電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

古いノートPCを点検しVineLinux4.2を導入する

2013年12月08日 06時00分47秒 | コンピュータ
2002年春に購入して以来、妻が長く愛用したノートパソコンが、電源を入れると何やらピーと音がしてうるさくて仕方がないということで、新しいノートPCに更新しております。で、不調のノートPCを、少し時間ができたので、じっくり点検してみました。どうやら音がしていたのはフロッピーディスクドライブのようで、WindowsXP を起動するとピーピー音がして、たしかにうるさい。

この機種は、富士通の FMV-BIBLO NB8/900L という2001年冬モデルで、CPU が PentiumIII(900MHz)、メモリが 256MB で標準で最大というスペックですので、SP3 のせいでハードディスクにスワップしまくるという状況だったようです。それでも、HDD 30GB, CD-RW/DVD-ROM ドライブを装備し、高輝度低反射型の液晶は、当時のものとしてはなかなかきれいです。10年超の製品でいまだに動くというのは当時の国産製品の品質を物語り、四年も経たないうちに壊れた某社に見せてやりたいほどです(^o^)/
今となっては拡張性も低く、ずいぶん低スペックのものですが、ネットで調べてみると、2001年12月の時点で、RedHatLinux7.1 や TurboLinux7 Workstation で動作確認が行われ、内蔵モデム以外は動作が確認されています。それなら、以前、単身赴任時に使った VineLinux4.2 くらいなら充分に動くのではないかと考えました。ハードディスク上に残る各種個人情報を異なるファイルシステムで上書き消去するという意味でも、恒例のLinuxインストールです。数年前に焼いて保存していた CD-R を見つけ、起動ドライブを CD-ROM に変更してまずは新規にフルインストール。



この作業は全くひっかかることなくすんなり成功。おや、フロッピーディスクドライブのピーピー音がピタリと止まりました。これで味をしめて Synaptic パッケージマネージャーで関連ファイルを更新した上に OpenOffice.org もダウンロード。バージョンは 2.0と低いものですが、とりあえず無いよりはマシでしょう。



というわけで、DELL の Inspiron Mini 10v が昇天して以来、持ち運び可能な Linux ノートが無くなっていましたが、なんとか対応が可能になりました。あとどれくらい持つものか、ハードウェアの寿命は不安ですが、しばらくはこれでしのぎましょう。



午後からは、山形テルサホールにて、山響第233回定期演奏会の予定。楽しみです。


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2 コメント

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ハードの寿命 (おなら出ちゃっ太)
2013-12-08 18:04:45
パソコンや家電など、便利なモノには違いありませんが、どれくらいもってくれるのか読めないのが欠点ですね。
修理とかフォローの体制もなってませんし…
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おなら出ちゃっ太 さん、 (narkejp)
2013-12-08 21:54:36
コメントありがとうございます。パソコンのハード的な寿命は、部品の信頼性でしょうね。昔の国産製品は、部品の信頼度が高かったと思います。不良率も低かったのでしょう。
また、昔のノート型は、図体がでかいので実質的に机上で使われるだけで、ネットブックのようにあちこち運ばれる=静電気や衝撃の影響を受けることが少なかったように思います。おそらくその両面から、長持ちしているのでしょう。
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