評価 (3点/5点満点)
この本を読むと、儲かっている会社はいい人材といい市場があるからいい結果が出ているのではなく、いい仕組みが普通の人を動かしていい結果を出させているのだということが分かります。
この仕組みとは、社長の手腕そのもの。いい人材も、いい市場も、社長の手腕の結果です。
仕組みに乗って動くことで、人間が忘れていようと、飽きていようと、怠けることなく仕事が進みます。つまり、当たり前のことを当たり前に、徹底・継続してやっている会社は儲かるのです。
本書では、仕組みを使って当たり前を達成する経営の御三家として、「まず挨拶に始まり挨拶に終わる」「日報の活用」「報告連絡相談」を詳述しています。
当たり前の経営に仕組みが加われば、企業は必ず儲かる。管理の仕組みにITを活用することも、以下の面で有効です。
・見える化(あらゆるものをインターネットで結べばどこでも誰とでも情報が共有できる)
・制御化(どこからでもコントロールが可能になる)
・最適化(多くの人が情報を共有できるのでベストの選択ができる)
・自律化(今まで管理者から管理され的外れの指示を受けてモチベーションを下げていたのが自分の行動を自分の目で見て自ら行動できるようになる)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます