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厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2014年26冊目『年収300万円の残念な働き方』

2013-12-11 15:16:11 | おすすめビジネス書
年収300万円の残念な働き方 1万人に会って分かった年収の壁を打ち破る方法 年収300万円の残念な働き方 1万人に会って分かった年収の壁を打ち破る方法
価格:¥ 1,449(税込)
発売日:2013-11-29

評価  (3点/5点満点)

この本では、年収180万円のフリーターや学生から始まり、1200万円を超えるエグゼクティブ社会人に至るまで、各レベルで直面するであろう具体的な苦労、課題を抽出し、それぞれの解決策を記載しています。

レベル1 フリーター/学生(年収180万円)

レベル2 見習い社会人(年収300万円)

レベル3 一人前社会人(年収500万円)

レベル4 一流社会人(年収800万円)

レベル5 エグゼクティブ(年収1200万円)

ビジネススキル習得にかかる年数は、1レベルあたり3年が目安です。つまり、今の年収が300万円の会社員でも、9年間正しい努力をすれば年収1200万円を超えることは可能です。

元リクルートエージェントのキャリアコンサルタントで、現在は転職相談のできるBARの店主として1万人以上の人生相談にのってきた著者・鈴木康弘さんによる、「フツーの人」の年収UPに役立つ「仕事の知恵」が詰まった1冊です。

見習い社会人が10年かけて一歩一歩着実に階段を上り、エグゼクティブ社会人になるまで、年収UPの堅実な方法を知りたいビジネスパーソンは、読んでみてください。

【my pick-up】

◎優秀な部下が退職する「気合いマネジメント」(年収800万円の残念な働き方)

残業ゼロ、気合いナシでも目標達成できるビジネスモデル、業務設計を作るのが管理職の仕事。

部下をはじめとした他人にやる気を出させるのに「頑張れ!」と励ますことが部長職以上の人間の役目でしょうか?それは、課長職までのやり方です。

◎素早い決断ができない(年収800万円の残念な働き方)

「決断」する仕事で大事なのは、「正確さ」<「スピード」「一貫性」です。「デキる人」は例外なく、決断する速度が速く、ブレません。

「判断の正確さ」はスキル、能力、知識が影響します。しかし結局神様じゃないと100点は取れないし頑張ったってワカランもんは結局ワカランのです。でも、「判断のスピード」と「判断の一貫性」は誰でも、心がけ次第で100点を取れる。だから「判断」の仕事で大事なのは、「正確さ」<「スピード」「一貫性」なのです。訳すと「うだうだ考えるよりも」「とっとと決めて行動し」「一度決めたら変えずにやり切れ!」です。

◎イエスマンばかりを集めて孤独な思いをする裸の王様(年収1200万円の残念な働き方)

社長が飲みに誘ったら、100%必ず部下がついてくる。飲みの場で部下たちが社長を褒め称え機嫌を取り続ける。そんな環境は危険です。

たかだか、業務外の飲みの誘いすら断れない部下が、仕事で社長にホンネの反対意見を述べたり、本気で諫言をしてくれるでしょうか?まず、あり得ないでしょう。細心の気遣いをして部下に接していかなければ簡単にこの状況になります。

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2014年25冊目『できる社員の損益分岐点』

2013-12-10 22:39:00 | その他私が読んだ本
できる社員の損益分岐点 できる社員の損益分岐点
価格:¥ 1,050(税込)
発売日:2013-11-28

評価  (2点/5点満点)

この本では、年収の3倍をきちんと稼ぎ出している人と、そうでない人たちのパフォーマンスの違いを集めています。

赤字になるか黒字を出せるか分かれる点、つまり社員としての損益分岐点は、年収の3倍以上の粗利益を稼ぎ出しているかどうか。例えば年収が500万円なら、1500万円以上の粗利益を稼ぎ出していないと、会社の利益に貢献しているとは言えません。

本書では、コミュニケーション力、情報収集力、人間力、対応力、仕事力、取組みの心得といった具体的な事柄ごとに、「赤字社員」「白字社員」「黒字社員」それぞれの対応がまとめられています。

