そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

奥州平泉の送り火・祈りの大文字

2011年08月17日 | ポエム&好きな言葉
ごめんなさい・・・


平泉でも毎年送り火が焚かれていたことを

私は知りませんでした

昨夜テレビで初めて知りました。


その平泉の送り火のすばらしい写真と

心にしみる紹介文がこちらのブログにUPされています


私の貧しい文章で内容をご紹介したのでは、本当の様子が伝わらないと思います。
どうか、どうかご覧ください!

今年は被災地の壊れた家屋や、漁師さんが使っていた漁具などなどを材料にされたのだそうです。
テレビを見ていて、夜空を染めて燃え上がった送り火に手を合わせる皆さんの姿が、涙でかすみました。 
そして私も、祈りを込めて自然に手を合わせていました」。


準備中にも、どこからも放射性物質云々の声は上がらなかったそうです。

心からの深い悲しみを共用できる地域だからこそのことと
テレビの解説者も方も言っていました。

決して京都を責めるのではなく
これこそが現実の世の中なんだと・・・



でも でも

これからも 
せめて
県外に非難されている福島の皆さんが
いわれなきいじめや嫌がらせに遭いませんようにと
心からお祈りします

そして
福島からの避難者に会われた人は
嫌がらせをしたりいじめたりしないでください!!
それは あなた自身の未熟さを暴露していることでしかないのです
お願いします
おねがいします
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終戦記念日

2011年08月15日 | ポエム&好きな言葉
8月はなぜか悲しい思い出の多い月ですね。

けれど、その悲しみをダイレクトに語れる人々が次第に少なくなってきました。

いつか、遠い先には
第2次世界大戦のことも、
原爆のことも、
東北の大震災のことも
いま私たちが戦国時代の様子をTVドラマの中で見るような感覚でしか感じられない人ばかりになるのでしょうね・・・

それを時の流れと言えばそれまでですが、なにか悲しい。


私の友人のお兄さんは、戦争の終わりごろに、一緒に歩いていたお友達が飛行機からの機銃掃射で一瞬のうちに亡くなってしまったそうです。

そして、ご自分だけが助かったことを重荷に思い、生きてこられました。


一緒にいても、誰かが死に自分が助かるということは、なんともつらいことでしょう。
なぜこんなことがあるのだろうと口惜しいでしょう。
一緒に死にたかったとも・・・


私にもそんな経験がありました。

そして長い苦しみの後に思ったことは・・・
もし自分も一緒に死んでしまっていたら、誰が弔ってくれるというのだろう。(死んだ人は身寄りが無かったのです)

私は、先に逝った人をしっかりと弔い供養して、ちゃんと成仏してもらうために残されたのではないかと知りました。


命ある限り
その人だけでなく
多くの先に逝った人々を供養しよう


いつからかそう思うようになりました。
それが、生き残った
今も生きている
自分の使命であると・・・

そのためには、少しでも長く生きられるように、体を大事にしなくてはいけないとも思うのです。
お遍路をしたり、お寺参りをするよりも、「今ここで」自分に出来ることをするのが一番良いのだと思います。
日常の中で、忘れないで祈り続けることこそ、大切なのだと。


これはたぶん、鈴木明子さんや渡辺和子さんなどの本の影響だと思っています。
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今朝、出会った昆虫など

2011年08月15日 | 昆虫&生き物
明け方に雨が降ったようでした。

少し濡れている草むらに、おもしろい昆虫がいました。
ゾウムシなんかの仲間でしょうか?  私は初めて見るので興味深々でしたが、追い掛け回しているうちにポトリと落ちて、姿を隠してしまいました。

どなたか名前を教えていただけると嬉しいです♪
(雨のせいで体の粉っぽいのが取れているけれどスグリゾウムシだと、OYAMAMAさんとくまじろうさんに教えていただきました。ありがとうございました)

参考写真をもう一枚。

ちなみに、ムシの向こうに見えている肌色のものは、私の指の一部です。



これはグンバイムシの仲間で、たぶんアワダチソウグンバイ。

大きさは長さが3ミリ強です。

セイタカアワダチソウの葉っぱに付くのと、お相撲の行司さんが持っている「軍配」に、形が似ているので、この名があります。




これはまあ、珍しくもありません。ヤマトシジミです。
でも、よ~く見ると、触覚や脚までシマシマ模様で、なかなかおしゃれです!



こちらはイチモンジセセリ。

今年初めて見ました。 これを見かけるようになると、秋だなあ~~と思います。

子供の頃に住んでいた家の大きなイチジクの樹の実に、毎朝たくさんやってきていたからです。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

植物も珍しいものを見たのですが、カテゴリーが違うので、また水曜日にでも。




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ささやかに秋の気配が

2011年08月14日 | 6~8月の空
昨日もひどい炎暑でした。

それでも、もう8月も半ばになろうとしています。 
いつのまにやら立秋も過ぎて、秋がしのび足でやって来ているように感じますね。

上の写真は昨日の午後の南の空です。


入道雲もやや小ぶりになりました。
そして横に筋を引いているのは、あきらかに秋の雲です。

これぞ「行き逢いの空」ですね。

<見上げれば風の流れに乗るように
            秋の気配をつれてくる雲>


足元では、もうだいぶん前からタデの花が咲き始めています。
お食事中のアブの仲間の羽が、いい色に輝いていました。



そして夕焼け。



暮れていく空。



やがて、旧暦7月14日の月(月齢14,3)が昇って来ました。
消え残る夕焼け雲と、何を語り合っているのでしょう?

そして、この次に満月なったら、もうお月見!!

