そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

さだまさしの言葉

2023年02月26日 | どんぐり屋のつぶやき
生きている
時の流れの中で変化してゆく

辛いことの方が多い

でもへこたれない

生まれてきたということは、死ぬまで生きよということだ
そう考えれば少しだけれど楽しいこともある

つらいという名の樹にほんの少し楽しいという実がみのる
その実が大切だ
つらいことを基準にすると逆に楽しいことが光りだす
だから命を大切にしよう


さだまさしの『坂の途中で』というとても旧い本の中の一節です。
改行など、勝手にさせていただいたので、さださん、ごめんなさいm(_ _)m

初めて読んだときに、私が若かった事もあるでしょうが、心引かれて夢中で読みました。

Amazonの古本で、在庫があるようです。
特にグレープのファンの方にお薦め。

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写真はマツボックリをビンに入れてから水を入れて膨らませたので、出なくなっている姿です。
このまま乾かすと、そのうちに細くなって取り出せます。
子どもが喜びますよ!
コメント (2)
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続き希望の方へ

2023年02月16日 | どんぐり屋のつぶやき
どんなことを知りたいのか、コメント欄に書いていただけませんか。
毎回無視するのは心苦しいですが、何をお答えしたら良いのか見当がつかなくて、悩みます。
よろしくお願いします。
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友田明美さんのこと

2023年02月13日 | 心に残っている言葉
記事を投稿すると「続き希望」と記入される方が、よくいらっしゃいます。
難しいことなのでなかなかご希望にお応えできないでいるのですが、今回は、先日の記事にご紹介した「友田明美さん」のことをすこし書かせていただきましょう。ご参考になるかもと思いますので。

友田さんは大学を卒業後、医師の仕事をしながら二人のお子さんを育てておられました。
研修医として当直をしていたある夜、ひどい虐待を受けて救急救命センターに運び込まれてきた少年の命を結果的に救うことが出来なかった事に、医師としての無力感をかみしめます。

そんなある日、仕事を終えて疲れ果てて帰宅してきた時、一緒に居た小学校一年生のお子さんが、家の鍵を道の側溝に落しました。
疲れてぐったりしていた友田さんは、思わず「ダメじゃないの」と大きな声を上げ、お子さんの頭を小突きます。その夜、お子さんの寝顔を見ながら反省したけれど、親としての自分が問われる日々でした。

転機は2003年。最先端の脳科学の研究をしようと米国に留学、虐待が脳に与える影響についての研究に携わりました。
そして、虐待の経験のある人と無い人との脳を比べると、暴力や暴言、家庭内暴力の目撃など大人の不適切な関わりによって子どもの脳が変形するという衝撃的な結果を発見されます。

以来、虐待のもたらす重大な結果を伝えると同時に、虐待を防ぎ、その影響を最小限にするのが、自分の使命だと思い定めました。

研究のかたわら、全国から訪ねてくる親子を診察、じっくり話を聞き、時には親の治療もされます。
「臨床で診ていると、親も一生懸命で、よかれと思ってから周りしている。子育てのストレスの無い親はいない。親の持つ子育ての困難感をとらないといけない」と力説。
また「今は子どもをまもるだけでは済みません。親を支援しなくては。同時に、どんなことがあっても体罰はダメだという認識を社会で共有する必要があります」

自らが迷い、悩んだ子育ての体験と科学的な研究に裏打ちされた言葉を、社会に、親たちに届ける活動を、今も続けておられます。

(朝日新聞 2018年5月26日 朝刊 より引用 文意を崩さぬよう注意の上、私の言葉で書いている部分があります)

どんなに子どもを愛していても、自分も疲れ果てているとき親は、つい大きな声をだしたり、時には手が出たりもします。
そして子どもの寝顔を診ては反省し、至らぬ親であることに絶望もします。
そんな親の気持ちを経験されたことのある友田さんが居てくださり出会えたことは、私にとっても大きな救いでした。


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写真は、早春の雨上りの草むらで、朝日を浴びて輝く水滴です。
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アクシデントからの回復

2023年02月10日 | どんぐり屋のつぶやき
2018年5月26日、朝日新聞朝刊を開いて、私は呆然としました。
かなり大きな文字の見出しに、目が釘付け!
そこには
暴力や暴言で脳は変形する
という、小児精神科医、友田明美さんの談話が・・・

研究の結果で判明したそうですが、家庭内暴力や幼児期の虐待などで、子供の脳は傷つき変形するというのです。特に言葉の暴力は身体的な暴力より脳へのダメージがはるかに大きい、とも。

我が子の幼い日に、故あって虐待もどきの行為をしたり、ひどい言葉を投げかけていた私は、この記事に激しく落ち込み、苦しくなり、涙が流れました。

でも、次のページの見出しの大きな文字に、ほっと救われました。

>「親が変れば子どももかわります
不適切な親の言動で、言ってみれば子どもの脳が怪我をしてしまうのですが、トラウマの治療や、安定した環境や愛着の再形成があれば、回復するとのこと。
これを読んで、ほっとしました。

昔、子どもが大学生の頃に、その頃はもう普通の親子関係を取り戻していたのですが、大きな体の子どもが膝に乗ってくると言う時期がありました。
ああ、きっとこの子は親の膝の暖かさをいま取り戻そうとしているのだと感じて、毎日降りていくまで膝に乗せていました。家族は「みっともない!」と嫌がりましたし、私はとても重かったですけれど。
いつか乗ってこなくなったので、きっと満足したのだと思います。

上記の新聞記事を読んで、この膝に乗せていた時期は、やっぱり子どもにとって必要な時間だったのだと、実感しました。家族に呆れられながらも、じっと我慢した甲斐があったようです。


この件で、もっと詳しくお知りになりたい方は『子どもの脳を傷つける親たち』(NHK出版新書)をおすすめします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
写真は、息子の勤務先の池の防鳥ネットに引っかかって助け出されたものの、まだ心ここにあらず呆然としている様子のカワセミです。 
カワセミが手の平に乗っているという珍しいショット!
このあとしばらくして、やがて飛び去ったそうです。よかったでした。







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立春も過ぎ

2023年02月05日 | どんぐり屋のつぶやき
日没の時間が遅くなり、久しぶりに晴れた今日など、陽射しの強くなっていることに驚かされます。
まだまだ、雪の舞う日もあるでしょうが、やっぱり季節は動いていますね。
冬眠から目覚めたクマさんが、撃ち殺されたりしないと良いのですが・・・

ところで「立春」という文字は、大きく書いて半分に折って見ても、紙を裏返して見てみても、同じように見える不思議な文字です。立春大吉という文字も同じく!
誰が考えたのやら?

立春には甘酒がつきものでしたが、恵方巻を考え出した寿司屋さんたちのように大きなメーカーがないのか、昨日のスーパーに甘酒の姿は無く、ひなあらればかりが並んでいました。

カレンダーを見ても、これからの節気の言葉は
雨水(うすい)・啓蟄(けいちつ)・春分・清明(せいめい)・穀雨と、生物が動き出したくなるような言葉が続きますね。
見ているだけで元気が出てきます♪


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写真は、大阪ではそろそろ出番が無くなってくる氷関係で、凍露(とおろ)の周囲に霜がくっついた姿です。
枚方で撮しました。全体で一センチ足らずです。
引っ越してからは見ませんねえ~
コメント (2)
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