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厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2019年26冊目『結局、人生はアウトプットで決まる』

2018-10-13 21:17:31 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本は、「読む」「聞く」「体験する」ことによるインプットと、「書く」「話す」「行動する」ことによるアウトプットを繰り返すことで、近い将来やってくる「AI(人工知能)が人間の仕事を奪う大量失業業代」に、AIに負けない自分の価値をつくることを目的としています。

著者の中島聡さんは過去、マイクロソフトでWindows95・98のプログラマーをされていましたが、特にブログというアウトプットを持つことが、最高のマーケティングツールであり、勉強術にもなっていると言います。

「何か自分が夢中になれるものを一つでも良いから見つけ、それに関してブログやYouTubeを使って、ひたすら発信し続けること」

これが質の高いインプットとアウトプットを両輪で回す最適な方法であり、自分の価値の最大化やセルフブランディングに繋がります。

【my pick-up】

◎自分では気づかない「好きなこと」の見つけ方

政府から、最低限暮らせるお金が毎月支給されるようになりました。食べるために仕事しなくてよくなる未来、あなたは毎日何をして生きていきますか?それこそが「好きなこと」の正体なのです。

◎最高のプレゼン資料の作り方

私が考えるプレゼン資料とは、ズバリ〝大事なことが書かれていない資料〟です。本当に大事なことは、「あなた自身の口からアウトプットする」必要があります。プレゼン会場にいなかった人が見たら、「このプレゼンはいったい何が言いたいのかさっぱりわからない」と思うような内容にするのが、正しいプレゼン資料の作り方なのです。その代わり、プレゼンに来られなかった人に資料を渡す際には、それを読めばプレゼンの中身がわかる資料を別途作る必要があります。そして最後に。本当に良いプレゼンは、別にスライドなしでもできるものなのです。

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2019年25冊目『世界一速い問題解決』

2018-10-07 22:02:09 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本で紹介されている問題解決のメソッドは、著者の寺下薫さんがヤフーの現場で培った経験をベースに体系化しています。

そのうえで、ソフトバンクとヤフーの研修を通して1500人以上に指導しながら、誰でも必ず身につけられるように、メソッドの検証と修正を繰り返し行ってきたので、ベテランから新入社員まで、幅広い方々が活用できる内容になっています。

超速・問題解決の4つのステップ

STEP1 10分で問題の“背景”を洗い出す

STEP2 20分でゴールを設定し、問題を整理する

STEP3 30分で問題の全容を「見える化」し、真の原因を突き止める

STEP4 10分で解決策を出す

「2つの質問」で問題の全体像を洗い出す

1.「問題の原因を1つ挙げるとすると、それは何ですか?」

2.「その原因が解決すれば、この問題はすべて解決しますか?」

問題を解決するにあたっては、解決することだけではなく、今後は、解決に要する時間も意識していかなければなりません。そして、何より大切なのは、解決策を作成した後に、実行することです。

圧倒的な高速経営を実現しているソフトバンクとヤフーで採用されているメソッドは、シンプルかつ強力です。

【my pick-up】

◎他部署が協力してくれない原因は情報共有不足が9割

私がヤフーの中で、サービス改善のための問題解決ワークショップを数多くやって感じるのは、意外と部署間で話ができていない場合があるということです。「毎週、いくつかの部署が集まってミーティングをしていますけど・・・」という部門に限って、問題となっているテーマについて議論されていないケースが散見されます。部門間の協力が進まないもっとも大きな原因は、1つのテーマについて、しっかりと議論していないことから起こる情報共有不足であると私は考えています。

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2019年24冊目『お金に困らない人、困る人』

2018-10-07 21:34:41 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、お金に困らない人の考え方や行動原則について、お金に困っている人と比較し、分析することによって明らかにしていきます。

実力や能力があるにもかかわらず、お金に困る残念な人が多くいます。彼らは周りから適正な評価を得られていません。つまり、〝過小評価〟され、小物として扱われているから収入も少ないのです。

