厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2019年176冊目『秋本治の仕事術』

2019-08-24 21:22:01 | 日記

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評価 (3点/5点満点)

40年間休まず週刊連載を続けてきた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)作者の秋本治さんが、これまでの仕事の仕方を振り返った1冊。

・目の前のことをこなし、ひとつひとつ積み重ねること。

・とにかく面白いものを描き、1回1回乗り切っていくことだけを考えている。

マンガの世界も、人気がなければすぐに打ち切り。突然終わりを迎えてもおかしくないという覚悟を持ちつつ、どう仕事を進めてきたのか。

セルフマネジメント術:ダメだったらとっとと見切りをつけて次に移るくらいのタフさが、人生には必要。

時間術:自分から積極的に時間を生み出さないといけない。

コミュニケーション術:うまくいかずにイライラしはじめたら、そこからスッと立ち去る。

発想術:自発的な興味と遊び心こそが、出発点であり原動力である。

健康術:ストレス発散にお酒の力を借りる必要はなかった。

未来術:最短で成功をつかむためには回り道を厭わないこと。

一見当たり前と思えるようなことも、40年無休で偉業を成し遂げた秋本さんの言葉ゆえ、重みがあります。当たり前を続けることがいかに大変で大切かが、痛感させられる内容です。

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2019年175冊目『おしゃれ嫌い 私たちがユニクロを選ぶ本当の理由』

2019-08-24 21:11:58 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本は、ユニクロの変化の過程を追い、ユニクロを通して、現代における「服を着ること」「消費の変化」「欲望のあり方」について明らかにすることを目的としています。

現在は「安いから」という理由だけで、ユニクロを着るのではありません。「ユニバレ」「ユニ被り」といった、ユニクロを着ていることがバレるのを恐れる10年前から一転して、積極的に「ユニクロ女子」を名乗るようになったのです。

私たちはなぜ、ユニクロを積極的に着るようになったのでしょうか?本書では以下の理由を挙げています。

・ユニクロが服ではなく、実は「くらし」を売っているから。

・「くらし」の時代が到来したから。

・ユニクロのおかげで、おしゃれで勝負しなくてよくなったから。

今や、おしゃれさんほど「おしゃれはほどほどでいい」と思っている。おしゃれに振り回されないことで手に入るライフスタイルにみんな憧れているんでしょう。

本書タイトルの「おしゃれ嫌い」とはそういう意味なのです。

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