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人間関係が「しんどい!」と思ったら読む本 価格：￥ 1,470（税込） 発売日：2009-10-23 |
評価 
（3点/5点満点）
心理カウンセラーの心屋仁之助さんが、人間関係が「しんどい！」と思ったあなたに向けて本書でカウンセリングを行います。
人間関係が「しんどい」と感じるときは、3つの段階があるそうです。
１．I'm not OK,You're OK.（私が間違っている。あなたは正しい）
２．I'm OK,You're not OK.（私は正しい。あなたは間違っている）
３．I'm not OK,You're not OK.（私は間違っている。あなたも間違っている）
それぞれの段階に応じた心に効く話が紹介されています。
自分の悩みや性格を変えることができるくらいの一言が、この本から見つかるかもしれませんよ。
【my pick-up】
◎自分が変われば、〝イヤな奴〟も変わる
実は「自分が正しい」「自分は間違っていない」と思ったときから問題は始まります。他人の価値観を受け入れない体勢の始まりだからです。
目の前の相手を変えようとしているときは、相手を「否定」しています。相手を否定する、ということは「自分が正しい」「自分のほうがマシ」と考えているからです。
◎問題は、解いてこそ価値が生まれる
問題が起きるときは、人生の昇級テストの時期、自分の今までの人生をもう一度振り返り、やり残したこと、逃げてきたことに取り組み直すことで、次のステージに進めるのかもしれませんね。
◎時々は、ちゃんと「毒をはく」
思いきって愚痴や悪口をいってみてください。口にしたほうがいいときもある。
それらの本音を放出して、すっきりしたあと、それからあらためていい言葉を使ってみてください。ただし、愚痴や悪口をを出すのは「時々」ですよ。
◎本音の中の本音に気づく
本音を怒りでコーティングして「理論」を相手にぶつけます。これを「理論武装」といいます。
本音をいわずに、そんな「べき論」や「正論」をぶつけるからケンカになるのです。本音をいわずに。本音をわかってもらおうとしている。それは、ムリです。