項目ごとに書かれている黒字社員としてのキーワードが、分かりやすくて実用的です。

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2014年24冊目『文章を書くのがラクになる100の技』

2013-12-07 22:46:44 | その他私が読んだ本
文章を書くのがラクになる100の技 文章を書くのがラクになる100の技
価格:¥ 1,554(税込)
発売日:2013-11-26

評価  (2点/5点満点)

著者のような「ライター」は、多くの人に誤解なく的確に情報が伝わるような文章を、あるときは1日あたり数千から数万文字、またあるときは200文字程度で1日100本近く、それもタイトな締め切りに向けて、連日コンスタントに書くのです。

この本では、ビジネスやライフスタイルの現場において、「現実的な文章を作成する」というシチュエーションを想定し、「わかりやすい文章」を「ストレスを溜め込まず」「できる限り速く書く」ための実践的なテクニックについて、解説しています。

特に、最後の章の「クオリティを最大限まで高める原稿の磨き方」が参考になりました。ビジネスにおける企画書や報告書等のレベルをもう一段上げる最終チェックとして役立ちます。

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2014年23冊目『情報は1冊のノートにまとめなさい〔完全版〕』

2013-12-05 22:22:04 | その他私が読んだ本
情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版] 情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2013-11-29

評価  (2点/5点満点)

2008年に刊行されたベストセラー『情報は1冊のノートにまとめなさい』のリニューアル版です。最新のノウハウやテクニックが追加されています。ただし、基本的な考え方・方法は変わっていません。

常に1冊のノートだけに情報を入れ、それを読み返す。

これだけです。

今や周りはデジタルだらけですが、アナログのツールや手法はまだまだ私たちの仕事や暮しに欠かせないものです。この本の手法は、身近な知的生産の方法であり、ビジネスパーソンだけでなく、学生、主婦、お年寄りにも使え、何年経っても時代遅れになることはないでしょう。

初版を読まれた方で、考え方を身につけた上で既に実践されていれば、改めて本書を読む必要はないかもしれません。初版を読まれてない方にとっては、本書から多くの収穫があると思います。

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2014年22冊目『ズラす!思考』

2013-12-04 22:20:08 | その他私が読んだ本
ズラす! 思考 ~新しいアイデアを生み出すヒント~ ズラす! 思考 ~新しいアイデアを生み出すヒント~
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2013-11-21

評価  (2点/5点満点)

「キットカット」のプランニング戦略で2009年、カンヌ国際広告祭メディア部門グランプリを受賞した宇佐美清さんが、「人を出し抜く」アイデアを生むヒントと思考法を紹介します。

大ヒットする企画とは、みんなが心のどこかで欲していて、だけど見つけきれず、上手に取り出すことができなかったもの。つまり、ヒットする企画とは決して独創的なものではないのです。

そのヒントは「ズラし」。「当たり前」をくるりと変身させる視点です。

具体的な思考法は「ロジック&マジック」。「ロジック」は、左脳、客観、論理、理屈、機能、事実、割り切り、明解、解決、優先順位・・・といったもの。「マジック」は、右脳、主観、直観、感情、喜び、楽しみ、驚き、魅力、クリエイティビティ、冗談・・・を指します。

ロジックだけで視点をズラしてもダメ。マジックだけで視点をズラしてもダメ。両方ズラしたところの接点となるところに、人が思いついていないような、思いがけないアイデアがあります。ロジックはたしかに大切です。ですが、ロジックに頼っているだけでは、人々をあっ!と言わせるアイデアにはならないのです。だからといって、マジックだけで突っ走るのも考えもの。なぜならそれは、ただの思いつきでしかないからです。それだけでは、ビジネスはできません。ロジックとマジックが交わったところに、新しいアイデア(新しい価値)が生まれるのです。

このように、「ズラす」には意識や意志が関係しています。本書で書かれている内容は、アイデアを生みだすための王道とも言える考え・方法ですので、理解したらさっそく実践に移してみましょう。

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