そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ムラサキツメクサは、ちょっと愉快です!

2016年05月31日 | 3~5月の草木
ムラサキツメクサは、アカツメクサとも呼ばれるそうですが、引越しをして来たのがちょうど一年前、あちらにもこちらにも咲いていて、感動したものでした。

枚方に居たころは、たった一度一株を見かけたきりで、しかも翌年には見ることが出来なかったので、たいそうがっかりしていたからでした。

世界の各地に咲くようです。

写真のように、色の濃い花とややうすい色の花がまざって咲いています。
一番の特徴は、葉の着き方と模様です。

で、何が愉快なのかというと・・・
まずこれです。

うふふ、これがツボミなのです。

咲き始めはこんな様子です。


全部がそうではないのですが、二つの花が隣り合ってくっついて咲くことも多いので、つぼみも写真のようなあんばいになるのです。

咲きました!

こうして色違いが一緒に咲くのが、とても不思議です。

美味しそうな和菓子のような花です。



これは私が大好きで、引越しにも忘れずに持ってきたお湯のみ。アカツメクサの絵が入っています。

この葉っぱのつき方が独特です。

あたり一面に咲いていると、とても豪華な感じがしますよ~!!






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ナガミヒナゲシの繁殖力すごいです!

2016年05月30日 | 3~5月の草木
花壇の端っこや道端に咲いて、風にゆれている姿は可愛いのですが・・・
放っておくと年々勢力範囲を広げて、えらいことになりますね。

どうしてあんなに増えるのか?
ヒミツを探ってみたことがあります。
もう一度、UPして見ますね。

花が終ると実が出来ます。



青い実が薄茶色になると、てっぺん近くに窓が開きます。
まずはここからタネを出そうというわけです。

その分部を引っ張って、開けてみました。
失礼しま~す
中の様子です。

なるほど~ たくさんのタネがひしめいていますね。

いったいどれくらいあるのでしょう?
かなり硬いのですが、開いてみました。

うっひゃ~~!と思わず声が。
途中まで開いてこれですから、とてもじゃないけど、タネの数など勘定できません。

こうなるまでに引っこ抜くか、実を切り取ってしまうのが得策のようですね!!


放っておくとどんどんタネが出ていきますが、窓は上の方にあるので、下の方のタネはどうするのでしょう?

見ていると、こうなります。

倒れてダンゴムシなどがかじるのも有るでしょうし、他にも色々な状況があるのだと思います。
立ったままでこんなふうに穴が開いてるのも有ります。
なかなかしたたかです

早く退治なさいませ




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梅雨が来~れば思い出す・・・♪

2016年05月27日 | 3~5月の草木
枚方に住んでいたころ

梅雨入りまえのほんの少しの間だけ

団地の建物の間に広がる土地が

こんな色に染まりました


とても不思議な風景・・・

判らないままにブログに写真を載せると

反応がありました

そして解った名前はヌカススキ


どうしてこんなふうに見えるのかしら?

とても不思議だったので検索してみましたら

こんなことでした

茎が赤っぽい色なので

いっぱい生えているのを遠くから見ると

全体がほんのり薄紅色に見えるのですね


草刈の時期とぶつかっているので

あっというまに 刈り取られてしまうのでした

私の心の中では 

今も とても懐かしく思い出される眺めの一つです


こちらに来てからも 

ほんのひとむら生えているのを見かけますが

見事な群生は見たことがありません





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ユリノキの一年

2016年05月25日 | 3~5月の草木
近くの学校の校庭に、大きなユリノキがあります。

ユリノキはアメリカ東部の原産で、日本には明治の始めにやって来ました。
チューリップに似た花を咲かせるのでチューリップツリーと呼ばれたり、葉の形がお祭りのときに着る半纏の形に似ているので、ハンテボクと呼ばれたりしています。

今の季節、沢山の花をつけるのですが、高いところに咲くことが多いので、なかなか気がつきません。
上の写真のような花ですが、大きくしてみましょう。

下から見上げると、ほんとにチューリップに似ています。

雌雄同株なのですが、どういうわけか花の沢山咲く木と、めったに花をつけない木があるようです。
高いところに花が多かったりしますし、日当たりなどが関係するのでしょうか?


