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電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

空想をあきらめるのは希望がないから、もしくは絶望しているから

2020年01月08日 06時04分46秒 | Weblog
空想は、「ありうるかもしれない」未来を描きだすことができます。希望がない、あるいは絶望している人は、空想はできないのかもしれません。「ありえない」と空想を否定する心性は、その根底に希望がない、もしくは絶望があるのかも。

「もし、実際に起こったらどうなるのだろう?」

それを空想するのは楽しいものです。多くのファンタジーやライトノベルは、そこに立脚しているものが多いように思います。もちろん、上品か下品か、表現の上手下手などに、かなりの多様性はあるでしょうけれど。

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思わず嬉しくなる話

2019年12月01日 06時01分42秒 | Weblog
世間では、毎日うんざりするほど悪い話を聞かされます。死んだ・殺した・騙した・だまされた・云々。こういうのが報道だとすると、ニュースなど見たくもないという気分にすらなってしまいそうです。

これに対して、思わず嬉しくなったり勇気づけられる報道というのもあります。めったにないのですが、例えば新潟中越地震の際に、最後の避難所となった学校の体育館をきれいに掃除・後始末をして帰る話(*1)などです。

先日、重い色覚障碍を持つ米国の12歳の少年が、色覚補正メガネを使って、生まれて初めてあざやかな色を感じた動画が話題になっているのを知りました。Livedoor News(*2) によれば、理科の授業中に、同じ色覚障碍を持つ校長先生が色覚補正メガネを渡したときの様子を撮影したものだそうです。

Colorblind Boy Cries After Seeing Color for First Time


おそらく、彼の感動はそれまでの経験を塗り替えるような大きなものだったのでしょう。調べてみたら、こうした動画は他にも多数あるようなのです(*3)。

これらの動画で、色覚補正メガネ(*4)というものがあることを初めて知りました。壁に貼られた周期表の色、分子模型の各原子の色はもちろん、様々な化学変化の色彩など、色を通じて感知することはたくさんあります。例えば打ち上げ花火を見ての感動にも自然に共感することができるでしょうし、当地の例で言えばサクランボの選果もできるかもしれません(^o^)/ 日常生活の上での恩恵は言うまでもないことでしょう。当方、祖母が緑内障で若くして失明し、光のない生活を送った様子を知るだけに、他人事でないほどに嬉しく感じます。この少年に限らず、多くの色覚障碍を持つ人が技術の恩恵を受けられるようになってほしいものですね〜。

(*1):普通の庶民のモラルの高さ〜「電網郊外散歩道」2004年12月
(*2):色覚障害の12歳少年、初めて"色"を見て感動の涙〜Livedoor Newsより
(*3):たとえば、誕生日のプレゼントでこのメガネを送られた66歳のおじいちゃんが感動して言葉を失う場面 など。
(*4):色覚補助メガネとは〜メガネスーパーのページ

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農閑期に入り、助っ人の依頼に応じることに

2019年11月22日 06時02分01秒 | Weblog
初雪がちらほら舞い、寒さが強く感じられるこの頃、前に勤めたことのある職場から電話が入りました。なんでも、病休が出たので助っ人に来てくれないか、ということでした。うーむ、有資格者は再雇用等で払底しているだろうし、ほんとに困っているふうだったし、農閑期に入ったし(^o^;)、一ヶ月程度との話ですので、まあ風邪を引かない程度に一肌脱ごうかと思い、承知しました。そんなわけで、来週から非常勤で出かける先が増えました。通勤の音楽を探しておかなければ(^o^)/



うん? もしかしてお弁当が必要になる日がありそう? 「何十年も作ってあげたんだもの、こんどは自分で作ったら」と言われそうだなあ(^o^)/

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巨大台風の襲来に

2019年10月13日 06時04分06秒 | Weblog
台風19号の襲来により、特別警戒警報が出され、静岡・伊豆半島に上陸したとの速報の後、各地で河川の氾濫のニュースが入ってきました。当地は台風進路の西側(左側)にあたり、多少ましとはいうものの、荒れ狂う風雨の音に眠れない夜を過ごした方も少なくなかったのではないでしょうか。住宅や作業小屋、果樹園の被害状況の確認はこれからですが、家族はみな無事のようですので、まずは良かったとしなければ。