一方で同じような実力であるにもかかわらず、高収入を稼ぎ続けている人がいるのも事実。周りからは、いわば〝過大評価〟され、大物感を醸し出しているタイプです。

そんな実力相応、さらに実力以上の評価を受けるための考え方、働き方、コミュニケーション、ブランディング、魅せ方が本書から学べます。

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2019年23冊目『死ぬこと以外かすり傷』

2018-10-07 00:08:53 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

幻冬舎編集者の箕輪厚介さんが、編集者は最強だと感じる3つの理由があると語ります。

「才能カクテルが飲み放題」

一生に一度会えば人生が激変するレベルの変人や天才たちと毎日のように会って、時にぶつかりながら本を作り、戦友のようになる。

「ストーリーを作れる」

消費者が心動かされるストーリーを作ることが、洋服でも家具でも食品でも必要になってくる。

「人の感情に対する嗅覚を磨ける」

マスにヒットするコンテンツというのは、突き詰めると特定の誰か一人に鮮烈に突き刺さるものだ。

そんな箕輪さんの頭の中、行動原理を書いた1冊です。

第1章は「考え方」。常に「こんなものだろう」という予定調和を壊しに行かなくてはおもしろいこと、新しいことはできない。ロジックから感動は生まれない。

第2章は「商売のやり方」。サラリーマン脳を捨て自分の手で稼ぐ力を持たないと、これからの時代にあまりに不安定だ。

第3章は「個人の立たせ方」。自分というブランドをいかに打ち立てるかが、個人の時代では重要なテーマになる。

第4章は「仕事のやり方」。ごちゃごちゃ言う前に、とにかく動く。スピードと量で圧倒する。変化の時代には、とにかく動く人間が勝つ。

第5章は「人間関係の作り方」。デジタル時代こそ丸裸になって本物の関係を作れる人間の価値は増す。

第6章は「生き方」について。ロボットが人間の大半の仕事を代替するようになると、我々人間は自分の内的欲望に忠実に、何かに入れ込んで、ただ熱狂する時間ができる。むしろ、そうやってしか人間が生み出すべき価値は作れなくなる。いかにして熱狂にまみれて生きるか。

本書が、これから生きる若い人の武器になったらイイですね。

「おわりに」に書いている箕輪さんのメッセージが、本書で言いたいことのまとめになっています。

・僕の編集する本は他のビジネス書とは違う。情報価値を重視していない。時代の爆発を捉え、今を生きる起業家のリアルなひとコマをカメラでおさえるかのように切り取り、ビタミン剤のように気合いを注入する。著者は変わっても大体パターンは決まっている。

・僕は、行動せよと読者の背中を押す。本はそのためのツールでしかない。

・あなたがやりたくないことはあなたがやめても実は誰も困らないことだ。しかし、あなたが心の底からやりたいと願うことは、あなたにしかできない素晴らしいことだ。

【my pick-up】

◎量量量!

僕はこの1年で見違えるくらい成長したと言われるが、それは絶望的になるくらいの量をこなしているからだ。毎朝、今日やらなきゃいけないことを考えると死にたくなる。NewsPicks Bookが今、全国書店で大展開されているのは毎月出し続けているからだ。これは僕の編集力があるからではない。圧倒的な量を作っているからだ。周りから批判を浴びたときに自分を支えてくれるのも、また量だ。「オレはお前らが寝てる間も動いている。誰よりも量をこなしてきた。舐めるなよ」と。量だけは裏切らない。誰よりも動け。

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2019年22冊目『超一流、二流、三流の休み方』

2018-10-05 23:56:33 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、大富豪と呼ばれるような人生の成功者を「超一流」、仕事ができるといわれる方を「二流」、ごく一般的な方を「三流」と称したうえで、休み方や体調管理などの違いを比較検証しています。

これからは、どのように働くかも大事ですが、それ以上にどのように休むかも突き詰めていかなくてはなりません。

本書から「正しい休み方」とは何かを知ってほしいと思います。

また、朝から晩まで働き詰めで、残業を惜しまないという方にとっては、自身の働き方を見直すきっかけにもなるでしょう。

【my pick-up】

◎超一流は、仕事「後」に汗をかく-「良い疲労」に記憶をすり替えよう

超一流の場合、仕事が終わった後に汗をかくと決めているのです。仕事後に汗をかくことで「この疲れは仕事によるものではなく運動によるもの」と脳に思い込ませます。「仕事の疲れ」を「運動後の心地良い疲れ」に書き換えているのです。スポーツの疲れは「心地良い疲れ」。だから1日の最後に持ってくることで、その印象を持ったまま休息し、翌日にひきずらないことができるのです。同じ汗をかくなら、仕事終わりに運動して汗を流す。

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