そのころは、多少なりとも涼風が吹き始めているといいのですが・・・



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あれから5ヶ月・・・

2011年08月11日 | HP&ブログ記事の紹介
被災地ではお盆を前に、行方不明のままの方々の捜索が改めて行われているのですね。
まだ数千人の人々の魂が、お盆というのに帰るべき家も無くさまよっている・・・・・
ご家族のお気持ちを思うと、改めて涙がこぼれます。



海辺の大切なお家を津波に流されて、それでも沖に逃がして助かった船で、早くから漁を再開されていた宮古の若き漁師heiunさんのことは、何度か書かせていただきました。

避難所でのこと、仮設に移られてからのこと、つらいこと、その中にも発見したり巡り会えたりした小さな喜び・・・それを心の支えにされて、しっかりと歩いてこられました。
「生きる! 生きていく!」という言葉が、何度も、何度も書かれていました。

あの状況の中で、折れないで、自分を励ましていくというのは、とてつもなく大変なことでしょう。
その強さに、私のほうがどれだけ励まされたかわかりません。

私にも病気を抱えて、とてもつらい日があります。
でもそれくらい、heiunさんの日々に比べたら、なんだって言うのでしょう!
がんばらなくちゃ、恥ずかしい。
そう思えてくるのです。


        

今日も何か少しでも励ましになるような言葉を書きたいと思って、色々な本を読んだりもしてきました。

でも、heiunさんの今日のブログを拝見して、胸がいっぱいになって何も書けなくなりました。

生半可な言葉は失礼だと、心から思いました。


みなさん、heiunさんのブログを読まれて、どうかこの現実を心に焼き付けて、共感してください!
これは多くの被災者の方々の気持ちでもあると思います。
こちらです


「私たちは忘れない」と言いつつも日々の暮らしに追われては、彼の地への想いがついつい薄れていませんでしょうか?

福島の方たちも含めて、理不尽な苦しみや悲しみに、まだまださいなまれている人がたくさんいることを、忘れてはいけないと思うのです

そして出来ることがみつかったら、ささやかであっても、皆でずっと応援していきましょうよ!!

お金や物を贈ることだけではなく、覚えていること、想い続けることだって大切な応援だと思いませんか?

夜になって眠る前に今日も心をこめて、復興への祈りを捧げたいと思っています。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今日の写真は、夜明け前の東の空です。

この空の向こうに、みんなの想いが届きますように・・・・・・合掌
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空でもカラオケ?

2011年08月10日 | 6~8月の空
ちょっと崩れかけの入道雲でしょうか?

まるでカラオケのマイクを持って唄っているような姿に、思わず笑っちゃいました


キッチンの窓から見えるこの空は、いつも入道雲がにぎやかなんです。

でもこんな姿は初めて!!

熱唱しているのは、どんな曲でしょう?




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あの頃チャンネル(2008年08月10日~2008年08月16日)懐かしい空が・・・

2011年08月10日 | 6~8月の空
あの頃チャンネル(2008年08月10日~2008年08月16日)懐かしい空が・・・



数年前の空ですが、雄大な入道雲や、それが崩れて出来た大きな鉄床雲(かなとこぐも)が!

鉄床雲は、上空に向かってどんどん伸びていった入道雲が、空のてっぺんに届いて、もうそれ以上は伸びられなくなり、横に広がった姿です。

行き逢いの空も一枚登場しています。
そういえば、もう立秋も過ぎましたから、やがてそんな空が見られることでしょう。

被災地の仮設住宅や避難所の暑さを聞くにつけ、いつもの年以上に秋が待たれます。


そして、滋賀県米原市の地蔵川。
川の流れの中に咲く白い梅花藻に散り掛かる、サルスベリの紅色の落花が彩を添えています。

もう一度行きたいな~





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「いのちの対話」に共感し東京近郊にお住まいのかたへ

2011年08月08日 | HP&ブログ記事の紹介
鎌田實さんを中心に、こんな講演会があるそうです。

詳しくは、鎌田實さんのブログで。
こちらです

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くらげっぽい雲や幻日など

2011年08月08日 | 6~8月の空
くらげ雲を見てみたいと思うようになって、もう10年くらいになるでしょうか。

そのころ見た、『雲・空』(ヤマケイポケットガイド25・田中達也著)の中には、「薄い雲が山越えをするときに、気流の関係で現れることがある」と書いてありました。

なので、山へなどいけない私はすっかりあきらめていました。


昨日のの午後遅く。
何気なく空を見たら・・・正確には違うのかも知れませんが、くらげっぽい雲が浮かんでいるじゃありませんか!!
カメラ、カメラとあわてているうちにも、あっという間に形が変わるという説明どおりに、どんどん形が崩れていきましたが。

もしかするとくらげ雲もどきでしかないかも知れないですが、それでも十分に嬉しかったです



それからしばらくして、大きな木の向こうに夕日が隠れたので、すだれをはずそうとしてふと見たら、北よりの空のやや低めの位置に、やたらと明るく白っぽく光る雲が見えました。(18時30分くらい)

あ、これはもしかしたら幻日になるかも!!

予想通り数十秒後にはその雲のはじっこが、赤く染まってきました。

太陽は樹に隠れてもう見えないですが、向かって左側にあります。


じっと見ていると色づいた部分が広がって、こんな形に。




やがて一時間ほどして夕暮れがせまり、今日の夕空もフィナーレです。

これは北の空です。


今夜も熱帯夜の予感がしますが、平穏な一日に感謝しつつ、穏やかな気持ちで夜を迎えるとましょう。


みんながささやかでも幸せを感じて眠れますように・・・





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仙台の七夕祭り

2011年08月05日 | 本の紹介・その他いろいろ
明日は旧暦の七夕さまの日です。

仙台でも、復興を願って例年通りの催しがあるそうですね。

雨が降りませんように

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