電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

私の好きな「第6番」

2010年01月30日 06時12分43秒 | クラシック音楽
クラシック音楽のオールジャンル中から、番号という共通性だけで、好きな曲を1作曲家1作品、計10曲を選定するという実に無謀な試み(*)の「第6番」です(^o^)/

J.S.バッハ ブランデンブルグ協奏曲第6番
ハイドン 交響曲第6番「朝」
モーツァルト 弦楽五重奏曲第6番
ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第6番
ショパン ポロネーズ第6番「英雄」
ドヴォルザーク 交響曲第6番
チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
マーラー 交響曲第6番
マルティヌー 交響曲第6番

【次点】
ブルックナー 交響曲第6番
プロコフィエフ 交響曲第6番
ヴィラ・ロボス ブラジル風バッハ第6番~FlとFgのための

こんなところでしょうか。バッハでは、無伴奏チェロ組曲第6番なども考えましたが、ヴィオラ・ダ・ガンバの音色の魅力で、やっぱりブランデンブルグ協奏曲を選んでしまいました。
モーツァルトは、ヴァイオリン協奏曲第6番なども考えましたが、偽作との噂(^o^)もあり、チャイコフスキー以下の暗~い音楽を中和する意味もあって、明るいクインテットのほうを(^o^)/
こうしてみると、交響曲ではベートーヴェンとドヴォルザークの第6番の幸福感と、チャイコフスキー、マーラー、マルティヌーなどの悲劇性を持った第6番と、ずいぶん対照的です。第5番の交響曲では、あのハ短調交響曲を意識せざるをえないように、ベートーヴェンの「田園」を意識したのか、チャイコフスキーがどよ~んと提示した悲劇性が、後の作曲家にはよっぽどインパクトがあったのかもしれません。

ヴィラ・ロボスの「ブラジル風バッハ」第6番は、過日のNHKのFM放送で知った魅力的な曲です。フルートとファゴットの掛け合いは、一度実演で聴いてみたいものです。
プロコフィエフの交響曲第6番は、紙箱全集で購入した小沢征爾盤の中で、この第6番と第1番のカプリングだけが見当たらない。たぶん、「古典交響曲」あたりが目当てで子供が借りて行ったままずぼらを決め込んでいるのでしょう。困ったものです(^o^;)>poripori

(*):これまでの結果~私の好きな「第○番」の過去記事~「第1番」「第2番」「第3番」「第4番」「第5番
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