そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

季節遅れですが・・・

2009年03月31日 | HP&ブログ記事の紹介
写真絵本という感じです。

大きな雪の結晶の写真がいっぱい。今までに見たことのないような形も載っています。

写真を写された吉田六郎さんは、中谷宇吉郎博士と出会って、雪の美しさから離れられなくなられたようです。

写真の雪は、北海道の大雪山の麓に降った雪を、一片ずつ、凍える寒さの中で顕微鏡で撮影なさったのだそうです。

貴重な写真集です。

出版:アリス館 定価1000円というのは安すぎると思いました!!
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空模様

2009年03月30日 | 3~5月の空
反薄明光線かと思いましたが、どう見ても雲に見えます。
いかがでしょうか?
(屋根の一部が写りこんで、見苦しいですがお許しを)

広角いっぱい24ミリの所で撮影していますが、この雲はず~っと東の空の果てまで続いています。

とても一度には画面に納めきれず、3度ずらしてやっと全部が入るような長さでした。


最後の東の果てがこれですので、どうかご想像下さいね。




この日、午前中は薄雲が広がっていて、太陽に大きな暈がかかっていました。
久しぶりです。

いつものようにまん丸ではないのが不思議でした。
これについて、ジェナスさんがコメンと欄にご説明くださいました。

>「これは、暈ではなく、暈の上下に接する
タンジェント・アークです。
双方が伸びて、つながると、
暈の外にできる外接ハロと言う楕円状のハロになります。
良く見ると、左下側は、丸い暈のラインも出ていますね。」

とのことです。
通りで何だかヘンな形だと思いました。
覚えが悪くて困ったものです



ところで、空は、けっして頭上だけにあるのではないですよ
足元にもほら、春の青空が。











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こんなトラコミュもあります。よかったら覗いてネ。
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昨日UPするのを忘れました

2009年03月28日 | 3~5月の草木
ヒント:とてもよい香りの花が咲きます!

見つけたとき、一瞬何か解らなくて「え~と、ここには何の木が???」と考えてしまいました。

そうだ、あれだ!(答えはコメンと欄に!)
昨日の続きなので、コメント欄は閉じておきます。


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毎日どんどん育つ植物たち

2009年03月27日 | 3~5月の草木
ツクシは、スギナとは兄弟というか地下茎でつながっています。

春一番に、まずツクシが顔を出します。
胞子を飛ばすための「胞子穂(または胞子茎)」です。
茎についているハカマが葉っぱだそうです。知りませんでした・・・・

スギナは、ツクシが盛りを過ぎた頃から出てきますね。
光合成して栄養分を作る「栄養茎」というのだそうです。


さて、ツクシの出始めの頃です。

この中に、胞子がいっぱい詰まっています。


少し成長すると、胞子の入っているところが開き始めます。



やがてもっと開いて


この後は最初の写真のようになりますね。
こうなるともうシャゴシャゴして、食べられなくなります

この辺の学問的なことに興味のある方は、こちらにすごく解りやすく書かれていますので、見せていただいてください。
ツクシとスギナの詳細


そういえば、スギナもお茶にしたりしますが、出始めの新芽は、掻き揚げや佃煮などにして美味しく食べられます。

ツクシの話はこれでオシマイ。

< 幼き日 想い出しつつ ツクシ摘む >

        

ツクシの生えている近くに、アジサイが植わっているのですが、少し前にこんな写真を載せたのを覚えていますか?


この新芽もすっかり成長しましたよ。

たいしたものです

こうなるともうアジサイかも? って思えますね。

< アジサイの 展葉の色に 命見ゆ >

葉っぱがあたらしく広がってくる「展葉(てんよう
その活き活きとした色に命の輝きが感じられます!



これらの写真を写して、もう帰ろうとしたときに、建物の角のちょっと暗い所に生き物がいました。
えっ、タヌキ?!
いえ、残念ながら例のタヌキネコでした。

ニャ~んだ!

< 毛の色が タヌキに似ても ネコはネコ >(これは川柳!)

お粗末でした・・・


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おかげさまで・・・!!

