厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2016年17冊目『なぜランチタイムに本を読む人は、成功するのか。』

2015-12-24 21:48:29 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

中谷彰宏さんは、新卒3年間における仕事の基礎を教えてくれた方であり、読書の楽しさにも気づかせてくれた方です。

そんな中谷さんの本書は、本を「読む人」と「読まない人」との格差が生まれていることを指摘します。

本を読む人の格差が知性の格差になり、結果、収入の差につながるのです。家賃の高いところに行けば行くほど、電車の中で本を読む人が増えていきます。逆に、家賃の低いところに行けば行くほど、スマホ率が上がるのです。

また、本を読む人同士、本を読まない人同士で集まります。本を読む人と本を読まない人のかかわりは、どんどんなくなっています。本を読む人と本を読まない人とでは、世界がくっきり分かれるのです。

あまり肩肘張らずに、自分がいいと思った本を、いいと思った時に読んでみる。そのきっかけで、本を素晴らしさに気づき、読書量が加速度的に増えていくのではないでしょうか。

【my pick-up】

◎規則正しい読書習慣から、稼ぎは生まれる

本を読む人の共通点は、生活が規則正しいことです。規則正しいから本を読めるし、本を読んでいるから生活が規則正しくなるのです。本を読むことで規則正しい生活ができます。規則正しい生活をしている人は成功します。

◎読書で、素早く、最適な言葉と行動が選べる

メンタル的に弱い人は、ボキャブラリーが少ないのです。仕事でも、通したい企画がある時は、豊富なボキャブラリーを持つことです。英語では英単語不足が自覚できるのに、日本語では自分の語彙不足に気づかない人がいます。本を読む人と読まない人の圧倒的な差は、ボキャブラリーなのです。ボキャブラリーを増やすコツは、本を読んで覚えることです。ボキャブラリーは、本を読むと倍々ゲームで増えます。考えの堂々巡りから抜け出す道具が、ボキャブラリーです。言葉の数が増えると、ポジティブになります。

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