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厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

今年138冊目『モテる男になる魔法のチカラ』

2009-08-24 13:22:26 | その他私が読んだ本
モテる男になる魔法のチカラ ポケット版―成功をつかむ遺伝子の法則 モテる男になる魔法のチカラ ポケット版―成功をつかむ遺伝子の法則
価格:¥ 1,000(税込)
発売日:2009-05-25

評価  (2点/5点満点)

著者は、大脳・自律神経系と人間の行動・言葉の関連性から導き出した「口ぐせ論」など、著書も多い佐藤富雄さん。

この本は、2005年6月刊行の単行本をポケット版として再編集したもので、モテるために必要な大きな要素を、人間、動物、生き物が持っている原理原則を生物学的な見地から分析し、科学的な論証を加えながら記しています。

具体的には、

闘争する力・・・自分が最も相手を幸せにできる人間であることを示す

戦略を立てる力・・・経済的に幸せになるために家庭をマネジメントする

創造する力・・・創意工夫し、より楽しい毎日を実現する

人間関係をつくる力・・・あらゆるしがらみを工面し、協力関係を維持する

夢を見る力・・・もっともっと幸せになることを頭に描き続ける

この5つのパワーを発揮し、身体的な自信を身につけることです。

体にも悪影響を与える心理的ストレスやネガティブな考えは、何事にも楽しむ姿勢を持って排除していきましょう。

【my pick-up】

◎老いを知らない、しまった体をつくる食生活とは?

実は、私の朝の習慣には、”朝食を食べる”ことが含まれていません。私は”朝食”を摂りません。「1日2食主義」を推奨しているのです。

現代人は、総じてカロリーを摂りすぎています。消費する量よりカロリーが多いのですから、それはもちろん体に溜まっていきます。だから男性の多くが、中年になると、お腹が出てくる。いわゆる”中年太り”になってくるわけです。

◎80歳になってもモテる”闘う体”のつくり方

若いときから体をつくり続けること。素晴らしいのは、肉体は鍛えたら鍛えただけ、自信として蓄えられていくということです。本書を読んだあなたが、若ければ若いほど、大きなメリットが出てくることは言うまでもありません。

◎本当は健康にいい、こんなお酒の効用

お酒は積極的に飲んでいいと思います。私もお酒が大好きです。おもに昼にはビールを飲み、夜は赤ワインを飲みます。この2つのお酒には、”強い体”を保つための成分が豊富に含まれているのです。

ビールは、古代エジプトでは”液体のパン”と呼ばれたほどの栄養源でした。実際に、カルシウム、鉄、ビタミンB群、マグネシウム、カリウムといったビタミン、ミネラルを含んでいます。その効用も、ストレスを軽減して食欲不振や不眠症を防ぐことから、整腸作用、貧血の予防とさまざまです。

◎男は服装ひとつで、女性以上に若返る

本当は若々しいにもかかわらず、容姿をすっかり年寄りっぽくしてしまったことで、すっかり身も心も老いてしまった人は大勢います。さりげなく一流のものを身につけるということには、気を使っています。

「自分がそういうものを身につけているんだ」という自信こそが大切なのです。これを身につけることによって、私は普段の何倍もの力を発揮できるし、相手の気持ちをこちらに傾けることができると確信している。それが自分のパワーの源にもなり、相手の目には魅力的な男として映るのです。

◎読書し、勉強することが「未知の世界」への意欲を高める

読書をする効果は、たくさんあります。なかでも重要なのは、それによって”語彙が増える”という事実です。

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今年137冊目『ソフトバンク流「超」速断の仕事術』

2009-08-24 08:55:16 | おすすめビジネス書
ソフトバンク流「超」速断の仕事術―1か月かかる仕事を1週間でやり遂げる! ソフトバンク流「超」速断の仕事術―1か月かかる仕事を1週間でやり遂げる!
価格:¥ 1,500(税込)
発売日:2009-07-31

評価  (3点/5点満点)

本書は、ソフトバンクの最初の通信事業会社、ビー・ビー・テクノロジー(現・ソフトバンクBB)のオペレーション本部企画部長だった大木豊成さんが、孫正義社長のもとプロジェクトを前に進めて結果を出してきた方法を紹介しています。

孫社長の仕事に対する考え方にも触れることができ、ベンチャー企業だけでなく、広く変革を必要とする企業のリーダー職に読んでもらいたい1冊です。

【my pick-up】

◎Eメールで伝え切るには

ビジネスでのEメールには、

1.読んでもらう工夫

2.1回で理解してもらえる工夫

3.複数提案と選択しやすい工夫

4.返信してもらえる工夫

というものが大切になってくる。

読んでもらうためには、件名を工夫すべきである。

1回で理解してもらうためには、まず結論から書くべきだ。

1回で理解できた相手が、長々と文章を書かなくてもいいようにしておく。あらかじめこちらから複数、できれば3つ程度の考えられる回答を提案しておく。

読んだら返信してもらえる仕組みは簡単だ。返信期限を決めておくことと、返信がない場合はこうする、といった添え書きをしておくことだ。

◎信頼するが、信用はしないという腹の括り方

信頼と信用。似ている言葉ではあるが、私はあえて使い分けている。前者の信頼という言葉はとても重要だ。しかし一方で、信頼しているからといって何でも任せてしまうのはよくないと考えている。だから私は、「信頼すべきだが、信用はしない」という言い方をしている。ここでいう信用というのは、任せるという言葉に基づいた「部下への丸投げ」のことを指している。