しかし巨大な台風でした。おそらくは、海水温の上昇で含まれる水蒸気量が多くなったためと思われ、暴風と豪雨、どちらも桁違いに発達したみたいです。



仮に、25℃の海水温が30℃に上昇したとすると、これに接する空気1m3あたりの飽和水蒸気量は約7g増加します。これが1辺が1kmの立方体に相当する空気中の飽和水蒸気量は1000×1000×1000=10^9倍になりますから、7×10^9(g)、1,000,000g=1,000kg=1t ですので、7,000t の水蒸気を多く含むことになります。

25℃から30℃に温度が上昇するとき、半径100kmの円形で厚さ1kmの空気の塊が余分に含むことができる水蒸気量は、3.14×100×100×7,000t となりますので、2.198×10^6 t、およそ 220万トンの水分を余分に運んで来れる計算になりますね。素人の雑な試算ではありますが、思わず「ウェッ!」となる話です。温暖化がもたらす極端現象というのは、そういうことなのでしょう。外国の某少女のものの言い方がきついからと言って、温暖化を放置していいことにはならない、ということでしょうか。

気象庁のデータから、日本近海に至るまでの海水温が高かったのは事実でしょう。

 https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/db/kaikyo/daily/sst_HQ.html

ともあれ、各地の被害の全容が判明するのはこれから。大きな被害を受けた方々にはお見舞いを申し上げます。親戚・知人、娘夫婦・孫のところは大丈夫だったのかな?

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無色と透明と

2019年10月12日 06時04分28秒 | Weblog
テレビを観ていて、ときどき「ん?」と思うことがあります。例えば昨日の「チコちゃんに叱られる」の中で、「透明って、何?」というのがありました。その説明が、水は透明じゃなく、実は青い、となっていましたが、ちょいと疑問。スタッフに「無色」と「透明」の混同があったんじゃなかろうか?

水が透明というのは水に濁りがないことで、100入った光がほぼ100出て行く(透過量)こと。濁りがあると、100入った光が70とか80とかしか出て行かない。これは、液体の色と直接の関係はない。(特定の波長の光を吸収する液体でも、吸収しない波長の光はスルーと透過する。)

例えば薄い硫酸銅の水溶液は青い色をしていますが、硫酸銅の水溶液を入れたビーカーやシャーレの底に置いた紙に描いた模様ははっきり見えます。つまり、青色で透明。

水に白絵の具を混ぜると、絵の具の顔料は水にとけないので、ビーカーやシャーレの底の模様は不明瞭になります。つまり白濁して透明度が下がります。青い絵の具を混ぜると、青く濁って透明度が下がります。白または青に混濁して不透明。

「無色」「有色」、「透明」「不透明」は概念が混同されやすいのかなあ。これ、一般社会では通じない、化学屋さんだけの狭い常識なんだろうか? 「水は無色?」と訊かれたのだったら、「水はごく薄い青色」というのがいい答えだと思うけれど。



この週末、近年にない大型の台風19号が接近中。被害の少ないことを祈ります。

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退職後の変化:お小遣い編

2019年07月11日 06時04分13秒 | Weblog
退職後について興味深いものに、経済面の変化があります。今まで定期的に入っていた給料やボーナスなどの収入が途絶えるわけですから、生活スタイルそのものを見なおさないと、いわゆる「老後破産」まっしぐらになってしまいかねない(^o^;)>poripori
実際、税金などは昨年の収入をもとに課せられますので、退職したばかりの今年は特に負担が重く感じられます。

今後、年金収入プラスαでやっていかなければいけないわけですが、農業経営がプラスαになればよいけれど、今年のように思いがけない農業機械の更新を迫られたり、雨でサクランボの出荷量が三割減になったりすることは今後も充分にあり得ます。うっかりするとマイナスαになりかねませんので、農業経営を見直すことが必要になります。そうした総括的な話は、まず一年を経過してみないとなんとも言えませんので、今回は「お小遣い」の面から、ごく感覚的なところをまとめてみました。

