電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

パソコンによる音楽再生の意外な恩恵

2008年12月29日 06時30分10秒 | クラシック音楽
パソコンによる音楽再生は、その昔のFM-TOWNS時代から、音楽CDを聴きながらテキストエディタで編集を行うスタイルが定着しておりました。ただし、FM-TOWNSは音声回路が比較的品質が良かったものの、近年メインに使ってきた省スペース型ビジネスマシンFMV-6450CL3のオーディオ回路はS/N比が悪く、閉口しておりました。ところが、過日導入したhpの普及型s3140jp/Cは、比較的S/N比も良好です。また、単身赴任先での音楽再生環境も、ミニコンポで充分に間に合うようです。それならばと、Lineケーブルで予備のプリメインアンプに接続し、自作の小型スピーカで鳴らしてみました。当然のことですが、これまで使っていたパソコン本体付属の小型SPの音とは段違いです。むろん、メインのステレオ装置の音とは比べるべくもありませんが、テキスト編集の合間に耳を傾ける音としては充分な品質です。

思いがけない恩恵もありました。ラファエル・クーベリック指揮ベルリンフィルによる、グラモフォンのドヴォルザークの(紙箱)交響曲全集は、たとえば交響曲第4番が2枚のCDに泣き別れの変則収録になっておりましたが、2枚をハードディスクに取り込んでしまうと、第1楽章から第4楽章まで、CD交換なしで途切れなく聴き通すことができるようになりました。なるほど、私たちはクーベリックの録音を聴きたいのであって、CDというメディアを聴きたいわけではない、ということが実感できます。Ubuntu Linux 上で Rhythmbox で聴いております。

先日来、色の調子が悪かったデジカメですが、乾燥作戦の結果、色が飛ぶ現象は今のところ起こらないようです。もしかすると、持ち主に見放される危機感を感じたのかな?(^o^)/
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