そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

チンパンジーとヒトの違い

2007年07月30日 | ポエム&好きな言葉
クマ? イヌ? ハムスター? それとも・・・
右側の雲は小さいので、どんどん崩れていきましたが、こちらも小さなワンコのようだったのです。
それで2匹の動物が、話をしているみたいだなあと思っていました。

そのうちに、こんなことを思い出したのです。


少し前、6月25日の朝日新聞に、こんなことが書いてありました。
チンパンジーとヒトは、DNAレベルでは1,23%しか違わない

このことを初めて知ったのは、もうずいぶん前でした。
そのときは「うっそーー!」と思いましたよ
でも、本当なんですねぇ・・・

その新聞記事はこう続きます。

その小さな数字の差の、内容はなにか?
ヒトの特性は「他者の心を深く読み取ることが出来る点」である。(京都大学霊長類研究所・松沢哲郎さん)と書いてありました。

確かにチンパンジーは、人間ほどには他者の心を読み取ることは出来なさそうですね?

読み取れたら、思いやるということもできるので、これも人間のもつ力かもしれないですね。
自己チュウにならずに、他人への思いやりの気持ちを持っていないと、チンパンジーに恥ずかしいかも




その後には、こんなことも書かれていました。

新聞記者からの質問
「チンパンジーと勉強を進める時に、心がけていることは何ですか?」

松沢教授の答え
「(前略)大切なのは、ほめることです。
私は常に「よくやった。すばらしい」といってやることにしています。チンパンジーもほめられるとうれしいのです。

大事なのはタイミング。後になって「さっきのは良かったね」ではダメ。
同じことをしているのに、昨日はほめて、今日はほめないと基準がふらつくのもいけません。

叱るだけでも教育は出来るはずです。
でも、5年10年と長期にわたって学習する場合には、叱る方法は賢明ではありません。
やる気を失わせてしまうからです」



なるほどね~~!!
これって子育てや、後輩の教育なんかにも言えるんじゃないでしょうか?

やっぱり、チンパンジーと人間と、極めて近い存在なんだと感心してしまいました



他者の気持ちに思いをはせ、読み取る努力を忘れないこと、
ほめること、
大事にしようと一番星に誓いました

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ヤブガラシの花を求めて

2007年07月27日 | 6~8月の草木
藪が枯れるほどはびこるのでヤブガラシ、またはヤブカラシと名が付いたようですね。
夏に元気なつる性の植物で、こんな姿で絡み付いて、花をつけています。

別名をビンボウカズラとも。これに絡まれると大事な植物が枯れてしまうので、その家は貧乏になるからですって・・・


さてさて
つぼみの群れの中にポツポツとオレンジやピンク色の丸いものが見えるでしょう?
これがお花です・・・と私は思い込んでいたのですが、実は花びらが落ちた後の姿だったと知って、大ショック!!



ある日、図鑑を見ていたら、これが花だという写真が載っていたのですよ。(この写真は私が写したものです)
花の大きさは5ミリくらいです。
ヤブガラシの花の姿

こんなグリーンの花びらなんて、やめて欲しいですね(笑)

午前中は花弁が付いていて、午後には落ちると書いてあったので、10時半頃に行って見ました。

でも、早くもこんな形になっていて、がっかり。
散る寸前のようです。



次の日もダメで、3日目は家族が早く出て行ったので、8時半くらいに行くことが出来ました。

そしたら、やっと2枚目の写真のような花と会うことができました。
でも、さがしまわってやっと見つかったくらいで、数は多くありません。

2枚目のは咲き始めで、開ききるとこうなります。



香りは強くないのですが、なぜかたくさんの昆虫たちがやってきます。
図鑑にも「ハチが多いので、撮影時は要注意」と書かれていました。

何故そんなに昆虫に好まれるのでしょう?
不思議ですね・・・

まずは、ハチです。



こちらはガの仲間のブドウトリバ。

ガの仲間とは思えない、ユニークな形ですね?
小さいので、ゴミがくっついて風で揺れているのかと思ってしまいます。


他にもたくさんの種類の昆虫がやってくるので、クモも何種類かそっと隠れて、その昆虫たちを狙っているようでした。

これはハナグモだと思いますが、つぼみと見分けがつきません!
これじゃあ、昆虫たちもだまされますね。

私ももう少しで見落とすところでした。


どうしてこんなに虫たちがやってくるのだろう?
もしかすると、よっぼど甘い蜜があるのかな?

そうです!
3枚目の写真を、もう一度ごらんください。
蜜が盛り上がっているじゃないですか!

