そよ風つうしん

日々の暮らしの中で心に残ったことや、目にとまったすてきなものを、折々にご紹介しています。

野の花の後姿

2009年04月29日 | 3~5月の草木
ヨーロッパのどこかの国では、スミレは春の女神が歩いた足跡に咲くと言うそうです。
さもありなんと思いたくなるほどに、春がお似合いのスミレたち。
後姿も乙女のようにやわらかです。



お日さまが大好きなタンポポ。
晴れた日には、まるで背伸びしているみたいに、いっしょうけんめい空に向かって花びらを広げて。



もう残り少なくなったオオイヌノフグリ。
花びらが薄いので、シマシマの模様まで透けて見えています。



これは横顔だけれど・・・
ハルジオンの細かな花びらが、しっかりと開いて。 この根元には綿毛の元がもう出来ているのですよ。



そして、これは夏に写したものですが、私の大好きな一枚を見てくださいね

もう朝方には秋を感じる頃です。

去り行く夏を見送るような姿に、心惹かれました。



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よかったら、のぞいて帰ってくださいね
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「鯛の鯛」収集その後の成果

2009年04月27日 | 鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具
これは、とってもかっこいいでしょう?!

「カサゴの鯛の鯛」です。
カサゴは関西ではガシラと呼ばれ、大変美味しい魚です。


カサゴの胸鰭をつけたままで切り落とし、煮てみました。(焼くより煮る方が採りやすくなります)
そして皮などをきれいに落として、ヒレの本体の骨(これも骨でいいのでしょうか?)を付けたまま、きれいにしてみたのです。


ちなみにヒレの骨を取り外して、鯛のタイだけにすると、こんな形です。



これは「アマダイの鯛の鯛」
関西ではグジなどと呼ばれます。一夜干しだったので、胸鰭部分から上を切り落として煮てみたら、わりに楽に取れました。
何事も趣味に苦労はつきものです(笑)

平凡な形なので並べただけでは、あまり面白くないので、こんなふうにしてみました
着物に付ける紋のようでしょう?


最後は、以前にもUPしたことのある「ニシンの鯛の鯛」です。
以前のは、一部分がちょっと欠けてしまっていたので、再挑戦です。

ニシンは春しか手に入らないので、失敗すると一年待たねばなりません。
長い一年でした

しかし一年のうちに腕を上げたので、今回はきれいに採ることが出来ました
しかしまあ、ニシンほど難しいものも少ないと思います。
骨が薄く、しかも繊細なのです。

それとナイショですが、こんな形に立たせるのが困難で、両面テープをごく小さく切って、そっと貼っているのです

何かと手のかかるニシンなのでした・・・



「鯛の鯛ってなに?」「どうやって採るの?」という方は
こちらへどうぞ
または、この記事の真ん中上の、日付の横の部分をクリックしてみてください。関連記事を見ていただけます。



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春を見送る

2009年04月24日 | 3~5月の草木
        街のさくらが散るのを待って
        
        やっと咲き出した山桜

        
        昨夜からの強い風が
        
        あっというまに花びらを吹き飛ばして

        花吹雪・・・・

        


        < 花吹雪 風の流れのままに散る >
        

        名残の花びらが

        蜘蛛の糸にかかって

        はなやかに ゆれる



   < 散り急ぐ 花びらしばし 留められ > 

        