  • 親戚ご近所の冠婚葬祭の経費はほぼ変化がありませんが、義理酒席などの交際費は激減しましたので、お小遣いにはたいへん優しい(^o^)/
  • 非常勤でときどき出かけるくらいで、毎日の通勤経費も激減しましたので、交通費の負担もぐっと軽くなりました。
  • 演奏会や映画等の頻度はあまり変わらないか、微増くらいでしょうか。
  • 妻とお出かけの頻度はやや増加し、外食の回数も増加傾向ですが、逆に自分で作って食べることも増えたので、外食費は負担増とはならず、プラスマイナス相殺されるくらいでしょうか。
  • 書店やレコードショップ等を回る頻度は、やや減となりました。これは、通勤がなくなったために寄り道が減ったためでしょう。

うーむ、こんなところでしょうか。総じてお小遣いの額は三〜四割減といったところでしょうか。現役時代とくらべて、なんとなく一万円札の値打ちが増したように感じられるのが正直なところです。



写真は、最近の料理から。パスタとしめじと肉と調味料以外はほぼ自家製です。玉ネギ、ブロッコリー、ささぎ、パセリ、スモモと、畑の野菜と果物で助かっています。これくらいだと、特に外食じゃないと満足できないといったこともなくなります。要するに、勤め人か農家か厨房か(^o^;)など形は違うけれども、「働いて食べる」ということが基本なのかもしれません。

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いかがなものか。

2019年07月01日 06時01分01秒 | Weblog
この世には、さまざまな広告手法があるようです。不愉快なダイレクトメールがくるのは、郵送料という経費がかかるためか、頻度がごく低いために、それほど腹は立ちません。しかし、いつ頃からでしょうか、強制的に広告画像を見せられるようになりました。

最初に疑問を感じたのは、ブログを始めた2004〜2005年頃の、編集画面に表示されたこの広告画像。加齢臭だとか口臭だとか、中年をターゲットとしたと思われる広告でした。若い女性社員が、いかにもいやそうに顔をしかめている写真に、「口臭で部下に嫌われる」というコメント。これが毎回、記事を投稿するごとに、これでもか、これでもかと表示されます。いかにも攻撃的・脅迫的な広告手法です。

さらにその後は、男性が壁に両手を当ててうつむき、隣の不満そうな女性に「もうだめだ」と音を上げ謝罪している様子が出てきました。当方は、「広告は原則としてクリックしない」ことにしておりますので、何の広告なのか確たることはわかりませんが、暗示している背後の文脈にえげつなさを感じました。

女性であれば、容姿容貌の、ごく部分的な要素を取り上げ、◯日間で痩せられる、とか謳った同じ広告を毎回毎回見せられるのは、あまり気持ちの良いものではないでしょう。

どんな商売でも、ふつう、顧客には笑顔を見せるものです。しかし、これはブログ記事の投稿をしている人を、お客ではなく、単に「広告を見せるターゲット」としてしか扱っていないことを表しています。しかも、その広告の手法は、反感を受けやすい単純な反復を基本とする、一定の年代を対象とした一種の心理脅迫的なものです。まことに失礼、不愉快千万。広告手法としても幼稚な部類。同社の管理職はこれを良しとしたのだろうかと不思議でなりませんでした。

その後、ワタシ自身は広告を表示しない有料サービスに移行しましたので、編集画面で敵意を感じることはなくなりましたが、当時は「いい放送番組の途中のCM」以上に反感を感じたものです。毎回毎回、何度も何度も、記事を投稿し、ほっとするたびにえげつない広告を見せられるのは、なんとも不愉快です。

