厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2018年137冊目『中小企業が絶対黒字化できる「仕組み」』

2018-05-19 23:30:58 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本を読むと、儲かっている会社はいい人材といい市場があるからいい結果が出ているのではなく、いい仕組みが普通の人を動かしていい結果を出させているのだということが分かります。

この仕組みとは、社長の手腕そのもの。いい人材も、いい市場も、社長の手腕の結果です。

仕組みに乗って動くことで、人間が忘れていようと、飽きていようと、怠けることなく仕事が進みます。つまり、当たり前のことを当たり前に、徹底・継続してやっている会社は儲かるのです。

本書では、仕組みを使って当たり前を達成する経営の御三家として、「まず挨拶に始まり挨拶に終わる」「日報の活用」「報告連絡相談」を詳述しています。

当たり前の経営に仕組みが加われば、企業は必ず儲かる。管理の仕組みにITを活用することも、以下の面で有効です。

見える化(あらゆるものをインターネットで結べばどこでも誰とでも情報が共有できる)

制御化(どこからでもコントロールが可能になる)

最適化(多くの人が情報を共有できるのでベストの選択ができる)

自律化(今まで管理者から管理され的外れの指示を受けてモチベーションを下げていたのが自分の行動を自分の目で見て自ら行動できるようになる)

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2018年136冊目『分断した世界』

2018-05-19 23:25:35 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、ミスコミュニケーションによって東西の「壁」が崩れ世界がひとつになった1989年から、世界が31年ぶりに「分断」の時代を迎えた2019年までを解説します。

「スマートフォンと高速ワイヤレス回線が地球の隅々まで普及したいま、必ずバブル崩壊が起きるのではないだろうか?」

著者の高城剛さんが、その仮説を確かめに歴史を振り返りながら、およそ1年かけて世界中を回ってルポ。

その他、アメリカ・トランプ大統領の誕生やイギリスのEU離脱など、世界で始まった「分断」の動きの本質に迫ります。

ちなみに、本書は全編ということで、後編が別途刊行される予定。後編では、2020年から2049年まで、おそらく再びひとつになる30年後の世界を描くそうです。

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2018年135冊目『面倒な“やりとり”がシンプルになる仕事のコツ48』

2018-05-19 23:13:54 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

・残業しているのは会社のせいではなく、自分自身の考え方に問題がある

・成果に影響しないことは、勇気を持ってやめたほうがいい

仕事にまつわる多くのことにかかる時間は、日常の小さな交渉、つまり「やりとり」の仕方しだいで、劇的に短縮することができます。

この本では、そんな時短に直結する「やりとり」を効率化するためのノウハウを中心にまとめています。

「なぜ、そこまで頑張って時短をしなければならないのか?」と言うと、誰にでも今しかできないことがあるから。それが時短を頑張る動機になります。

仕事のさばき力を高めて、2倍のスピードで仕事をするのではなく、無駄な業務をなくし、半分の時間で成果を出すことを目指します。

【my pick-up】

◎断られた場合は、「仕方ない」「それぞれ事情がある」と割り切る

「断られる」ことへの免疫力を高めることも〝お願い上手〟になるためのコツです。多くの場合、相手は「手伝えなくて悪いね」「ごめん。今は無理だわ」くらいにしか思っていません。間違えても、「次回からは、お願いするのは遠慮しておこう」などと思わないこと。「断られても仕方がない」くらいの期待感で相談する心がまえが必要です。

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