところが好きなんだ!」と言ってもぐりこんでしまいました。どこがそんなに気に入ったのか、出てきません。キミねえ、残りのワインとCDをしまえないんだけど。

たぶん、30℃前後の気温にまいっていた時に、ひんやり涼しいところがお気に召したのかも。決してワインの残り香につられたわけではないと…思いますが…(^o^)/
しかし、名前が漂泊の飲ん兵衛詩人・李白だからなあ(^o^)/

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野菜畑にサトイモを植え付ける

2024年05月06日 06時00分58秒 | 週末農業・定年農業
5月5日の日曜・祝日(こどもの日)は、朝仕事で早朝からジャガイモの水やりとサトイモの畝立てをしました。朝食後は、妻と二人でサトイモの植え付けをします。まず黒マルチを張り、植える間隔を決定します。畝の長さは9mあり、苗は25本ありますので、2畝に12本と13本に分けて植え付けます。

900cm÷12本=75cm
900cm÷13本≒70cm



まず黒マルチを張り、その上にざっと苗を置いてみて、間隔を確かめます。幅3cm程度、長さ1間の長尺の板材に30cm間隔に目盛を打った手製の定規がありますので、これでおおよその間隔で苗を置いていきながら数えてみると、ちょうど良い具合です。




あとは、黒マルチの上から十字に切れ目を入れて穴を開け、移植ごてで土を掘り出し、水をたっぷりやった後に少量のアドマイヤーをパラパラと入れ、わずかに土をかぶせた上に苗を置いて周囲を土で埋めます。




全体を眺めると、芽を出したばかりのジャガイモと黒マルチの上にちょこんと顔を出すサトイモと、今はまだ可愛らしい状況です。これが一ヶ月もするとそれぞれ生育してすごい状態になるのですから、作物の力に驚きます。



あとは、たっぷり水をやり、午前中になんとか終了。妻と二人だと、やっぱり作業がはやいです。桃「川中島白桃」等の摘果のほうも気になりますが、今は野菜苗の植え付けを終えるほうが先でしょう。

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連休後半、どこへも行かずに畑仕事

2024年05月05日 06時00分06秒 | 週末農業・定年農業
大型連休の後半、連日の夏日で暑いです。日中は30℃の気温ですが、湿度が低く風があるために、意外に爽やかに感じます。当方、完全リタイア生活ですので、勤め人の時代とは違ってせっかくの休みだからどこかへ行こうという気は全く無し。どこへも行かずに畑仕事に精を出しました。昨日は、早朝から桃とリンゴの防除を実施しました。朝食後にはジャガイモを植えた野菜畑の残りを耕運機で耕します。草が芽を出し伸びるのを抑制しようという腹づもりです。



昨年、ジャガイモやサトイモ等を植えた区画は、堆肥もたっぷり入れていたせいか、土がさらさらで細かく、いかにも「耕土」という感じがします。これに対して、昨年まで休んでいた区画は、粘土質の土がごろごろで、いかにも「休耕田」という感じがします。このあたりは、畑全面を埋め尽くすほど野菜等を植えたら、こんどはそれを処分するのに困るというジレンマがあり、分割して区分ごとに輪作することで連作障害を避けるという対応でしのいでいるところです。




今年は、手前側を休み、奥の方にいろいろ植え付ける予定で、とりあえず草対策のために全面を耕運機で耕耘しました。見た目は点々と草が出始めたように見えますが、耕してみると土の中から顔を出すばかりとなった草の根や茎が続々と顔を出します。耕運機でかき回されて、30℃の熱射でカラカラに乾き、さすがの草もダウンすることでしょう。最大の草対策は「耕す」ことです。



ジャガイモは、ようやく芽が出揃ったところです。畝間を広く取りましたので、畝の間を耕運機で耕して草対策とし、さらにクワで細かい表面の草を削り取ります。これで、今月中旬の芽かき作業あたりまではなんとか大丈夫かな。あとは、サトイモ、サツマイモ、カボチャ等の植え付け作業の予定。汗とともにストレス発散、休憩時の冷たい水が美味しい。

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備忘録ノートとキーボードはどちらが手前に来るか

2024年05月04日 06時00分17秒 | 手帳文具書斎
最近、やけに細長いノートが一般的になってきているようです。例えば B5判のノートを上下で2分割したようなサイズのB6横判とか、A4判ノートを上中下に3分割したようなノートなどです。普及の理由は、パソコンのキーボードの手前に広げてメモを取るのに便利だ、ということらしい。