最近、広告が炎上する事件が増えてきているように思います。広告料の総額が新聞雑誌等の紙媒体よりもネット媒体のほうが多くなったことが、しばらく前にニュースになりました。もしかしたら、ネットの広告料がテレビ等の放送媒体を超えるところまで来ているのかもしれません。ということは、広告の炎上という事態は、「表示される広告が一方的で下品」だという点で多くのユーザーが不愉快千万に感じていることが噴出している、そのあらわれなのかもしれないと思ってしまいます。

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果樹園と宅地化、原野化

2019年06月30日 06時02分53秒 | Weblog
農家の高齢化が進み、後継者もなく果樹園も維持できない年齢になると、農地を手放すケースが増えてきます。基本的に湿地帯にある水田とは違い、果樹園は畑地ですので地盤も安定しているため、宅地に転用し購入した不動産会社は、アパートや戸建住宅を建設することが多いようです。とりわけ道路に面した畑地・果樹園は、工業用地になるほど広大なケースを除き、ほぼ例外なく宅地化されることになります。

すると、隣接する園地の持ち主はどうするか。新たに入居してくる住人との摩擦を考慮し、まず窓際の果樹を伐採し、住宅やアパートとの間に空間を作ることで早朝の草刈り等の騒音の問題をやりすごそうとします。また、境界に防風ネットを張り、農薬の散布で窓や洗濯物を汚すことを防ごうとします。こうした努力をしても、非農家にはそれらの努力はなかなか理解されません。結果的に、苦情により隣接園地を保有する農家は果樹園農業を継続する意欲を失い、農地を手放すことになってしまいます。すると、さらに隣接する園地が…(以下同様)

こうして、一箇所から始まった宅地化は急速に広がっていき、道路に面した果樹園地帯はあっという間に宅地になってしまうのです。

こうした宅地化の条件からは大きく外れている園地は、担い手が高齢のため果樹園を維持できなくなり手放そうと思っても、おそらくは買い手がつかないでしょう。維持管理されない耕作放棄地はあっという間に原野と化し(*1)、しかもそれが徐々に広がっていきます(*2)。長い目で見ると、町(宅地)と原野の間に緩衝地帯として存在した農地(果樹園地帯)が消失し、宅地と原野がしだいに接近していくことになります。野生動物との遭遇などの事案が珍しくなくなるでしょう。

橋や道路やトンネルの重要性は多くの人に理解されていますが、農地もまた実は重要なインフラ(*3)なのではなかろうか。

(*1):果樹園を放置するとどうなるか〜「電網郊外散歩道」2016年6月
(*2):耕作放棄地の現状〜「電網郊外散歩道」2009年4月
(*3):農地はインフラストラクチャ〜「電網郊外散歩道」2011年6月

【追記】
果樹園に隣接して住宅を建てようとする方の考え方は、例えばこんなふうなものでしょうか。最初から警察に被害届を想定……なんだか悲しくなります(^o^;)>poripori

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高校時代の恩師の葬儀に参列する

2019年06月24日 06時03分41秒 | Weblog
新聞で訃報に接し、急遽、予定を変更して高校時代の恩師の葬儀に出席してきました。穏やかな人柄で生徒にも信頼される先生で、入学した年に恋愛結婚されたのではなかったか。記憶によれば、新採用教員のときに新潟地震に出くわし、皆さんが逃げる中、後に奥様となった女性教師をかばって職員室にとどまったのだそうな。そんな噂が生徒の間で囁かれておりました。私たちが卒業した後に、様々な要職を歴任された方だけに、実に多くの会葬者が会場にあふれました。弔辞も型どおりでない、心のこもったもので、私たちの同期生の代表は今は有名作家となっている某君(*1)。「教室の後ろの方に吹き溜まっていた私たち」をあたたかく指導してくれたこと、折りに触れて手紙をいただき、またときどきお会いした際には変わらぬ笑顔で話を聞いてくれたことなどを、時折言葉につまりながら、訥々と述べていました。彼の弔辞の中で心に残ったのは、老子のものだという、

