評価 (3点/5点満点)
野呂エイシロウ(構成作家、戦略的PRコンサルタント)さんの最新刊は、スケジュール帳に仮説を書き、仮説によって自分を動かして、結果を出していく仕事と時間の仕組みについて紹介します。
「スケジュールは仮説だ。それを検証するために行動するもの」
また、本書のテクニックの基本的な考え方は、
・できる限りトラブルに対応するために、あらかじめいろんなことを準備する
・さらに、早めに行動をする
・できる限り時間を作って「しまった!」という失敗をなくす
ように、感情を落ち着かせるということ。そのために、懸命にスケジュールを考えて調整をするのです。
スケジュールを目的を持った仮説に変えて、実行、そして結果の分析を進めていきましょう。
【my pick-up】
◎いやな会議の時は「自分の喜び」をメモに書く
大切なのは、小さくてもいいので成果を上げることです。逃げているとそこで足踏みをしていることになります。そうではなく前進をすることが何よりも大切だと思うのです。そのためにスケジュールにモチベーションが上がることを書きます。非常に大切です。会議に限らず、気乗りしないスケジュールがあれば、どんどんモチベーションが上がることを書いていきましょう。
(受付嬢が可愛いので元気に挨拶をする、会議の帰りにとなりのパスタ屋さんでナポリタンを食べる、尊敬している〇〇さんの隣に座る、駅の近くのスターバックスでソイラテを買ってから会議に参加しようなど)
◎「移動中に読書」を徹底する
電車の移動中も大切な時間です。そんな時間で少しでも人生を前進させようと思っています。そのためにやること。それは「読書」です。毎日すごい勢いで、読みます。本は暇つぶしではありません。読書は、エンターティメントであり、さらに学習の場です。今日もこの2冊のおかげで、自分が何%か成長することができました。たった一駅でも二駅でもいい。懸命に読書をして自らを高めます。読書は最も安い投資です。
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