虫の気分になって、そっとなめて見ました。
甘いっ!!(爆)

そうですね~ ちょうどツツジの蜜のような感じの味でした。
コメント (21)
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不思議な風景

2007年07月25日 | 影を楽しむ
そうです、冷水ポットの表面に、外の景色が映っているのです。

梅雨あけの、気持ちのいい青空が映っています。


ところが・・・・同じような景色が二つ並んでいて、
向かって左は、風景がそのままに写り、空が上になっています。
右側は、上下半分ずつに分かれているようで、空と雲が上下で「こんにちは♪」となっているのです。

何故なのでしょう?
真っ直ぐな「平面」でなく、少しカーブが有るせいなのだろうと思いますが、左右の映り方の違いが、わたしには解らないのです。

どなたか教えてくださいませんか?
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昨日の写真に

2007年07月24日 | ポエム&好きな言葉
大雨と大風が 

一生懸命にお掃除してくれたので

空のキャンバスが 真っ青になったよ!


気持ちよくて ふわふわダンスしてる雲たち

スカートを 広げたり ひるがえしたり


まだ風が強いので

あ、もうどこかへ行っちゃった・・・






お日さまはね

いつも 

虹色の小さな宝石がはいった箱を

だいじそうに かかえているの


雨や雲を見かけたときに

ごきげんがいいと

その宝石を 

ぱ~~って まきちらすんだよ


すると

あちこちに 虹色の飾りがうまれる


ときどきは

おしゃれがしたくなって

自分で 光の冠をかぶってみたりもしてね






木の葉は

夏の光をいっぱい浴びて

キラキラ輝きたかったのに

長い雨に打たれて

病気になって 落ちてしまった


いやだよ~

散りたくなかったよ~

帰りたいよ~

涙がいっぱいあふれた


それを見ていた お日さまが

精一杯生きた命を 

お祝いしてあげようと

とびきりきれいな光の輪を

プレゼントしてくれた






見たこともないような

青い 青い 空をみて

月はびっくりした


だって

ついこの間までは夜勤だったから

夜色の 暗い空しか知らなかったのだもの






夕方の光があたりに満ちて

鳥が 

ねぐらを目指して帰っていく


その鳥を追いかけて

夕焼色に染まった雲が

鳥の形になって

いっしょに 飛んでいく


きっと

なかよしなんだね






 
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光冠と彩雲が

2007年07月23日 | 虹・彩雲・アーク
こんな青空を見るのは、何日ぶりでしょうか。
チリやスモッグも洗い流されたのか、とても青く感じられました。


地上にも夏の花や昆虫が見えるので、それを写していて、ふと目を上げると

ちょうど太陽が薄雲におおわれて、周辺が彩雲になっていました。
眩しい・・・・



それからしばらくして今度は木の葉隠れに、光冠のはしっこがみえました。
あわてて水のあるところへ!

雲の流れが速いので、きれいな色が水に映っても、あっという間に過ぎてしまいます。
それでもなんとか一枚。

風で飛んできたエノキの葉が落ちて、ちょっと不思議な絵になりました。




そして夕方

十日月です。

今日は暦の上では大暑(たいしょ)です。
暑さがいよいよ厳しくなるという時期です。

30日は「土用の丑の日」
ウナギを食べてがんばりましょう!

コメント (17)
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キノコの展覧会

2007年07月20日 | 6~8月の草木
雨の中でがんばって写真を写したのはいいのですが、名前がさっぱりわかりません
そこで、図書館で図鑑を借りてきました。
それでもなかなか解りません。


かなり似ているのが見つかったのだけ、とりあえず「?」つきで名前をかきますが、間違っているのが多いと思うのです。
信用しないでくださいね(大汗)

名前はともかくとして、色と形を楽しんでいただけたらうれしいです♪

(私の文の下に青色で描いたのは、下のコメントで「呑宇さん」と「きのこ山書房さん」に教えていただいた情報です)



というわけで、最初の写真は形の面白いものを。

上の段
ノボリリュウタケの仲間      ヒイロベニタケ?(傘の中に雨が溜まってます!)
クロアシボソノボリリュウタケ)    (ヒイロベニヒダタケ


下の段は不明・・・)
ズキンタケの仲間?)     (アセタケの仲間?)



こちらは、ミニミニサイズのものを集めてみました。


上の段
ヒナノヒガサ(毒キノコ)       ヒメコガサ

4つとも直径が5ミリ以下です。

シロコナカブリかと思うものは、傘にも軸にも細かな粉のようなものが付いていて、軸がとても細くて弱々しい感じが、愛らしいです。



最後は話題性のあるものを。


上の段
コガネキヌカラカサタケ     エビコウヤクタケ?
                    (ウメノキゴケなどの地衣類?

下の段
ホウキタケの仲間        ベニヒダタケ
シロヒメホウキダケ

上の段の左のは、なんとツユクサを植えているプランターに顔を出したのです。
プランターにキノコが生えたというのは初めてです
初めは小さなツクシのような形でしたが、翌日傘が開いて、夕方にはシワシワになりました。(外国産のキノコで、プランター用土に混じってやってきたのだそうです

上の段右は、気が付かれたと思いますが、木の幹に生えていました。
サクラです。
最初はコケかと思っていたのですが、図鑑を見るとキノコのようです。
キノコではなく地衣類かもしれないそうです)


下の段の左も、形が変わっているでしょう? 添えているのは私の人差し指です。
まわりにたくさん出ていました。

右側のは、傘の直径が3センチくらいありました。
二つ並んで、倒れた木の中から生えています。
翌日見ると、美味しいらしくナメクジとダンゴムシが食べていました。


最後に一つ、集合写真に入りきれなかったのを。

ホコリタケの仲間でしょうか?