死而不亡者寿 死してなお亡(ほろ)びざるものは命長し

という言葉でした。

また、二回上の先輩学年の代表である某議員さんの弔辞では、担任だった先生の結婚が決まった時に、教室の黒板に大きく相合傘を描き、先生のお名前と奥様の名前を並べた「事件」があったけれど、あの首謀者は私でした、と白状した後、首相も自民党文教族も教育委員会制度を廃止し、首長の下に置く制度改正を考えていたけれど、当時の取りまとめ役として、教育長経験者である先生の意見をお聞きしたところ、教育の独立性は保ったほうがよいこと、むしろ教育委員長と教育長の権限の整理をしたほうがよいことなどをうかがい、今に続く制度の改正案としたことなどの裏話も聞きました。

お孫さんの別れの言葉も、涙を誘いました。敬愛する「おじい」が、これほど多くの人に敬慕されたことに驚きながら、早すぎる別れを受け止めきれていないようでした。



高二の時に、理系志望なのに物理がサッパリで、むしろ文系科目のほうが安定していたものだから、先生に「君は文系だね」と言われてしまいました。三年時に物理の先生が代わり、まともな成績に回復(*2)してきたために、結局は理系志望を貫いたのでしたが、卒業後に先生にその話をすると、「文系的理系だったということだな」と笑われました。そろそろ退職間近な頃、同期のH君が「海」の章を執筆していたIPCCの第四次報告書でノーベル賞を受賞して数年後でしたが、H君と奥さんと一緒に、先生を囲む席に加わったことがありました。私も本業のほうで某賞の候補として推薦を受けたらしいけれど東北地区は他県の方に決まったらしい、などと報告したものでした。先生はすでに要職を退き、奥様とともにお母様の介護などで地味な生活を送っておられましたが、そろそろ定年退職期を迎えた卒業生の話に耳を傾けて、ニコニコ嬉しそうでした。あのときも穏やかな笑顔の印象が強いです。

思いがけない訃報が続きます。なんだか気力が弱りそうですが、あの世とやらがあるのならば、そこで先生に笑われないように、しっかりしなければいけません。

(*1):飯島和一『雷電本紀』を読む〜「電網郊外散歩道」2007年9月
(*1):高校生の頃のノート〜「電網郊外散歩道」2016年4月

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宅配便の不達の連絡で一人暮らしの叔父の死去を知る

2019年06月22日 06時01分44秒 | Weblog
一昨日、日中にクロネコヤマトの某配送センターから電話があり、妻が一人暮らしの叔父さん(*1)に送ったサクランボについて、送り先の宛名人の方が死去したと隣の方から聞きましたが、どうしますか、というものでした。「えーっ!」と思わず絶句しました。毎年ちょうど今の時期に、サクランボの到着とお礼を伝える電話で元気なお声を聞いて安心していただけに、突然のことに驚きました。なんということだ。詳細は不明、妻が関係者に連絡を取っています。

一人暮らしとなった老人の、やがては迎える最期とは言いながら、思わず厳粛な気持ちになります。合掌。



(*1):一人暮らしになった老人を慰める〜「電網郊外散歩道」2008年4月

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親戚の結婚披露宴に出席する

2019年06月16日 20時22分30秒 | Weblog
親戚の結婚披露宴があり、久々に祝の席につきました。今の若い人は、義理で依頼する上司の祝辞などは割愛、新郎のウェルカム・メッセージの後、いきなり乾杯で始まり、それでいいのだなあと納得したところです。
昨日はちょいと飲み過ぎて、今朝は沈没(^o^;)>poripori
幸いに、雨降りでサクランボ収穫作業は中止、体調の回復を図りました。ときどき横になって本を眺めたりラジオを聞いたり。そういえば、久しぶりに日曜の午後に「きらクラ!」を聴きました。いつもだと、月曜朝の通勤時間に車の中で再放送を聴いていることが多く、リアルタイムに放送を聴くのはほんとに久しぶりのような気がします。

お嫁に行った娘のところから、父の日のプレゼントが届きました。農作業用にと考えてくれたらしい「かまわぬ」の手ぬぐいとお菓子でした。ちょいと嬉しい(^o^)/ 孫のところへもサクランボを送らなければ。

