厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2018年134冊目『どこでも誰とでも働ける』

2018-05-12 21:44:24 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本のタイトル「どこでも誰とでも働ける」には、2つの意味があります。

1.どんな職場で働いたとしても、周囲から評価される人材になる。

2.世界中のどこでも、好きな場所にいながら、気の合う人と巡り会って働ける。

「どこでも誰とでも働ける」ことを目指すのは決して理想論ではなく、激動する時代をサバイブするための、最も現実的な方法なのだ、というのが本書の大きなメッセージです。

・社会やビジネスが、いっそうインターネット化する

・これから仕事で活躍できるのは、プロフェッショナルだけになる

・会社と個人の関係が根底から変わる

マッキンゼーやNTTドコモ、リクルート、Google、楽天など12の会社を経験してきた著者が、これまでの働き方を根底から変えようとしている、上記のような大きな変化を乗りこなせる人になるためのルールを紹介します。

私が本書で注目したのは、人を信じてギブをしまくることが今の時代はお得であること。そして、インターネットは人間の人間らしさ、自分らしさを引き出してくれる加速装置であること。

AI時代や人生100年時代に向けた、これからの仕事と転職のヒントが詰まっています。

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2018年133冊目『課長の仕事術』

2018-05-12 21:29:46 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

現代の課長が勝ち残り、負けても生き残る術をお伝えする1冊。

「働き方改革」や「ダイバーシティマネジメント」という新たな潮流の中、部下の残業削減分の仕事を、時間外手当がつかない課長が吸収する羽目になっていないでしょうか。

この本では、課長に今すぐ実践してほしいマネジメントの基礎を説くとともに、働き方改革等に対応できるようアップグレードを図るために必要な仕事術がまとめられています。

働き方改革時代に課長が部下に対して常に意識しておきたいのは、成長を感じられる仕事の与え方と、働くことの楽しさ、喜び、働き甲斐をどう伝えるかです。

これができると、課長のマネジメントは確実に楽になります。

【my pick-up】

◎実力のKPIはヘッドハンターから声がかかること

現代は、バブル期を超える空前の人手不足です。これまで定説といわれていた「35歳転職限界説」を主張する評論家はいなくなりました。専門性があれば50歳でも、60歳超でも好待遇で転職できる時代になりました。それは特殊な専門性だけではありません。マネジメントができる人も転職市場では求められています。

先日、超大手企業の管理職研修の一コマで社長がこういう講話をされました。「管理職の皆さんには、他社からヘッドハントされるような人材になってもらいたい。そういう話が来ても転職になびかないような会社にするのが私の仕事だ」。この社長がおっしゃるように、他社やヘッドハンターから声がかかるというのは、「できる管理職」のKPI(主要業績評価指標)といえるのです。

それに、外部から声がかかるということは、業績悪化などで会社がリストラモードに突入した際に、泥船かもしれない会社で出世を目指すか、割増の退職金をもらって新天地で力を発揮するかという有利な選択肢を持つことができます。

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2018年132冊目『手ぶらで生きる。』

2018-05-12 21:04:05 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

・家具や家電がほぼない4畳半の部屋に、家賃2万円で暮らしている。

・月の生活費は7万円。

・財布は持たない。

・服と靴は毎日同じ。

・食べるのは1日に1食。

著者の“しぶ”(澁谷直人)さんの生活を律しているのは、「ミニマリズム」という考え方です。

「より少なく、しかしよりよく生きる」

最小限のお金と物で生きることで、見えてくるものがあります。そんな「手ぶらで生きる」方法を紹介します。

ミニマリズムの本質は、ある1点を目立たせるために他をそぎ落とす「強調」にあります。強調するものがない「シンプル」とはまた違いますね。

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