2009年03月23日 | 本の紹介・その他いろいろ
「そよ風つうしん」今日から五年目に入ります。

投稿記事1307本、写真は4400枚になりました。

アクセス状況の数字を見ていると、
毎日必ず、ご訪問くださる方々がいらっしゃいます。
24時間、どこかで、どなたかが、見てくださっています。
コメントも毎日のように、どなたかが書き込んでくださいます。

どなたさまも、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます
皆さまと、乾杯!


ほとんどは自分の住いの周辺でしか写せない写真。
変化のない、見栄えのしない写真。
時には、そんな自分の境遇が悲しい時もあります

でも、あきらめないでがんばっていたら、もしかしたら同じような境遇の方にも、「こんなに身近に楽しさがあるのだ!」と元気を出していただけるかもしれない、それを願って、始めたブログでした。

そんなブログを、黙って暖かく見続けてくださっている方々!!
優しいコメントで喜ばせてくださった方々!!
うれしくて、涙があふれたことも一度や2度ではありません。

これからも、“身近な小さな自然のメッセンジャー”として、細々でも続けていきたいと思っています。

どうか相変わりませず、よろしくお願いいたします。
        

ご挨拶が長くなりました。

お待ちかねの(?)プレゼントのお知らせです!!

写真のような、世界の美術切手を、10枚前後一組で、20名様に差し上げます。
内容は、申し訳ありませんがお任せにさせてください。

これとは別に2名様にイヌの切手をこれも10枚程度ずつ差し上げます。
お申し込みの締め切りは、3月31日午後11時59分です!

<プレゼントのお申し込みは、締め切らせていただきました。ありがとうございました>

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オオイヌノフグリの花・追記

2009年03月22日 | 3~5月の草木
これは夜の8時半ごろに写しました。

午後遅くに、翌日咲く花の蕾が少し色を見せてきます。

そして夜はそのまま、こうして過ごしています。
どんな夢を見ているのでしょう~~


朝、明るくなってきました。



30分ほどたつと

なんともいえず、愛らしいです♪


そして日が当たり始めると、花が開くのです。
もしその日が雨だったら・・・
蕾のままで、あした晴れることを信じて、うつむいたまま雨に打たれて過ごします。
大切な花粉が濡れて流れては大変ですからね。



裏藪の茂みの中にひと群、ひときわ目をひく色の濃い花を見つけました。



花の色は普通ですが、デラックスです!




<それぞれに命を次につなぎつつ ささやかに咲き ほろほろと散る>



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オオイヌノフグリの花の一日

2009年03月20日 | 3~5月の草木
オオイヌノフグリなどの花は、とてもたくさんの実を付けます。
花は全て実を付けているのかと思うくらいですね。

でも、よく見ていても、昆虫はそんなにやってきません。
では、いったいどうしてたくさんの実を付けることが出来るのでしょう?

花の一日をじっくり見ると、その秘密が解りました!!


朝、これから開こうという蕾の中です。

8時30分です。
花粉をギッシリ持ったおしべが、まだ堅く閉じられていました。


それからほんの30分後

オシベが開き始めて、花粉が出てきました。
このとき、どうやらすでに、花粉の一部はメシベに付いている様子です。
なので、この後なにかアクシデントがあったり、昆虫が来なかったりしても、ちゃんと実が出来るという、あっぱれな仕組みのようです。


9時40分、花が開きました。

オシベの下のほうに見える、小さな丸いピンク色のものがメシベです。
オシベはまだくっついています。


10時32分、オシベが離れました。

これで昆虫がやってきても花粉をくっつけられるし、メシベにもたくさんの花粉を落としてやることが出来ますね。


11時17分です。
一生懸命にメシベに花粉を付けています。

この動作は、全ての花がするわけではありません。
オシベとメシベの長さのつりあいがうまくいかない場合もあるし、オシベがここまで接近できないケースもあるように見受けられます。

この写真は、とてもうまくいったラッキーなケースと思います!


