過日のブログ記事で、万年筆の質量をしらべてインクの吸入量を求めた際に、重さを「測る」と表記したところ、よくコメントをいただく「さちこ」さんから、
というコメントをいただきました。現役理科中高年の探究心に、なかば呆れながら、でも実は「測る」ではなく「量る」では? という心優しいご指摘ではないかと思い至りました。
うーむ、そういえば、「測る」「量る」「計る」など、計測、計量、測定などにも様々な表記があります。「はかる」という同音異義語の使い分けについて、きちんと調べたことがありませんでした。漢字用例辞典などで調べてみたら、
ということだそうです。「測定」という語の連想から、つい「測る」を使ってしまいましたが、「さんずい」が付いていることからも、液体の容積を測るのが本義で、転じて目測などへと変化していったのでしょうか。
>というか量りますかぁ?
というコメントをいただきました。現役理科中高年の探究心に、なかば呆れながら、でも実は「測る」ではなく「量る」では? という心優しいご指摘ではないかと思い至りました。
うーむ、そういえば、「測る」「量る」「計る」など、計測、計量、測定などにも様々な表記があります。「はかる」という同音異義語の使い分けについて、きちんと調べたことがありませんでした。漢字用例辞典などで調べてみたら、
- 計る 時間を計る
- 測る 液体の容積を測る、距離を測る、面積を測る
- 量る 分量を量る、目方を量る
ということだそうです。「測定」という語の連想から、つい「測る」を使ってしまいましたが、「さんずい」が付いていることからも、液体の容積を測るのが本義で、転じて目測などへと変化していったのでしょうか。
失礼なことを多々すみません・・・。(許してもらえると思い込んでいる・・・)
えっと!
気が付いていませんでした。無意識に量る、と書いたのでしょう。
気づいていたらずけずけ書いてると思います、心優しくないです(笑)
でも、確かに「量る」ですね。
しかし、こうして物事を深く知るきっかけになるのはとても嬉しいことですね。
ちなみに、上皿天秤の使い方はどんなだっけ、と調べてしまいましたよ。
動くものが効き手側・・・という感じでしょうか。
私は、分銅がいつも左(効き手と逆)のイメージだったのですが、甘かったです、ははは。
そういえば、上皿天秤はいつの時代に発明されて使われるようになったのでしょうね。試験管やフラスコなども、どの時代までさかのぼれるのだろうと、歴史的な興味も尽きません。