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退職したら義理酒席が激減した

2019年06月08日 06時07分51秒 | Weblog
今春退職し、主に自宅で定年農業に従事しておりますが、退職して良かったことの一つに、義理酒席が激減したことが挙げられます。

もともと自宅が田舎にありますので、外せない酒席の際はホテル泊を余儀なくされておりました。歓送迎会や忘年会、新年会などを含め、年にふた桁の回数の酒席は、立場上しかたなく出席の返事をしていたようなものです。これがすっぱりと無くなったのですから、時間的にも経済的にもまた健康面からも、負担が少なくなったのは間違いありません。年金受給年齢を過ぎてからようやく退職していますので、義理を欠いてもあまり目くじら立てられることもなくなったという面もあります。

義理酒席の減少を、社会からの隔絶ととらえる向きもあるかもしれませんが、当方はもともとがいわば「仙人」志向。仲間内での楽しい酒席は良いけれど、義理で出席しなければいけない酒席というものは、立場を離れた今、わずらわしかったというか、ホッとしたというのが正直なところです。

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駐車場で時間待ちするとき

2019年06月03日 06時01分58秒 | Weblog
駐車場で時間待ちする時、そう、例えばスーパーの駐車場のような広い駐車場などで、駐めてある車を眺めることがあります。1台1台、メーカーと車種、車名を確認していくと、中に懐かしい車を見つけることがあります。雑誌や自動車のサイトなどにはあまり登場しない、ごく普通の実用的な大衆車です。それが、十数年、時には二十数年前の姿で停まっています。オーナーは、きっと大事に乗っているのでしょう。格別の名車というわけではないのに、本人にとっては思い入れのある、大事な車なのだろうなあ、などと想像すると、妙に共感してしまいます。



写真は、亡父がサクランボ果樹園の中に植えたバラ。今年もきれいに咲きました。

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三月末に退職し、当座の感想は

2019年04月20日 06時02分29秒 | Weblog
この三月末に退職して、すでに20日になります。当座の感想はこんな感じ。

  • 時間が自由になります。毎朝の通勤がなくなることがこんなに楽だとは思いませんでした。逆に、生活に意識して計画性をもたないと、だらだら過ごしがちになります。
  • 図書館、農協、銀行や郵便局など、営業時間に行けるのはありがたいです。
  • ゴミ出しや料理など、家事について少しずつ覚えて協力できています。
  • 農作業を、お天気に合わせてできるのはありがたい。
  • 畑に出ると歩数計の数値が10,000歩以上になりますが、家にごろごろしていると、歩数計はせいぜい2,000〜3,000歩にしかなりません。

まだまだ表面的な感想にとどまり、今まで入ってきていた給料が入ってこないという本質的な、またシビアな面が見えていないのだと思いますが、季節も桜の満開の時期となり、まずは良かったと言えそうです。

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クロネコ・メンバーズに登録

2019年04月11日 06時03分29秒 | Weblog
過日、万年筆のトラブルで販売元に送付する必要があり、「クロネコヤマトの宅急便〜」のヤマト運輸に行ったところ、サクランボやモモ等、たびたび宅配便を利用するのであれば、クロネコメンバーズに登録すると便利ですよ、と教えてもらいました。要するに、メンバーズカードに初回5,000円をチャージすることで、以後はタブレット端末から宛先等を入力できるようになり、送り状を手書きする必要もなくなるし、営業所側でも電子的に処理できるので負担が少なくなり、その分だけ送料等の経費を安くすることができるのだそうです。なんだ、そうだったのか。今まで発送は妻にまかせきりで、ご近所取扱店に持ち込むだけで、経費等の詳しいことを調べないできました。宅配便の送料が上がっていることでもあり、少し距離はありますが、今後はクロネコ営業所に持ち込み電子入力とすることで、送料負担をいくらか少なくできそうです。さっそくクロネコ・メンバーズに登録しました。



アホ猫よ、ちがうよ。我が家にやってくる不審な黒猫じゃなくて、クロネコヤマトの宅急便のことだよ。だから、クロネコ違いなんだってば!

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