ふと、私の場合を考えてみました。私の場合、備忘録ノートに何かを書きこむ時は、キーボードはデスク奥のミニコンポのアンプの上に片付けて、ノートを広げることが多いです。このやり方だと、書籍や新聞雑誌等を広げながら、要点をメモすることができます。また、画面を見ながらノートにメモを取る場合も、どちらかと言えばキーボードは奥の方に置き、手前側は広く開けて書き込むスペースを確保します。逆に、備忘録ノートを広げて参照しながらキーボードで入力する時は、ノートを液晶ディスプレイとキーボードの間に置き、場合によっては書見台を使うこともあり、キーボードの手前には何も置きません。

そうか。キーボードとメモ帳・ノート等の位置関係は、

  • キーボードが手前でメモ帳やノートがその奥にある場合、ノート類を参照しながらキーボードで入力する、活動としては「表現」的な場合

  • メモ帳やノートが手前でキーボードが奥にある場合、ディスプレイに表示されたデータ等を見ながらノートに何か書き留める、活動としては「探索」的な場合


というように大雑把に分けられるのかもしれません。もっとも、これはキーボードとPC本体が分かれているデスクトップ型PCの場合の事情であって、ノートパソコンの場合はメモ・ノートを手前に置くしかないのかもしれませんが。

いずれにしろ、紙のノートに書くことは脳科学的にも効用が大きい(*1)ようで、せっせとノートに書き、その一部は当ブログに反映するようにいたしましょう(^o^)/

(*1): 紙のノートの脳科学的効用〜東京大学教養学部報より

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子供向けの実用書は大人にもわかりやすい〜ジャガイモの育て方

2024年05月03日 06時00分04秒 | -ノンフィクション
図書館で子供用の書架の前を通った時に、日本十進分類法で「農業」のコーナーがあるのに気づきました。へえ、子供向けの農業書って、どんなものがあるのだろうと立ち止まり、眺めていたら、ポプラ社の『めざせ!栽培名人〜花と野菜の育てかた』というシリーズを見つけました。この第14巻、『ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ』という巻を手に取ってみたら、図解と簡潔な説明がポイントを抑えたもので、実にわかりやすいものです。これはいいものを見つけたと喜び、第15巻『ダイズ、ソラマメ、インゲンマメ』とともに借りてきました。

当方、サクランボや桃など果樹農家としては週末農業の時代を含めてすでに15年のキャリアがありますが、野菜作りに関してはまだまだ新米です。ようやくジャガイモの植え付けが終わり、芽が出てきたばかりで、これからの作業スケジュールに見通しを持ちたいと思っていたところでしたので、たいへんありがたいものです。

以下、ジャガイモの内容に関して、気づいた点を列記しておきましょう。

  • 種芋の植え付け直後には水やりが大切。その後は自然の雨だけで育つ。水をやり過ぎると腐る。
  • 植え付けから1ヶ月ほどで芽かきをする。芽かきのコツは、残す茎の根元(土)を片方の手でしっかり抑え、他方の手で抜き取る茎を斜め上方に引き抜く。
  • 芽かき後1週間ほどで追肥を行う。畝の肩に化成肥料をまき、クワで土とよく混ぜた後に株元に6〜7cmの高さに土寄せする。

  • さらに2週間後に2回目の追肥と土寄せをする。最終的に土が25cmくらいの高さにする。
  • 花が咲いたら摘む。
  • 植え付けから3ヶ月位で葉や茎が黄色くなってきたら収穫できる。晴天が2〜3日続き、土が乾いた日を選んで収穫する。雨の日に収穫すると、腐る。
  • 収穫したイモは土の上で半日ほど乾かしてから運び、風通しの良い日陰でよく乾かして保存する。カゴなどに入れて風通しの良い暗所に保存する。

ということのようです。

うーむ、種芋の植え付けはこれまでもできていますので、実用的にはほぼこれで足りるでしょう。病虫害はありえますが、ナス科の常で連作障害が起きないように4〜5年周期で場所を変えて植え付けしていれば、それほど問題になるようなこともないのでは。

日本農業教育学会監修、図書館用特別堅牢製本図書だそうです。文字も大きく、老眼でもすごく見やすくありがたい。次はサツマイモについてまとめてみましょう。

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