そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

この本を欲しい方はいらっしゃいませんか?

2020年11月30日 | 本の紹介・その他いろいろ
文庫版がでていますが、これは昭和47年12月発行の二見書房の「山岳名著シリーズ」の再版本(昭和48年4月発行)です。
古いのでカバーがやや傷んでいますが、帯はついています。
挿絵も著者です!
『新・山靴の音』は平成4年3月発行の初版です。

芳野さんは、ご存知の方も多いと思いますが、日本人初のマッターホルン北壁初登頂者です。
この本の帯にもあるように足の指がありません。
非常にお若い頃に、遭難されて凍傷で足指を切断されたのです。
その後、諦めることなく登山を再開、山靴の中で指の切断面から血を流しつつも諦めることなく、マッターホルンなどという険しい山々を登られました。

そのファイトと、山への愛と、生きる姿に励まされて、この2冊は私の人生の大切なパートナーでした。

大切な本ですが、体の故障も多く、もうそろそろ旅立ちの時も近いと思いますので、大切にして下さる方にお譲りしたいのです。
着払いで送料のみご負担いただければ、さしあげます。
ご希望の方は、まずコメント欄に「本希望」と書き込みをお願いしますm(_ _)m
また、質問などもお受けしますので、なにかありましたらご遠慮なく書き込んで下さいませ。
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美味しそうだけど

2020年11月26日 | 9~11月の草木
かなり拡大してるので、美味しそうに見えます。
でも、実際に試してみた人によれば、美味しくないのだとか・・・残念です。

名前はコミカンソウ。

ちょっと変わった植物なんです。
全体の姿は

ノブドウを見にいったときに、足元に発見。

背は高くないので、本当はしゃがみ込んで確認したいところなのですが、あいにくしゃがめない私は、見おろして見当をつけました。

でもこの植物は、実の付き方が変わっているので、どうしても撮したい!
いろいろ考えると、写真でも解るように、あまみずの排水用の溝の淵に生えています。
そうだ!!
溝の中に入って、縁に腰掛ければOKです。
通りがかりの人から見れば、なんだか怪しいお婆さんに見えるでしょうが、あまり人通りのない道なので大丈夫でしょう。
やっちゃえ!
というわけで、溝に腰掛けて実の様子を撮しました。

こういうことになっているのです。枝の下側に実がビッシリとついています。
こんな実の付き方って珍しくありません?

ちょっと大きくしてみると

そしてもっと大きくしたのが、最初の写真です。

可愛い花の様子や、仲間のナガエコミカンソウについてはこちらで
どうぞ。過去記事ですが。




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これナンキンハゼなんですが・・・

2020年11月23日 | 9~11月の草木
枚方に居た頃、ナンキンハゼは他の樹に先駆けて紅葉を始めていたので、そんなもなのだと思っていました。

ところが、いま住んでいる所では、サクラがそろそろ散り尽くした今になって、やっと紅葉が始まりました。

通りすがりに、見るともなく見ていたら上の写真のような葉っぱが!
おしゃれですね~ベストを重ね着しているみたい、うふふですね。
どうしてこんな色になったのでしょう?
面白かったけど!!



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キレハノブドウとの再会

2020年11月19日 | 9~11月の草木
5年ほど前まで15年間住んでいた大阪府枚方市。
住まいの裏が弥生時代の遺跡で、自然環境が素晴しい場所でした。

そこで、毎年見とれるような色の実をつけていたキレハノブドウ・・・引っ越しをしてからは見る機会がなく、残念な思いをしていました。

ところが、ところが、もう一度見たいという想いが天に通じたのか、先日通りすがりの一軒の空き家のフェンスに、絡みついているのを発見!!
夢かと思いました。

色々な色の実が出来るので、とっても楽しいのです。

最初に通りかかったときは、まだ色づき始めたばかりでした。先日写真を載せましたが、実の数も少なくてちょっと寂しい姿でした。

で、頃合いを見計らって、お天気も素晴しいので、昨日もう一度見に行って
きました。

まだまだ白い実も多かったですが、なんとか楽しめるほどの色々な色が見れました。



なんといってもお日さまの光が当たっている部分が、良い色です。

発芽率が良くて、手入れ不要で育つらしいので、プランターに植えてみようと思い、少し実をもらってきました。

うまく育ってくれますように・・・




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今夜は「三日月」

2020年11月17日 | 月のある風景
Twitterを見ていると、「もうすぐ三日月が登ってきます」というツイートがありました。
三日月を写す機会はあまりなくて、つい見逃してしまうので、さっそく、南西の空が見える窓にカメラを持って駆け寄りました。

あ、見えます、みえます!
今日は旧暦10月3日ですから、ほんものの三日月です。

肉眼では見えていなかったのですが、地球の影も見えていました。
うれしかったで~す♪



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虫食いの葉っぱが好き

2020年11月16日 | ポエム&好きな言葉
一年のあいだ ごくろうさんと
風に言葉をかけられて 
ありがとうと言いながら
ふうわりと落ちてきた紅い葉っぱ

春は 
花をいっぱいつけて 
通り過ぎるわたしたちを楽しませてくれたよね
そして
若葉がとても爽やかだった

小さなさくらんぼは 小鳥たちの餌にもなったかも

夏は 濃い緑の葉で 日陰を作って
暑さにあえぐみんなを 助けてくれました

その葉っぱは お腹の空いた虫たちのおやつになったかもね

そして秋
一年の仕事がおわると 
こんなにきれいな色にお化粧して
お日さまの光に輝いている

一年がんばって 虫さんたちとも仲良くして
穴だらけになったけど
わたしは そんなあなたが大好きなの

穴が空いた葉っぱは 
すばらしい芸術作品だと 
ほめている葉っぱの芸術家さんもいるよ

地に落ちて
自分たちを育ててくれた大きな樹の根っこで
その養分になっていくんだね

そして
冬が来ると 
裸になった枝越しに
やさしいおひさまの光が
道行くわたしたちをあたためてくれる

さくら
一年中働いてくれてありがとう

そっと幹に手を当てると
陽が当たっていたところが
すこし暖かだったよ
おひさまも
一年ごくろうさん! って言ってるんだね


葉っぱの芸術家さん・・・『木の葉の美術館』(世界文化社)群馬直美さん
               数々の手描きの葉っぱの絵と文章が素晴しい本です





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表通りのトウカエデ並木

2020年11月09日 | 9~11月の草木
表通りに出ると、時々買い物に行くスーパーまでトウカエデの並木が続きます。
カミキリムシにやられて切倒された木もありますが、おおむね元気で、鮮やかな色に染まりました。

カエデの仲間ですから、葉っぱは全部落ちます。
眺めは良いのですが、お掃除の方は大変。
クマデや箒を休めて、溜息をついている姿も見かけます。

少し歩くと大きな池のある公園があり、そこにも色々な大きな樹が、色々な色の衣装をまとっています。


今日はすこし足を伸ばして、ユリノキの並木があるところを歩いてきました。
大きな葉っぱが散り敷いて、普段とは違う<落ち葉を踏んで歩く感触>が楽しいのです。
以前に植物園で眺めたユリノキは、きれいに紅葉していましたが、今日行った所ではカサカサと茶色くなっているだけで、ちょっとガッカリでした。
どうしてなのでしょう?

これは、以前に枚方市の大阪市立大学付属植物園で見た、きれいな色のユリノキの紅葉です。

大木なので、見事でしたよ♪





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ちいさな紅葉み~つけた

2020年11月06日 | 9~11月の草木
お天気の良い日は お日さまの方へ歩いて行くと

時たま とてもきれいなものに出会えるよ

わたしがブログを始めた10何年か前に

きれいな写真が撮りたいと言ったら

先輩が教えてくれました

今日もそうして光の来る方へ歩いていくと

サクラの落ち葉が 迎えてくれました

舞い降りたところが 草の葉っぱの間だったのね♪

すてきな落ち葉のお出迎えに ドキドキして
うまくしゃがめなくなってしまったわたしだけど
う~んとがまんして 片膝ついてしゃがんで写してみました


そのそばに、ひと群のコニシキソウが こんなきれいな色に染まって


そうかとおもえば 大きな切り株のまんなかから
これは何かしら?  
ナンキンハゼ?
タネが飛んできて うまくはまり込んで芽生えたのね

小さな木が いっしょうけんめい色づいています
たぶん初めての紅葉かな?
それとも2年目くらいかな?
どこまでおおきくなれるのでしょうか・・・






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ひっそりと草紅葉

2020年11月02日 | 9~11月の草木
朝の気温が10度より低くなると、草木の紅葉が進むとか。

確かに、スーパーへ行く途中のトウカエデの並木も、日当たりの良いところから紅く染まり始めています。
今年も沖縄の友に、押し葉にして送りましょう!
沖縄は気温が高いので、木の葉が赤くなる紅葉は見られないそうなので。

そして足元では、上の写真のような草の葉の色づきが見られます。
エノコログサでしょうか?
根元の方から色づき始めています。

ヨモギの葉もこんなに。


そして

夏中楽しませてくれた花壇のこのお花も、そろそろ終りですが、これの果実(実)が大好きなカメムシが、日中の暖かい時間にはまだやって来ます。

これはミナミアオカメムシ。

カメムシは臭いと思いがちですが、驚かさなければこうして手に乗せても大丈夫です!

こちらはブチヒゲカメムシ。毎年やって来ます。


その中に、夜になっても翌日になっても、葉陰にじっとしている姿がありました。

ん? よくよくみれば、どうも生きてはいないようです。
くまじろうさんにたずねてみると、何かの菌におかされて死んでしまったのかな?と。
写真を大きくすると、かなり体が壊れているので、死んでから日数が立っているのかも、、、
先日のバッタといい、みな生きていくのは大変のようです。

霧の朝、草についた露は、こんなに輝いているのに。







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