厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

今年147冊目『発想の視点力』

2009-09-05 16:06:20 | おすすめビジネス書
いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力 いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2009-08-12

評価  (3点/5点満点)

K.I.T(金沢工業大学)虎ノ門大学院主任教授で『正しく決める力』(ダイヤモンド社)などの著者である三谷宏治さんが、発想力を鍛えるための3つの方法、「比べる」「ハカる」「空間で観る」をこの本で紹介しています。

あとがきにもあるとおり、自由な発想を生み出すためには、テクニックもさることながら、他人と違うことに耐えられる精神力や違うことを楽しめる感性が根底に必要です。

30代になってチームを任され、リーダーとなり、自ら方向性を出さなくてはならなくなってはじめて、自分の発想の貧困さに気づくことにならぬよう、早い段階で常識から敢えて視点をずらす訓練をしていきましょう。

【my pick-up】

◎発想力の中でも、ジャンプある発見を生む4つの「比べる」視点

視点1 比べて、共通点でなく「矛盾」を探す

視点2 広く遠く比べて、「不変」や「変化」を探す

視点3 「例外」と比べて差を探る

視点4 「周縁」「その他」と比べて差を探る

◎さらなる発見を生むための3つの「ハカる」視点

視点1 ヒトは言葉ではなく行動を観てハカる

視点2 未来は目利きのカンを定量化する

視点3 塊は部品や時間別にバラしてつなぎ直す

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今年146冊目『減らす技術』

2009-09-05 15:42:53 | おすすめビジネス書
減らす技術 The Power of LESS 減らす技術 The Power of LESS
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2009-08-05

評価  (3点/5点満点)

本書は、2007年世界ブログ総合大賞受賞「Zen Habits(禅的生活)」(http://zenhabits.net/)の主宰者、レオ・バボータさんが、増やすことを追い求める生き方をやめ、減らすことに取り組めば人生が変わることをコンセプトに、

1.制限する

2.本質に迫ることだけを選ぶ

3.シンプルにする

4.集中する

5.習慣化する

6.小さくはじめる

人生をシンプルで生産的にするこの「6つの原則」を提言しています。

意識的に減らすことで、大事なこと・本質的なことが見えてきます。自分の考え・行動、身の回りにムダなものがないかチェックしてみましょう。

【my pick-up】

◎12の基本習慣からはじめよう

①毎朝3つ、その日のもっとも重要なタスク(Most Important Task)を決める。

②シングルタスクを徹底する。あれこれ切り替えない。

③”受信トレイ”を空にする。

④Eメールのチェックは1日に2回だけにする。

⑤毎日5~10分エクササイズする。

⑥インターネットの接続を切って仕事する。

⑦毎朝のルーチンをこなす。

⑧野菜とフルーツを毎日たくさん食べる。

⑨デスクまわりを整理整頓する。

⑩ショート・リストにない頼まれごとに「ノー」と言う。

⑪1日15分、家の中をかたづける。

⑫「Eメールの返事は5文まで」を守る。

◎「ノー」と言う

「ノー」と言う理由ならある。あなたの時間は、限りある大切なものだ。それだけで完璧な理由だ。

◎エクササイズを習慣にする

①簡単なことからはじめる

いったん習慣にさえなれば、いつだって増やせる。まずは習慣化することに集中しよう。

②エクササイズをスケジュールに組み込む

邪魔されずにエクササイズできる時間を見つけよう。週に5回のペースを守ろう。体形維持にはそれがベストだ。エクササイズの予定は「その日一番大事なアポ」だと考えよう。

③「1回くらいさぼっても」は禁物

長い仕事のあとでだるくても、とにかくはじめてみよう。さぼり癖がついたら、「やらないこと」が習慣になってしまう。何かを習慣にしたいときは、継続が命。

④あきらめない

予定通りエクササイズができなかった場合、そのあとまたがんばる勇気が大切だ。

⑤楽しもう

体が引き締まって健康に変わっていくのを楽しもう!脂肪を燃やすのを楽しもう!汗をかくのを楽しもう!ストレスも燃やし尽くして、リラックスしよう!

◎とにかくはじめる

私は何がなんでもジョギングシューズを履いて、ドアから飛び出していくことをルールにしている。そこさえ乗り越えたら、あとは自然に流れていく。

◎2日続けて休まない

だれだって人間だ。1日くらいは休んでみたくなる。問題は、その次の日までやる気がしなくなって、それが続いてしまうことだ。

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