◎オンとオフの切り替え術

私は、公私の切り分けということ自体、あまり意味のないことだと感じている。会社と契約した時間帯はあるにせよ、それ以外の時間の使い方は自分でコントロールできるはずだ。残業が多いことが定常化している人は、自分の仕事に対する取り組み方自体を考え直すべきだ。

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今年136冊目『なぜあの人は整理がうまいのか』

2009-08-20 18:50:24 | おすすめビジネス書
なぜあの人は整理がうまいのか なぜあの人は整理がうまいのか
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2009-07-31

評価  (3点/5点満点)

著者の中谷彰宏さんは、以前にも整理術に関する本をいくつか出されていますが、一貫して「捨てること」の重要性を説いています。

私も、中谷さんから整理術の基本的な考え方を学んできました。「誰かが持っている資料は自分で持たなくていい」など、割り切ってシンプルに直感的にやったほうが、目的のものに素早くアクセスできます。

【my pick-up】

◎言われてすぐ出せない書類は、使えない

誰かに「○○はどこ?」と言われた時に、すぐ出せるかどうかが勝負です。「○○の資料はない?」と上司に言われた時に、A君とB君の2人の部下がいた場合、すぐ出せた人の勝ちです。これがチャンスです。

◎書類の山が崩れるのは、捨てていいサイン

倒れた時点でそこのものは全捨てです。もう1回見てみる必要はまったくありません。そこには大切なものは1つもありません。大切なものがある時は倒れません。

書類の山が崩れる→ドリンクが倒れる→倒れたドリンクがパソコンにかかる→パソコンがパーになる。

マイナス10は、パソコンが壊れるということです。プラス2は、崩れた書類の中に何か使えるネタがあったことです。でも、トータルで言うと、これはマイナス8です。

◎机のきれいさで仕事の出来がわかる

「私は仕事ができるから、整理はできていなくてもOK」と思う人がいます。それを見て、「机の上が散らかっている人のほうが仕事ができるんだ」という勘違いにハマるのは、危険なことなのです。

◎書類に日付を入れるだけで、5分の1になる

増やすことに意思はいりません。意思がいるのは、減らすこと、捨てることです。捨てていてはじめて、モノは同じ量を保ちます。

書類には日付を全部入れています。同じ日に更新した時は「○月○日の2」にします。これをやるだけで、書類は5分の1になります。5分の4は、更新される前の古い版なのです。

◎捨てられない人の企画書は、長いだけで、中身がない

常に1つの企画は1枚にすることです。1枚にまとめられない企画は煮詰まっていないのです。1枚の企画と10枚の企画とでは、1枚の企画のほうが具体的です。書類は枚数が増えれば増えるほど抽象的になります。

◎コピーは、縮小のためにある

文字は小さくしても、紙はA4で統一することが大切です。

◎捨てた量だけ、元気が出る

なんでもため込む人が職場には必ずいます。だから、あなたが捨てても、その人が持っているので大丈夫です。

◎使ったモノを元に戻すだけで、チャンスをつかめる

整理が「捨てる」ことなら、整頓は、「元に戻す」ことです。

◎名刺を捨てることで、出会いが生まれる

名刺は渡すものであって、もらうものではありません。残しておくべきものでもないのです。私もいろいろなプロセスを経てこの結論にたどり着きました。最初は、もらった名刺を10枚並べてA4の紙にコピーしてとってありました。それでも名刺はかさばるので、今は全捨ての形にしています。

◎二度と読まない本が、チャンスを奪う

本棚で入れかえ戦をするのです。「この人が入ることによって誰かに辞めてもらわなければいけない」とリストラするようなものです。今いる本との勝負なのです。「これを残すなら誰かに出ていってもらう」という基準で本は残します。たくさんの本を読む人ほど本棚は小さいです。

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今年135冊目『整理HACKS!』

2009-08-20 12:44:38 | おすすめビジネス書
整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣 整理HACKS!―1分でスッキリする整理のコツと習慣
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2009-06

評価  (3点/5点満点)

『HACKS!』シリーズ最新刊は、本来つまらないプロセスである整理について、創造的な作業として工夫を凝らす提案をしています。

整理術については、アナログとデジタルの両方の側面からアプローチすることが大事です。特に最近では、携帯電話やインターネットの普及等により、想定していなかった速いスピードで情報が行き来するようになり、これまでの整理方法では追いつかなくなってきています。

