電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

フリーマガジン『gatta!』4月号で「山形的納豆メソッド」を読む

2023年04月01日 06時00分16秒 | 料理住居衣服
山形県内全域を主な対象に、あちこちに配置されている大風印刷のフリーマガジン『gatta!』(*1)の4月号は、「山形的納豆メソッド」が特集でした。興味深いタイトルですが、その内容は;
「納豆汁」「納豆餅」「ひっぱりうどん」の三品は、実は山形県民以外には馴染みの薄い郷土料理なのだそうです。言われてみれば、そうかも。



確かに、「納豆汁」は寒い季節の定番で、お嫁に行った娘も東京でよく作っているらしく、「芋がら」の入手先をたずねてきたりしていました。また、餅は真っ先に選ぶのが「納豆餅」ですが、納豆をだし醤油で味を付けてつきたての餅にからめ、大根おろしをのせて少量の酢をかけて食べるのが私の流儀です。さらに、暑い夏以外の、特に晩秋から春にかけての寒い季節に、手っ取り早い食事といえば「ひっぱりうどん」が定番です。

かつて、納豆を何百回もかき混ぜると美味しくなる、などという説がまかり通っていましたが、私は全く混ぜない派。あまりネバネバにしないでさらりと食べるのが好み(*2)です。研究・製造を取材した『納豆最前線」も興味深く、納豆の素になる枯草菌を販売している会社が全国で3社しかないというのは驚きでした。関連情報として、置賜地方に伝わる納豆に米麹と塩を加えて二次発酵させた「雪割納豆」という製品もたいへん美味しく、私もファンの一人です。記事に紹介されている最上納豆も馴染み深いものですが、我が家の定番は長瀞納豆の「山形地豆」です。県産大豆の粒が大きく、美味しい納豆です。



今回のフリーマガジン『gatta!』の納豆特集、たいへん興味深く読みました。ちょっとだけ指摘すると、雪割納豆を使ったおすすめレシピ、「雪割納豆肉味噌炒め」の作り方の中に、どこで雪割納豆を加えれば良いのか、全く書いてない、普通の肉味噌炒めのレシピになっちゃってます。たぶん、普通のレシピの中に「雪割納豆を入れる」というのを加えるのを忘れちゃったんだな(^o^)/



(*1): gatta!web 〜フリーマガジン「gatta!」の公式WEBサイト
(*2): 納豆の美味しい食べ方とお気に入りの製品〜「電網郊外散歩道」2021年7月


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