春の始めの若い葉っぱ。


初夏の頃。


夏には大きな木陰を作ります。

そして秋。

とてもきれいな色に!


秋の終わりには、葉っぱが落ちて実が目に付くように成ります。


こんな形をしています。


この中にタネが入っています。

ちょっと判りにくいですが、手前の細長いのがタネです。
風に乗って、くるくる回りながら飛んでいきます。


学校や公園によく植わっているので、ご存知の方も多いでしょう?
花を見れるといいですね





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朝日新聞「声」欄より 郷隼人さんの近況を知る

2016年05月24日 | 本の紹介・その他いろいろ
朝日新聞の「朝日歌壇」に郷隼人さんのお名前を見なくなって久しいです。
きっとご心配の方もいらっしゃるでしょう。

郷さんは鹿児島県の方ですが、アメリカで罪をおかし終身刑で刑務所に入っておられます。

そんな環境の中ですばらしい短歌を詠まれて、長い間「朝日歌壇」へ投稿され、歌集も出しておられます。
苦しみ、諦め、悲しみの境地から、またはそれらを越えた心から生まれる切々たる歌は、読むものの胸に響きます。

ところがしばらく、前から投稿が途絶えていました。

今朝の「声」欄に、その郷さんがお元気であるらしいという投書が載っていました。
その方も郷さんの短歌のファンであるらしく、心配なのである人に尋ねてみられたとか。

郷さんは今年65歳で、医療刑務所へ移られたのだそうです。
ご病気ではないと書かれていましたが、体調を崩されたのでしょうか。

そういえば、同じ「朝日歌壇」を、ひと時、彗星のように通り過ぎていかれ、すぐれたお歌でファンが多かった公田耕一さんも、結核をわずらわれて以来、お歌が載らなくなりました。
少しでも回復しておられたらいいのですが・・・

郷さんは刑務所に暮らし、公田さんはホームレス。
境遇は違いますが、特異な暮らしの中での想いがあるようで、郷さんは君田さんに思いをよせる短歌を、何首か詠まれていました。

詳しくお知りになりたい方は
こちらで


セーラー服の歌人として知られるようになった鳥居さん(この方については改めて書きますが)もそうですが、短歌は時に生きる支えになるもののようですね。
詠む人にとっても、
読む人にとっても・・・


今日の投書をなさった方は80歳ですが、職業の欄に「夜間中学生」とあり、なにか心が温かくなりました。
どうぞお元気で、学びを続けられますように・・・

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悩ましい ドクダミの八重咲き

2016年05月23日 | 3~5月の草木
薄暗い茂みの中に、ひときわ明るく見えるのはドクダミ。
白いのは、ツボミを包んでいた葉っぱの名残だとか・・・

これはだいぶん前ですが、枚方にいた頃に一面のドクダミの茂みがあり、そこに見つけたものです。
八重咲きというのは正しくないですが、なんと表現したらいいのやら??


ずいぶん昔から日本にあったようで、清少納言もお気に入りの様子です。
  
  >香り悪しけれど
    
   雨の日の木下闇(このしたやみ)に薄明かりして開きたる

   どくだみの白も 言うにおよばず


そういえば、ブログにUPした写真も9400枚になりました。
以前には、万一の事故にそなえてバックアップをとる事に熱心でしたが、最近はどうも何ものにも執着が薄れたことを感じます。

