
私の場合、長年の習慣で複数のウィンドウを開いて作業するスタイルが中心になっています。ウィンドウを最大化しておいて画面を切り替えるのではなく、同じ画面の中でウィンドウの隙間にのぞいている他のアプリケーションをクリックして切り替えるやり方です。Windows3.1 の時代から続くこのスタイルはもうすっかり定着してしまい、複数のディスプレイを並べる写真を見たりすると思わずため息です。
ところで、Ubuntu 24.04LTS ではデフォルトでは画面が起動時に最大化するように設定されているようで、ブラウザでは Vivaldi でも Chromium でも前回終了時の位置とサイズが再現されませんでした。これは 20.04 のときには見られませんでしたので、たぶん 22.04 から採用された Wayland に関わる人たちのスタイルなのでしょう。
そこで、「Ubuntu 24.04 ウィンドウ 最大化しない 設定」で検索してみましたら、gsettings コマンドで設定できる(*1)ことがわかりました。
$ gsettings set org.gnome.mutter auto-maximize false
これで再起動してみたら、最大化されることはなくなり、前回終了時のサイズで立ち上がるようです。また、マウスでウィンドウのタイトルバーを掴み、移動させているときに画面上端に触れてしまうとウィンドウが最大化されて困ることがありますが、これも
$ gsettings set org.gnome.mutter edge-tiling false
で同様に停止できるようです。このあたり、他のやり方、流儀、スタイルをちゃんと認めて設定できるようになっているのはありがたいです。
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