一時間くらい経つと、オシベの花粉は落ち尽くし、オシベとメシベも「もう用事はないのよ」といわんばかりに勝手な方向を向いています(笑)



3時30分、花も元気がなくなってきました。
もうすぐ落ちてしまうでしょう。



そして花が落ちた後です。

最初の写真のようにすっぽりと抜け落ちた花の後には、花粉がいっぱい付いたメシベが、ガクの中にしっかりと残っています。

このあとすぐに、ガクの部分はピッタリと閉じてしまいます。
そして、数日でうすべったい実が出来始め、やがて丸く育って来ます。

こんなにどっさりの花粉がくっついていないメシベもありますが、ほんの少しでもついていればOKなのでしょうか、ほとんどの花のあとには実が育ってきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2007年の4月、かぜくささんのHPで、おおいぬのフグリのオシベの変化についての研究レポートを拝見し、私も花の変化の様子を追いかけてみたことがありました。

しかし、そのときは表に咲いているたくさんの花を、どれか一つにしぼらずに時間だけを時系列に追いかけたので、なんとなく心残りでした。

そして今年、思い立ってプランターにオオイヌノフグリを育てたので、ある特定の花を追いかけて撮影することが出来ました!


日当たりや気温など、様々な条件がありますので、すべてこの写真と同じように進行するわけではけっしてありません。

たまたま、ある花の一日を追いかけただけのこととご理解ください。
それでもまあ、おおざっぱな変化はお解りいただけたことと思います。


最後まで見てくださった方、どうもありがとうございました。
お疲れさまでした



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虹をつかまえた!

2009年03月18日 | 虹色いろいろ
             あ、虹・・・

             さわってみたいな

             ふと そんな気持ちになって

             手のひらに受ける

             空からのプレゼント


             これは 私だけの虹

             そっとしまっておきたいけれど

             握りしめることは出来ない・・・





             草の上にも朝の光が射して

             まるい虹が光る

             この虹も

             けっして触れることはできない


             虹色って いつも憧れの光なんだね



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オシャレなオシベと花の中

2009年03月16日 | マクロで写す雑草や昆虫など
ハコベにもいくつか仲間がありますが、こんなオシベを持っているのはミドリハコベ(?)です。

なぜ?かというと、最近ではミドリハコベとコハコベの交雑種が多くなり、厳密に区別するにはタネを調べないと解らないと、わぴちゃんの『雑草や野草がよーくわかる本』(岩槻秀明 著・秀和システム)で読んだからです。

それはともかく、とっても可愛らしいでしょう?
オシベの葯が赤いのです。

これは肉眼で充分に見えますので、探してみてネ


余談ですが、ウシハコベというのがあって、それの花の中はこれまた面白いんです。

花の真ん中にある白い糸のようなものが5つに分かれているでしょう?
他のハコベは、どれも3つしかないのです。
これはルーペで見ればすぐに解ります


春の雑草の中でもたくさんの人に愛されているオオイヌノフグリも、花によってはこんなにきれいなオシベです。
ほ~らね。

小さいけれど、色鮮やかなので、お天気のよい日のなるべく朝の早い時間に探すと、簡単に見つけることが出来ます。


これはオシベのきれいさではないですが・・・

ドイツスズランの花の中です。

こちらはチューリップ。


どちらも、わざわざ覗き込むことはあまりないと思います。
チューリップは、花の種類(色の違いでも)によって色々と違いがありますので、とても面白いです。

ぜひカメラを持って観察にお出かけください


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くるくる、ゆらゆら、きらきら

2009年03月13日 | 水滴・凍露
雨の日も、大きな草や木の陰で、雨の子たちが工作に励んでいます。

風のあたらない所では、色んな形になった水たちが、ゆらゆら、キラキラ。


うまい具合に葉っぱがあったので

ふよ~んと横に長い水玉が。
落ちないように蔓が押さえつけてます。
これは、ちょっと堅いめのゼリー菓子?
ペパーミントの香りがしてきませんか?

でも、不思議、
この水玉は、どうやって出来たのでしょう?



そうかと思えば

こちらも葉っぱをお供に、びよ~んと縦長の水玉。
ステキなペンダントトップです。


これは、森のめがね屋さんで見つけました!

ルーペっていうより「虫眼鏡」の方が似合いますね


こんな所で雨がやむのを待っているヒトもいます。

「どう、いいでしょう? 私が見つけたお花のホテルよ♪」



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