アナログの良い面を残しつつ、デジタルな活用法も取り入れていく。整理術では、そういった積極的かつ革新的な姿勢が絶えず求められます。

【my pick-up】

◎ティッシュとペン立てを固定して秩序を保つ

モバイルと反対に、「動かないようにする」ことで効率を上げていくのが、デスク環境改善のポイントです。

◎机の上とデスクトップはきれいにして帰る

帰宅するときにはすべてをゼロリセットしておくことをおすすめしています。これは帰宅しても仕事のことを考えてしまうような悪循環を断ち切るためです。気分を入れ替えるために、机の上の書類をすべてしまい、すっきりとさせてから帰りましょう。

デスクトップに残ったファイルも帰るときにはすべて、デスクトップからフォルダに移動します。

◎本を捨てて情報吸収力を上げる

本棚の大きさによって、知的好奇心が制限されるのは、非常にもったいないので、原則ルールを決めます。それが「読んだら捨てる」。

◎書評ブログを書いてデータベースをつくる

本を捨てるというプレッシャーを自らにかけることで、本の重要な部分をしっかりとメモします。

◎書籍を会社で受け取って評判を上げる

購入した書籍を会社で受け取るようにすると、まず周りから「あいつよく本を読んでいるよなあ」という評判が立ち始めます。これは一つのレピュテーション(評判)戦略です。いわばPR活動の一環でもあるのです。

◎二次会に参加しなくてすむテクニック

二次会を断りながらかつ評判を高めるために活用するのが、二次会に行かない理由。「まだ仕事が残っているので・・・」と言ってさりげなくその場を去ってしまうのです。ベストの方法は、誘いを断りきれずに、「ちょっとだけなら・・・」と二次会の最初だけ顔を出すパターン。

◎寝る前にインプットして寝ている間に仕事する

午前中:アウトプット中心に作業をしましょう。

午後:あまり深く考えなくてもできるような作業を持ってくるといいでしょう。

夜:情報のインプットに時間を費やすといいでしょう。

◎創造性を高めるためのToDoリストのつくり方

アイビー・リーの2万5000ドルのアイデアとして、6つのToDoを毎朝書き出すという方法を導入しました。

朝会社に来て、今日絶対にやらないといけないことを6つ、ポストイットに書き出します。ここではあくまで、今日やらなければならないことだけを書き出すのがポイントです。

◎やりたいことを宣言してやりたくないことを回避する

やりたいことを積極的にやろうとしている人は「やる気があるなあ」と高い評価をされますが、それは一方で、その反対のやりたくないことを回避もしているのです。この意味で、やりたくないことが回ってくる前に先手を打って、「○○をやりたい」と伝えておくことが重要でしょう。

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今年134冊目『「ビジネス書」のトリセツ』

2009-08-11 08:50:56 | おすすめビジネス書
「ビジネス書」のトリセツ 「ビジネス書」のトリセツ
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2009-08-01

評価  (3点/5点満点)

『「法則」のトリセツ』に続く水野俊哉さんの最新刊は、ベストセラー・ビジネス書の「書き方」にも言及したビジネス書の読書術の本です。

水野さんは過去、ベンチャー起業するも3億円の負債を抱え、取締役を解任。

・ドン底からの復活のきっかけはビジネス書の多読だった。

・ビジネス書は最高に面白くて楽しく、夜中に飲んで遊びまわっているより、ギャンブルに熱中するより、女といちゃいちゃしているより、ずっとずっと楽しいし、充実した時間が過ごせるアイテムなのだ。

・ビジネス書を多読する習慣ができてからは、人間関係・時間・お金・健康をきちんと管理できるようになり、あれほど自堕落で放埒な生活を送っていたのが嘘のように、早朝から仕事をし、ムダ遣いもしなくなり、適度な運動を欠かさず、人間関係も劇的に良くなった。

として、現在は著述業を中心に活躍されています。

本書で紹介されているベストセラー書の共通パターンを押さえれば、より効率的・効果的な読書が行えます。

また、PART4のビジネス書10大著書(勝間和代・本田直之・小山龍介&原尻純一・神田昌典・苫米地英人・茂木健一郎・山田真哉・小飼弾・石井裕之・小室淑恵)のうち、1人でもファンとなれば、芋づる式に読書量が増えますよ。

【my pick-up】

◎雑誌や新聞の書評から読むべきビジネス書を選ぶコツ

新聞で新刊をチェックしたいなら、日経新聞の広告欄がお薦めである。毎日、見ているだけで、ある程度、ビジネス書の情報が掴める。

◎インプットしたらアウトプットせよ

どんなに稚拙なものであってもアウトプットされていることが大事なのだ。ブログで書く、勉強会に参加する、あるいは本に書く、など目に見える形の成果物にすることで、自分も他人もそのことに対する評価が可能になる。

◎ビジネス書ベストセラー作家の心構え

出版したいなら先にアウトプットしましょう。まずどんな本を書きたいかという企画書と「はじめに」くらいは先にアウトプットしてほしいのだ。

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