        おりから 竹の秋
  
        茶色くなった竹の葉は
  
        少しの風にも散り落ちて

        草の上にふんわりと

        
        新しい葉に後を託して
 
        土に還る旅のはじまり




        < くるくると 回りて落ちる 竹落ち葉 >



        春というのに散り急ぐものたち・・・

        けれどそれは 

        新しく育ちゆくものに

        バトンを渡すための旅立ち


        
       < それぞれに つとめを終えて 散るいのち >



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雨と仲良し

2009年04月22日 | 水滴・凍露
タンポポの綿毛の一本一本はとても細いので、こんな形でくっついているのをときどき見かけます。


そうかと思えばこんなのも。

下の方にジシバリかなんかが咲いているのが写っていますね。

綿毛は細いし、水滴は透明だし、カメラは困るようで、なかなかピントを合わせてくれません。

仕方がないので、指先などを近づけてカメラを騙そうとするのですが、うっかりすると肝心の水玉を落としてしまって、がっかりします



ハルジオンのツボミは、真ん中がくぼんでいるので、雨が溜まりました。


雨:「ごめんね~冷たいだろう?」

花:「うう~ん、だいじょうぶ。こうして雨さんが乗っかっててくれたら、
   いつもとは違う景色が見えて楽しいのよ!」


カタバミ(?)の2枚の葉に支えられて、ちょっと変わった形の水滴が止まっていました。



面白そうなので大きくしてみましょうか、

色々なものが中に入っているみたいで、とても不思議な感じです



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こちらも色々な水滴写真が紹介されていると思います
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さくら蘂(しべ)降る

2009年04月20日 | 3~5月の草木
さくらの花が散るのを見届けて安心したように、仕事の終わった蘂(しべ)も次々と落ちて、自らの足元を紅く染めています。

その様子は「さくら蘂降る」と、俳句の季語にもなっています。
花びらとは違う紅い色が春の終わりを告げるかのようで、見る人の心に惜春の想いをかきたてるのでしょうか。


まだ枝に残る蘂です。

近くでしげしげと眺めることは少ないですが、よく見れば細かなつくりがきれいですね。

けれど、お花見の頃のような賑わいはおろか、わざわざ蘂の降る姿を見に来る人もいないようで、辺りは静まり返っていました。


<花愛でし人いまは来ず 蘂の降る>



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先日の白い花のカラスノエンドウは

2009年04月19日 | 3~5月の草木

このように葉っぱの先端に切れ込みが入っているのが「カラスノエンドウ」の本来の葉です。
この形が、昔のお侍が使っていた矢の矢筈(矢の末端の弦に番える部分)に形が似ているので「ヤハズエンドウ」という名前になったようなのです。

それに白花が付いていたので、先日のはシロバナヤハズエンドウ



こちらの方が見慣れているように思いますが、これより細くて先がとがっているのが「ホソバヤハズエンドウ」という種類です。
こんなに細いです。(左の下です。右下はシロバナヤハズノエンドウの葉です)




雑草と呼ばれる植物にも、こうして様々な変化がみられるのは興味深いですね。
せっかく良い図鑑を持っているのに、こんな細かいところまで読み込んでいなかったことを羞じました。

これを昔の人は「宝の持ち腐れ」と、軽蔑して笑ったのですね


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ハナイバナとキウリグサの花を見比べる

2009年04月18日 | 3~5月の草木
この写真のように、どちらもとても小さな花です。どんな構造なのだろうと気になったのですが、ルーペで覗いてもイマイチよく見えません。
だって、3ミリ程度しかないのですもの・・・

そうだ! チリモンを写す時の要領で写せば、何とかなるはず!!

さっそく試してみました。

まずハナイバナです。

見てくださいよ~お花の真ん中の白く盛り上がっている部分が、五つのハート型だったのですよ!

ステキですねえ、思いもよらないことでした。


それではキウリグサはどうかしら?

内側が黄色くて、その周りを5角形に白いのが取り巻いていますね。


こうして眺めてみると、花びらのまわりも、
ハナイバナ・・・少しギザギザっぽくなってる。
キウリグサ・・・スベスベしてる。

では花の中心部、雄花と雌花があるところはどんなでしょう。
見えるかな~?

さすがに、ボケボケですが、なんとか感じだけはわかります。
こちらはハナイバナです。

そしてこれはキウリグサ。

どちらもオシベは五つのようです。



最後に姿のイメージを。

こちらハナイバナ。


そしてキウリグサ。

花の付き具合、葉っぱの形、花が終わった後のガクの様子などが、少しずつ違っているのがお解りいただけるでしょうか?


いつもながら下手な写真にお付き合いくださって、ありがとうございました。
まあコーヒーでもどうぞ


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白い花のカラスノエンドウ

2009年04月17日 | 3~5月の草木
なんと白い花のカラスノエンドウではありませんか!
初めて見ます。きれいですねえ~

近寄って、よく見てみましょう。

なんと花びらの真ん中だけ、ほんのりとピンクです。

最初の写真で見ると、花びらのガクにくっついている部分も、色が付いていますね。


そしてね、近くに普通の紅いカラスノエンドウが咲いていたので、見比べていると
こんなことに気が付きました。

葉の形も違っていたのです!!
見てください。

これは、普段見ている紅い花に付いている葉です。



そしてこちらは、白花のものの葉です。


よ~く見てください、違っているでしょう?
じっと見ているうちに気が付いて、とても不思議に思いました

だんだん自信がなくなってきたのですが、これってカラスノエンドウでいいのですよねえ?

コメント欄にわぴちゃんが、書いてくださいました。
シロバナヤハズエンドウで良いそうです
私にとっては大発見。
とてもうれしいです



オオイヌノフグリやネジバナなどでも白花が見られるようですが、それらの葉っぱはどうなっているのでしょう?
まだ出会ったことがないので、私は知らないのです。
もしご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてくださいませ。

実や種は同じなのか、ぜひ見てみようと思っています。



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朝日の贈り物

2009年04月15日 | 虹色いろいろ
今メインに使っているカメラは、どうも虹玉は苦手の様子で、微妙な色合いは出してくれません。

とても口惜しいので、いつかまた、以前に撮りためた中から、傑作を集めて見ていただきたいと思っています。


今日のところは、今朝の草むらでの様子です。


上の写真からはちょっと離れたところで、

光の微妙な角度の違いで、色が変わるのでしょうね?


色々な色のものを集めてみました。




あまりきれいじゃなかったな~
と思いつつの帰り道、タンポポの綿毛が少しだけ輝いていました。

これが、いちばんきれいだったかも?


虹色の水滴の写し方は、こちらに説明していますので、良かったらご覧下さいね。
虹色の水滴の写し方





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ステキな記事に出会えるかも? ぜひ覗いてみてください!
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ヤエムグラとハナイバナの花

2009年04月13日 | 3~5月の草木
まず、これはヤエムグラです。
ものすごく小さいです。

どれくらい小さいかというと

こんなに小さいのです!!

気にかけて、見たいと思って見ないと見過ごします。私、長い間見過ごしてきました。
花が咲くなんて、知らない頃も有りました

ヤエムグラってどんな草?
こんな草です。

草の茂っている所には、よく見かけるでしょう?

酸性の土を好んで、ネバネバしてくっつくし、抜いても抜いても生い茂るので、花畑を作っていた母は、とても嫌がっていました。

でも、このお花けっこう可愛いでしょう?



こちらは、図鑑で見てずっと憧れていたハナイバナです。

「どこにでも普通に生える」と図鑑には書いてありますが、なかなかどうして、めったに見かけません。(少なくとも私の回りでは!)

キウリグサによく似ていて花の大きさも似たり寄ったりですが、花の真ん中の部分が、キウリグサは黄色いですが↓


ハナイバナは上の写真のように、白いのです。

それとキウリグサは、下の写真のように蕾の時はくるくるとサソリの尻尾のように巻き込んでいます(サソリ型花序)が


ハナイバナは上の写真に写っているように、巻き込みはありません。

変わった名前ですが、茎の上部の葉と葉の間に花を付けるので「葉内花(ハナイバナ)」なんだそうです

ヤマルリソウにそっくりと言ってもいいような花ですが、ヤマルリソウはもっと花が大きくて1センチくらいもあるようです。


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