明らかに年齢のせいでしょう。
「持って死ねるわけじゃなし」が口癖のようになっています。
そして、そうなると、ものすごく気持ちが軽くなりました。

信頼していた人生の先輩が、インドへ行ってから「過ぎ去れば無と、感じるようになった」と言っていたのも、70歳を過ぎてからだったかと・・・

歳をとって、少しずつ心も身辺も軽くなってくれるのはとてもありがたいことです。
お尻は重くなりつつありますがね、よっこらしょっと


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ユキノシタが咲きました

2016年05月20日 | 3~5月の草木
ご近所さんの小さな花壇に、ユキノシタが可憐な花をつけています。

湿っぽい所を好むので、昔は井戸の傍によく生えていてイドバスなどと呼ばれていました。
ここも、午後のほんの短い時間だけ日が射すところです。

本州以南の各地に生えているようです。

園芸店で売られているダイモジソウによく似ていますが、ユキノシタのささやかな花が好きです。

そうそう、若い葉っぱをてんぷらにすると美味しいです。
そして、葉っぱをすり鉢ですって絞った汁は、子供のカンムシに効くとかで、子供の頃によく飲まされました、、、


思えば不思議な形ですよね・・・

ツボミも愛らしいです。


そして、時にはレアなものも。

上の三枚の模様入りの花びら(?)のうちの一枚になるはずだったのが、白いのになってしまっています。
ありゃ??って言ってるみたいですねえ・・・

そしてこれは、ちょっと反抗期?
または目立ちたがりかな?

写真を上下ひっくり返しているわけではありません。
完全に反対を向いて咲いているのです。
「どう、私きれいでしょう?!」

毎年同じ花を見ていると、色々とレアなものが見つかります。
また改めて集めてUPして見ますね。

今日はここまで。




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小さな夕焼け

2016年05月19日 | 3~5月の空
西の空は、大きなマンションがじゃまをしているので、小さな夕焼けしか見ることが出来ません。

それでも、若葉をまとって立つヤマナラシをシルエットにして、夕日が沈んでいきました。

太陽の行く先では、色々な人々が、夜が明けるのを心待ちにしているかもしれないですね・・・


しばらくして、もう一度見に行ってみました。
もう消えていく寸前の赤みが、こんな色合いを見せてくれました。




小さな夕焼けでも、一日の終わりの色は、気持ちを癒してくれます。
天が「おつかれさま」と言ってくれているような気がして・・・

静かに見送る今日という日
二度と帰らない時間

すこし気持ちが穏かになって
暖かさが戻ってくれました

人は人
私は私
私に出来ることをしていれば
それでいいのだと・・・





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先日から

2016年05月18日 | 本の紹介・その他いろいろ
とても気持ちが疲れています。

体は比較的元気なのですが・・・

力のない自分が悲しくて

それでも 

ひたすらに一日を生きていくしかないのは知っているのだけれど



この写真 

枚方にいたころの 「木漏れ日水路」に写る青空 


こんな風景が見たいです

きっと 元気が戻ってくるのに


今夜は早く寝てみます

阪神は藤川が久しぶりにストッパーで勝ちましたからネ!!
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はてな?

2016年05月17日 | 昆虫&生き物
近所の人に頂いたアザミの花に、なにやらくっついています。

ルーペでよく見ると、どうもヨコバエの仲間のようですが、色がヘンですね。
大きくしてみましょう。

どう見てもヨコバエですよね?
すでに死んでいます。

ヨコバエは今頃の季節、草むらでピョンピョン跳ね回っています。
こんな姿ですが、どう思われますか?


もっとよく見たかったので、とりはずそうとしましたが、うまく外れなくて脚が取れてしまいました。

もしかすると、脱皮をしたのだけれどアザミのトゲトゲにつかまって動きがとれなくなり、どうにもならなくてそのまま命を終えたのでしょうか?


ちゃんと脱皮したときはこんな抜け殻が残ります。

体の下に、なんだかくしゃくしゃのものが落ちているのは、抜け殻なのでしょうか?

?ばかりでよくわからないけれど、不思議なものを見ました。




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