そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

相手の立場になって聴くということ

2022年11月30日 | どんぐり屋のつぶやき
どなたの言葉だったのか、お名前の記録を忘れていて大変失礼なのですが、このところTwitterで、不登校のお子さんを持つお母さんの嘆きをたくさん見ているので、このことが大切と思い書いてみました。

自分なりの理解でなく、相手の身になって聞くことの大切さ。
話の内容について、自分としてはそのことを認められなくても、その人の現実として先ず受け止める。
それが土台となって、初めて教育が成り立つ


親も学校の先生も、このことを先ず大切にしてくださったら、話は前へ進みます。
「そうか、あなたはそう思う(そう感じている)のね」というひと言を、心から発することが出来たら、そこから子供の心は開くはずです。

それが出来るくらいなら、ここまで苦しまないと思われるお母さんも多いかもですが、聴き方の訓練を受けているのだと思って努力されたら、時間はかかっても身につきます。
そうなると、お母さんの苦しみも軽くなるのです。

そして先生と生徒、親子の間に信頼感が育っていくので、とても温かい関係が育ちます。
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学校のワクにはまらないということ

2022年11月24日 | どんぐり屋のつぶやき
少しだけ古い人のお話しになりますが、まだまだ覚えていらっしゃる方がほとんどでしょう。
ジョン・レノン・・・その人の高校時代の指導記録がロンドンで競売に出されたことがあったそうです。

お値段はまあおいとくとして、内容について少しだけ。
記録によれば、宿題をしていないとか態度が無礼、その他授業の妨害や大幅な遅刻などがあり、相当に教師を悩ませていたようです! 愉快な人だったのね!!

今はあまり見かけないタイプかな?

「通信簿や指導の記録に、どれだけかんばしくない事が評価されていても、それらが未来を決定しない事が解ります。」
と鎌田實さんが『遊行を生きる』(清流出版)の中でお書きになっています。
人の評価に負けてはいけません、とも。
そこに「努力」と「時間」というものを積み重ねて、自分だけの世界を作り上げていくことが大事になります。

みんなと違うということは、もしかしたら大きな事ができる可能性があるということです。とも。

私もかなり学校を悩ませましたし、娘も宿題なんていっさいしなかったし、不登校の時期もありましたけど、なんとか浮き世の荒波にのって生きています。大きな事は出来なかったけど・・・

この本は鎌田さんご自身の事も含めて、お説教では無く、人生の可能性について色々な実例が書かれていて、とても興味深い本です。
AMAZONの古本で1円から買えますので、是非一度お読みになると、面白いですよ!!


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写真は以前に見かけた、空の色々な虹色を集めてみたものです。
こんな空を追いかけていた若い頃が懐かしいです。
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度胸と希望と

2022年11月15日 | どんぐり屋のつぶやき
歳を取れば、あちらこちらと故障が出てきますが、それでも一人暮らしが出来て、必要に応じて外出も出来るのは有難いことと、感謝の日々ですが、ここまで来るのに大きな支えになって下さった人の一人が、建築家の安藤忠雄さんです。

と言っても個人的な知り合いではなく、ある時、新聞で安藤氏のお気持ちのありようを読んで以来の事なんです。

安藤氏は2000年の始め、相次いでガンにかかり胆嚢・胆管・十二指腸・膵臓・脾臓を摘出されています。
それぞれに、全摘しか生きる方法が無いと言われて、目の前が真っ暗になられながらも、「それなら、しゃあない」と決心されたそうです。

自分にどうにも出来ないことは、悩んでもしゃあない」と覚悟を決められます。
そして生延びるためにできることを考えて、実行なさった。
若い頃に読まれた吉川英治の『宮本武蔵』の影響なのだそうです。
武蔵は数多くの試合を経験し、その一回一回に命をかけてきた、その生き方に感銘を受けて以来、ご自分でも日々覚悟をもって生きることを、人生の旨とされてこられたので、ガンにも同じように立ち向かわれたとのこと。

