電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

東根混声合唱団の第27回定期演奏会を聴く

2024年05月27日 06時00分38秒 | -オペラ・声楽
知人に紹介されて東根混声合唱団の第27回定期演奏会のチケットを購入し、サクランボ「紅さやか」の初出荷を終えた日曜の午後、東根市のさくらんぼタントクルセンターに出かけました。会場は子どもたちの屋内遊技場や休日診療所、市の保健センター等が同居する多目的施設に設けられた小ホールで、収容人数は約500席くらいの大きさです。以前、山形オペラ協会の公演でモーツァルトの歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」を聴いたことがあり、また映画「おくりびと」を観たのもこのホールでしたので、なじみのあるステージです。

開演前に、市の生涯学習課長のあいさつがありました。女性の課長さんらしく、あまり堅苦しくない雰囲気。さらに団の代表のご挨拶があり、オープニングは東根市の歌。作詞:谷川俊太郎、作曲:林光というコンビで、なかなかいい歌でした。第一部のステージは「口ずさみたくなるようなうた」で、正面に指揮台とピアノ、その後方の山台に左に女声が10名、右に男声が10名の計20名です。年代としては中年以上と言って良いのでしょうか。拝見したところ、必ずしもリタイア組ばかりではなく、現役でバリバリ仕事をしている方も少なくない様子。忙しさの中で練習に参加し、たくさんの曲を覚えて仕上げる過程は、容易ではないはず。熱心なアマチュア合唱の良さを久しぶりに味わいました。
参考までに、プログラムの曲目を載せておきましょう。



第1部 口ずさみたくなるようなうた
 春の風
 ほくはぼく
 道
 気球に乗ってどこまでも
 君がいないから
 心の瞳
 さくらんぼと麦わらぼうし
 風が吹く丘に
みんなで歌おう〜故郷〜
〜休憩(15分)〜
第2部 混声合唱組曲「二度とない人生だから」より
 念ずれば花ひらく
 花・ねがい
 妻を歌う
 つゆのごとくに
 からっぽ・サラリ
 こおろぎ
 二度とない人生だから
指揮:佐藤登、ピアノ伴奏:永田明子、須藤円、友情出演:本間泰久(元劇団四季)



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