茶色くて足がなくて(これも呑宇さんから、実は足があると教えていただきました。もう一度見れたらいいのにな~)コロンとした形です。

てっぺんが破れて穴が開いていました。
ここから胞子を出したあとででしょうか?


今日は「?」のオンパレードになってしまって、申し訳ありません。


正しい名前をご存知の方は、一つでもいいですので、ぜひ教えてくださいませ。
まったく違う名前だというのがありましたら、「違うよ~」っていうことだけでも結構ですので教えてください!
よろしくお願いします

その後、いろいろ教えてくださった皆さん、どうもありがとうございました。

コメント (23)
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飛んできたハイイロゲンゴロウ

2007年07月18日 | 昆虫&生き物
我が家の玄関前には、色々な昆虫が飛んできます。
今回はハイイロゲンゴロウでした。

この写真は以前に写したものですが、こんな顔をしています。
まるくてつぶらな(?)目が可愛いいと思いません?



その日の朝、家族を送り出してふと足元に目をやると、なにやら丸いものが落ちていました。

よく見ると、これでした。
ハイイロゲンゴロウだ!

水生昆虫ですから、まずは水の中へ。

弱っているのかと思いましたが、意外に元気でクルクルと泳ぎ回っているので、一安心です。
近くの田んぼから飛び出して、つい遠出して迷子になったのかしら?

なにしろ玄関先に倒れていたのですから、きっとお腹がすいていますよね。


いろいろ相談の結果、ゲンゴロウは肉食なので、たまたま冷蔵庫にあった蒸し鶏を、与えてみることになりました。

動かないと餌だと思わないかもしれないので、糸でくくってぶら下げ、ちょこちょこと動かしてみました。

おっ、うまく騙されてくれました!!

長い時間食いついていましたから、美味しかったのでしょうか?


そして数日後、息子の勤務先の池に連れて行ってもらったのでした。
元気でね~~


コメント (16)
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再録・<想い出のえほん>

2007年07月17日 | ポエム&好きな言葉
幼い頃の娘が作った絵本です。

絵も文も幼稚なものですが、よかったらぜひどうぞ。

想い出の絵本その1

続きは<その1>からリンクさせていますので、そんままご覧いただけます。

コメント書かずにお帰り下さっても結構ですので、どうぞゆっくりとお楽しみ下さいね。
コメント (13)
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地震のお見舞い申し上げます

2007年07月16日 | きれいな空と雲
大雨の後の台風がやっと去ったと思ったら、今度は地震。
その被害の大きさには、言葉もありません。
まったくどうなっているのでしょう。
穏やかな日々が、早く戻ってきますように・・・・せめて、日常生活が早く戻りますように、心からお祈りいたします。



こちらの台風は、ひどい風は吹かなかったのですが、それでも様子が気になって外に出てみました。

そのとき見つけた、台風の落し物がこれです。
左側のはなんだと思いますか?

これは、今の季節に衣替え中の、プラタナスの幹の皮です。
少し離れた所に生えているので、はがれて飛んできたのでしょう。

木肌はこんな模様になっています。




こちらは、昨日の夕方のことです。

すだれを巻き上げに、窓のところへ行きました。
するとこんな雲が見えました。

青空が透けて見えているのかな? とも思いましたが、そうではないような感じです。

拡大するとこんな様子です。



雲のすき間から空が見えているのなら

こうですよね?

グレーっぽい青い雲は、ときどき見ますが、それよりもずいぶん青かったです。
さてさて、どうしてこんな青い雲が見えたのやら・・・

今日は新潟では大きな、奈良では小さな地震がありましたが、まさかそれとは関係ないですよね?




こちらは昨日の朝です。
台風が去ったので朝焼けを期待して早起きしてみましたが、全然ダメでした。

日の出の40分ほど前の北東の空です。




ところで、お詫びとお願いです

私のブログの記事が今日で951本目となりました!
そこで、カテゴリーを再編して、整理しなおそうと思い立ちました。
過去記事の入れ替えをしますので、ちょっと手間と時間がかかります。

それで、今週の記事はちょっと簡単なものにさせていただきたいのです。
勝手で申し訳ありませんが、お許しくださいませ
コメント (6)
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台風のお見舞い申し上げます

2007年07月15日 | 本の紹介・その他いろいろ
近畿全域が暴風圏になどという予報だったので、身構えましたが、大阪も一番北に位置する私どもの地域は、ほとんどそれらしいこともなく朝まで眠れました。

しかし、太平洋沿岸の地方の方々は大変のようですね?
あなたの所はいかがでしたでしょうか?

まだこれからという地方のかたは、くれぐれもお気を付けてください。

色々とお忙しいことと思います。コメント欄は閉じておきます。

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