評価 (3点/5点満点)
この本のタイトル「どこでも誰とでも働ける」には、2つの意味があります。
1.どんな職場で働いたとしても、周囲から評価される人材になる。
2.世界中のどこでも、好きな場所にいながら、気の合う人と巡り会って働ける。
「どこでも誰とでも働ける」ことを目指すのは決して理想論ではなく、激動する時代をサバイブするための、最も現実的な方法なのだ、というのが本書の大きなメッセージです。
・社会やビジネスが、いっそうインターネット化する
・これから仕事で活躍できるのは、プロフェッショナルだけになる
・会社と個人の関係が根底から変わる
マッキンゼーやNTTドコモ、リクルート、Google、楽天など12の会社を経験してきた著者が、これまでの働き方を根底から変えようとしている、上記のような大きな変化を乗りこなせる人になるためのルールを紹介します。
私が本書で注目したのは、人を信じてギブをしまくることが今の時代はお得であること。そして、インターネットは人間の人間らしさ、自分らしさを引き出してくれる加速装置であること。
AI時代や人生100年時代に向けた、これからの仕事と転職のヒントが詰まっています。