そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

何か居る!?

2020年09月29日 | どんぐり屋のつぶやき
外から帰って鍵を開けようとしたら、新聞受けの扉の近くに、こんな小さな白いムシが・・・

ほとんど真っ白です。

あまり小さいので、ゴミかと思ったけれどカメラでズームしてみると、どうも羽根のある昆虫の様子。
なにか解らないけど、初めて見るモノなので、とりあえず写して見ました!
サイズ確認のためにいっしょに写しているのは、私の人差し指の先っちょです。

大きくしてみるとこんな感じ

脱皮殻ではなさそうです。
キレイですね~

まずはいつものようにくまじろうさんに見ていただきました。
お返事では「ヨコバイかウンカの仲間でしょうか?」とのこと。
そのてのは、例のアジサイやキクイモに、たくさん居ます。

生きているのかどうか解りませんでしたが、後で見にいったら居なかったので、たぶん生きていたのでしょう?!
どこへ行ったのやら・・・2度と会えないですね~~

どなたか、「見た事あるよ」などの情報がありましたら、教えてくださいネ



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秋思(しゅうし)

2020年09月26日 | どんぐり屋のつぶやき
夏をつかさどるカミサマも  

さすがにお疲れになったのでしょうか

地上には燃えるようなヒガンバナが咲きそろい

空にはこんな儚げな雲が流れてきました


秋のはかなさを感じて しばし心静かに物思いにふけるのを

俳句の季語では「秋思」と

そんな言葉を思い浮かべるような

この日の雲でした


久しぶりに 遠くの友に手紙でも書いてみたくなるひととき・・・
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キリンの首の骨って、いくつあるの?

2020年09月18日 | 昆虫&生き物
写真がないのですが、今日はキリンの首の骨のお話です。
キリンの長~い首は、どなたにも想像していただけますよね?

あの長~い首のなかには、いくつの骨(頸椎)がはいってると思います?
私もいろいろ想像していましたが、なんと、なんと、
実際は、ヒト科を含む多くのほ乳類と同じ数、7個なんだそうです!!
ちょっと信じられませんが、本当だと思います。

このことが書かれていた記事の出所は,先日の朝日新聞の朝刊です。
「キリン解体新書」という小さな記事がありました。
面白そうなので読んでみると、そんな事が書かれていたのです。
書いていたのは郡司芽久さんという方です。
このコーナーの書き手は皆さん信用できる専門家の方々なので、本当の話ですよ、きっと!

それにしても・・・一つずつの骨がいかに大きい(長い)ことかと、う~~んとうなってしましました。

新聞を隅々まで見ていると、時々こんな愉快な事を知ることが出来ます。
知っているからどうなんよ?と言われたら返事が出来ませんけど、楽しいですよね~!!!
ということで、写真がないけれど書いてみました。


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ツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)

2020年09月11日 | 昆虫&生き物
北海道以外の本州のどこにでもいるので、見たことのある方も多いかと?

カメムシの仲間で、大きさも1センチ以上あり、色がきれいなので目につきます。
この写真では、クロっぽく見えていますが、ツマの辺りの色はきれいな青っぽい色合いなんです。
見つかったことに気がつくと、ヒョイっと横向きに葉裏に逃げるので「ヨコバイ」
形がバナナに似ているからと「バナナムシ」と呼ばれたりもします。

先日来、こんなのが近くにいるので(アジサイの葉裏に)調べてみると、幼虫でした。

数日以上、こんな姿です。
出てきたばかりの時は白くて、時間が経つと薄い黄色っぽい色に変化します。

これの脱皮殻は、これだと思います。

出てくるところは見た事がありませんが、「ツマグロオオヨコバイ脱皮」で検索すると、いろいろ見られて面白いです。


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台風お見舞い申しあげます

2020年09月07日 | どんぐり屋のつぶやき
大変な台風でしたが、被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。
私は学生の頃に、第2室戸台風が目の前の海岸から上陸してきたので、台風の恐ろしさは身にしみています。
瞬間最大風速の六十メートルが吹いた瞬間には、平屋建てだった家がギシギシと音を立てて揺れました。
高潮で船が街の方にまで上がってきていたり、知り合いの人が風に飛ばされて骨折されたり、浜に近い実家では床上浸水したりと、なかなか大変でした。

人間が招いた事とは言え、様々な自然界の変動に、ただただ恐れを抱きます。
今からでも、これ以上の事が起きないように、皆で協力して行かねば!

私の住処でも、先日ものすごい大雨が降りました。
朝起きると、玄関の中まで水がはいってきたようで、びっくり。
ゴミ出しの時に近所の人に話すと、「そうそう、昨夜の雨はすごかったで!! あまり酷い音がするので、おそるおそるドアを開けてみたら、階段を雨水が駆け下りていたわ。怖いからすぐに閉めたけど」とのこと。

なるほど、階段の周辺は上の階から流れ降りてきたいろんなゴミが溜まって大変でした。

こんなふうに「今まで経験したことがないような大雨」が降るとなると、団地の玄関のたたきは少しの高さしかないので、土嚢などを準備してドアからの浸水を防がないと、床上浸水したらたいへんや~と思ったことでした。
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やっと発見 グンバイムシの脱皮殻

2020年09月02日 | 昆虫&生き物
グンバイムシはカメムシの仲間。カメムシ大好きな私(農家の方、果樹園などで被害のある方、ごめんなさい)には極小サイズであっても、興味のある存在でした。
でも脱皮殻、つまり脱け殻には、興味津々ながらお目にかかった事がありませんでした。

それが今回ひょんなことからアワダチソウグンバイの脱け殻を見付けたのです!!

グンバイムシの仲間はだいたい5ミリあるかないかですから、脱け殻ともなれば、肉眼ではなかなか見られないかも?ではありますが、
それに加えて私には、脱け殻って白いよねという思い込みがありました。

でもハタと気がついたのです。
カメムシの仲間の脱け殻は色がついてるじゃん!

そして、とにかく写真を写しまくっていたら・・・なんと脱皮殻は茶色でした、、、
上の写真の成虫の横に見えている脱皮殻を見てください!
この写真の成虫たちは交尾中です。なんと羽化直後にも交尾するらしいのです。こんな風に十文字になって! 下側の個体は脱皮直後らしくまだ体の色が薄いですね。

カメムシの仲間はたいてい5齢幼虫まであるので、1~4齢までの幼虫なんて、黒い点々にしか見えません。この写真の黒いのが幼虫です!

これの脱皮殻は、今の私の視力ではさすがに見付けられないです。

これは、たまたま写っていた中の一枚。



これは羽化直後のまだ片方の羽根が延びきっていない個体と、脱け殻です。

そしてこんなのも。



これらは、葉裏から採取できたもの。


最後にこれは脱出中?と思いましたが、交尾中ではと師匠のくまじろうさんのサイトの掲示板で教えていただきました。
ここにも直ぐそばに脱皮殻が見えています。


とまあ、膨大な枚数の写真の中からやっと絞り込んだ数枚を見ていただきましたが、写真を選び出すのにこんなに苦労したのは久しぶりでした。さすがに若い頃よりは格段に疲れました~~
最後までお付き合いくださった方々、本当に有難うございました

古い読者の皆さまにはおなじみの
「まあ、ビールを一杯どうぞ!」


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