厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2022年3冊目『ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません・・・』は、生きていくうえで誰でも必要となる会計思考を身につける始めの1冊

2021-09-20 15:05:15 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

「〝いつか世界はよくなっていく〟といった受け身の姿勢では、到底やっていけない時代」

「会計はこれからの時代は〝特に〟どんな人にとっても必要なもの!」

 

会社の儲けの仕組みを知りたい方、決算書を読んでみたい方や、会計の本を読んで挫折した方、お金の資格(公認会計士、税理士、簿記、FPなど)取得を目指す皆さんの「最初の1冊」にふさわしい内容です。

 

PART1 会計の全体像

PART2 決算書を読む

PART3 簿記のキホン

PART4 管理会計の定番手法

PART5 ファイナンス理論のキホン

 

単純に「数字をみる」だけではなく、「過去の実績を振り返って学ぶ」「未来を見る、先を見通す」能力は、この不透明な時代になくてはならないものです。

 

こういった「会計思考」を身につければ、仕事の場面だけでなく、普段の生活にも活用できるでしょう。

 

面白い話や勉強になる説明という「作業(フロー)」を、YouTubeやTwitterなど自らのメディアに「ためていく(=ストック)」ことにより、自身の価値を挙げるのも、会計思考の1つですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年2冊目『なぜ若者は理由もなく会社を辞められるのか?は、企業の若者に対するバイアスを外して人手不足の波に対処する

2021-09-20 14:54:48 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

本書は、企業と学校のギャップに着目して、今の若者について語ります。

 

この本で言いたいことは、企業の若者に対するバイアスがかかり過ぎているということと、企業があまりにも変化する大学と若者を理解できていないということです。

 

「人材は掃いて捨てるほどいる」「大学なんてぬるま湯だろ」といった企業の高飛車な態度を改善して、若者の動態をきちんと把握するには今がラストチャンス。ここを逃すと、企業だけでなく日本全体が人手不足の波に呑まれてしまうことでしょう。

 

ただ、若者の仕事をやり抜くという力は落ちていると思います。ここは教育機関・企業それぞれで対処する必要があります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年1冊目『幸福の達人』は、幸せになる方法を科学的に見出す

2021-09-20 14:39:16 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

筋トレに命を燃やし著書も多いTestosterone(テストステロン)さんと、幸福学の第一人者である前野隆司さん(慶應義塾大学大学院教授)のタッグによる、科学的なアプローチで「幸福になる方法」を追求した1冊。

 

人生における幸福(=主観的に自分が幸せであると感じられる状態)を最大化・最長化するにはどうしたらいいか?

 

数々の研究によると、「幸福になるための考え方」「幸福に近づく行動」は次の6つに大別できるそうです。

 

1.脳のクセを攻略する

2.ポジティブな面に注目する

3.利他の心を持つ

4.人間関係に投資する

5.健康を死守する

6.自尊心を育てる

 

本書では科学的裏付けのある様々な「幸せになる方法」を具体的なToDoリストにまで落とし込んでいます。実際に読むと、元々「良いこと」とされてきた生き方の正しさが、科学によって証明されてきているのが現状だと感じます。

 

幸せになることは料理や運転と同じで「技術」に近く、誰でもマスターすることができるんですね。

 

【my pick-up】

◎残業をやめるー残業は幸福をお金で売り渡す行為である

仕事のせいで睡眠や趣味の時間が十分に取れていないのなら、それは会社に人生を略奪されている状態だと言っても過言ではない。自分の人生は自分で守ろう。所定の労働時間を超えて働くことは、自分の時間(≒幸福)をお金で売り渡している行為に等しい。

「人々は長時間労働による収入の増加から得られる幸福を過大評価し、追加収入のために働くことによる機会費用を過小評価している」「残業麻痺で長時間労働が常態化すると、思考能力が弱まり、正常な判断力すら失われてしまう可能性がある」

◎毎日5000歩以上歩くーじっとしている人は不幸になりやすい

運動は体をタフに保つだけでなく、脳もシャープに保つという研究結果がたくさんある。運動はストレス対策にもいい。ストレス大国日本で生き抜くには運動が必須だ。

「毎日の平均歩数が5000歩を切ると、不安や気分の落ち込みなどの症状が表れる」

1日5000歩は超えられるように意識してみよう。

◎朝型人間になるー早寝早起きしろ。話はそれからだ。

早寝早起きは脳機能が向上しパフォーマンスを発揮できるようになる。朝は誰も活動していないので自分の集中したい活動を邪魔されることもない。考えごとをしたり、クリエイティブな作業をしたりするのに、これ以上に適した時間はないと言ってもいい。朝型人間はパフォーマンスが高いだけではなく、どうやら夜型人間よりも幸せであるということが研究からわかってきている。

「自分は朝型であると自己申告した人たちは主観的幸福度が高く、統合失調症やうつ病とは負の相関がある」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする