厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
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2016年16冊目『人事評価の裏ルール』

2015-12-23 22:28:03 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、リストラの対象となるのはどういう人なのか、その基準となる表の人事評価ではわからない‘人事評価の裏ルール’の存在を明らかにします。

<真っ先にリストラしたい社員>

1.チームワークに不向きな協調性のない社員

2.ムダな仕事ばかりする非効率社員

3.仕事より遊びが大事な「私生活重視社員」

<会社から見捨てられない働き方の心得7か条>

1.挨拶をしっかり。遅刻しないで勤務態度は良好を保て

2.誰にも負けない専門分野を2つ持て

3.会社の内外の人脈づくりに努力せよ

4.年下上司に逆らうことなく、低姿勢を保て

5.後輩の指導役に徹し、慕われる存在になれ

6.対話こそ重要、コミュニケーション力を磨け

7.嫌な仕事でも引き受ける職場の汚れ役になれ

これらを見ると、どんなに天才的な資質・能力を持っていても「人柄」評価というものが、会社組織の中に組み込まれていることが分かります。「人柄」によってその会社に合うか合わないかを評価し、合わない人を排除しているのです。

現在は、好業績企業であってもリストラに躊躇しなくなってきています。一部の優秀な社員を除いた大半の社員の誰もがリストラの対象になってもおかしくない時代です。

企業が求める人材とはどういうものか、必要としないのはどういう人材なのか?本書は、長く働き続けるための身の処し方を教えてくれます。

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2016年15冊目『一流理論』

2015-12-23 00:20:04 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

『プロ論。』(徳間書店)を書いたB-ing編集部の当時のメンバーで、これまで1000人以上の業界のトップに取材してきた高嶋ちほ子さんが、「一流になる方法」を指南します。

ここで言う一流とは、「その道のプロから一目置かれる人」であり、「人を感動させるような結果を出し続けられる人」です。

本書では、いくら頑張ってもこの2つの絶対条件がなければ、一流になることはできずに二流で終わるとして、

・やらなきゃ死んじゃうことを仕事にすること

・大義があること(人生のゴールが自分の欲望から社会に対する貢献に変わること)

を紹介しています。

やりたくない仕事を断って、好きな仕事に没頭するのが一流。そのためには、自分を信じ、自分で考え、自分で決める。

やりたい仕事だけして食べていけるのが、理想論ではなく現実論となる1冊でしょう。

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