その他にも、生活を助けるために入ったボクシングの世界で、ファイティング原田の試合を見ていて、それなりの能力はあっても、自分には天賦の才はないと悟り、関心のあった建築の世界に方向転換されました。

人生には覚悟と工夫、時に諦め、そして希望が必要だとおっしゃいます。

お体のことに関してもに、「考えられるだけ工夫して努力して、ないなら、ないように楽しく忙しくやっていれば、普段はガンの事は忘れています。
だから今を全力でいきるしかない。そう思う度胸も大切ですね」と。

お仕事でお金儲けもされますが、そのお金を「社会に恩返ししながら」と子ども図書館を作ったりもされています。

人生の困難の一つとして、がんもある。なったら、度胸を据えて付き合うしかない。希望を持ってね。

度胸を据えて、希望を持って生きるということ、かっこいいけれどなかなか出来る事ではありません。
忘れないように心に置きたい言葉です。

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写真は父が愛した秋明菊です。
薩摩男児で豪放磊落な父が、こんな花を好きだったなんて、なんだかほほえましいのです・・・
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昨日は盲導犬と交流してきました♪

2022年11月14日 | どんぐり屋のつぶやき
近くで「公民館祭り」というのがあって、盲導犬もやって来るというので、雨の中を行ってきました。

訓練所が、わりと近くにある関係で、時々駅前などで訓練士さんと歩いているのを見かけるのですが、お仕事中の盲導犬に話しかけてはいけないので、遠くから見守るばかり。
撫でたくてうずうずしていたので、じっと寝そべっている側で、思いきり(?)なでなですることが出来て、久しぶりに感じる犬の体温が、とても心地よかったです。

犬をお伴に歩行の体験もさせてもらえる予定でしたが、昨日は雨がひどかったのでそれは中止。
とても残念!!

来年のカレンダーや、ストラップ、ピンバッジ、ポストカードの販売もあり、カレンダーとポストカードは何年も前から買っているので、ストラップなどを求めました。
このカレンダー、盲導犬たちの写真もステキだし、書き込み欄も広くて便利なんです

「日本ライトハウス 盲導犬チャリティカレンダー」で検索してみてください
グッズも買えます。

他にもボランティアの方が、昨日の催しのために作って下さったというすてきなクリスマスリースが一点あったので、友人へのプレゼントにと求めました。

盲人の方々の外出を助けるパートナーとして大切な盲導犬ですが、育成には時間も費用もかかるので、まだまだ必要としている皆さんに行き渡るまでにはなっていません。
ささやかな応援でも、積もり積もれば力になると思うので、これからも協力しようと思っています。

皆さまも、どうかよろしくお願いいたします


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結果ご報告

2022年11月04日 | どんぐり屋のつぶやき
大学病院へ行ってきました。
がんばって目薬をさしつづけたので経過良好!  完治はしていないものの、網膜の腫れはかなり少なくなりました!!

注射は先生も好まれないようで、「早く治したかったら注射が良いけど、このまま目薬でもいいよ」と言ってくださったので、特に早く治したいわけでもないので目薬を続けることにしました。
ヤレヤレです。

ぼやけていた部分も元のように見えるようになったので、大丈夫と思います。
また、左目の飛蚊症以外の、ぼんやりとクロっぽい影について質問したら、「黒目の真ん中にあるので気になるやろうけど、ゴミが浮かんでるようなものやから3ヶ月くらいかかるけど、なおります」とのこと。
こちらもほっとしました。
かかりつけの先生に訴えても、何も答えていただけていなかったので・・・。
患者の訴えに、簡単でも答えをいただけると、ほっとしますね。忙しい先生方には面倒なことだと思いますが。

というわけで、次回の診察は12月28日です。

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写真はミズヒキの花。
花の上下の色が紅白に分かれているので、この名前がついたそうです。

水引といっても、お若い方にはわからないかも?
昔は、物やお金を他人様に贈る時、お目出度い場合は紅白、不祝儀なら黄色か黒と白い色の組み合わせの紙製のひものような物を上から掛けたのです。
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