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そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

う~~ん・・・

2020年02月23日 | 本の紹介・その他いろいろ
有名な方の本なので、老いの坂道を下るのに役立つのでは?と思って買ってみました。
上野千鶴子さんのご推薦もついていましたしね。

確かに、ご自分のことをかなり詳しくお書きになっているので、この方が置かれている状況は良く理解できました。
でもでも、です。
87歳でもお仕事をお持ちで、しかもお金持ちでご自分のことを「中流」と仰っているくらいなのですよ~~

老後は優雅に高級老人ホームへと思って、せっせと貯金をしていたのに、ご自宅の改築をせざるをえなくなり、予定がすっかり狂ってしまったとか。
そして、「下流老人」の老後は困るでしょう、でも中流の人だって場合によっては色々大変なのですよ、という文を読んで、がっくりきました。

もちろん、良いことも多々お書きになっているのですが、下流老人の私にはあまりにも参考にならない本で、ビックリ、ガックリ、、、

これからお読みになる予定の方、貴女が中流以上の生活をされているなら、きっとご参考になることでしょう・・・

生きる力

2020年02月15日 | どんぐり屋のつぶやき
心が暖かくなるので大好きなコミック『夜廻り猫』の第5巻89ページ、第412話を読んで、心に響いた事があります。

お話の内容はこうです。
学校でいじめを受けて、手をケガした少年が、心もひどく傷ついて食事も取らず、布団にくるまったまま寝て過していました。
このまま死ねるかな・・・と。

ところが三週間ほど経ったとき、ふと我に返り、怪我に貼ってあった絆創膏をはがしてみると、なんと怪我がきれいに治っていたのです。

それを見た少年は、自分は死ぬ気しかなかったのに、体は生きる気しかないんだ!
体ってくじけないんだなあ~すごいな!!と感動します。

私も今回大きな病気をして、退院してからもずっと「あの時死んでいたら、楽だっただろうに・・・」と思っていました。
色々な持病や故障があるので、肺炎は治っても体は辛いのです。

入院した始めの数日、ほとんど意識がなくて楽しい夢を見ていました。
子供たちが言うには「お母さん、結構苦しんでいたんやで~」とのことですが、本人は全然苦しくありませんでした。
だから、そんな不埒な事をつい考えてしまうのです。

体には抗生物質を始めいろんな薬の副作用や、院内の食事の内容から体調の不良が続いて辛かったのですが、ふと気がつくと少しずつ収まってきていたのです!
そんなときに、『夜廻り猫』を読んだので、ああ、私の体も生きることだけ考えてくれているのだなあ~~と、深く感動しました。

そうは言っても、高齢者なので体の力が及ばずに、挫折してしまうかも知れませんが、体が生きることだけ考えて頑張ってくれているのですから、私も辛くても生きなければと思っています。
コミックに、教え励まされるという経験でした!!

さてさて、だいぶん元気回復です

2020年02月09日 | どんぐり屋のつぶやき
退院から約三週間、やっと人心地がついてきました。
年をとると快復力が落ちるのですね、、、

臨死体験に近いようなことも経験して、それでも生き返った(?)ということは、まだこの世に何か用があるのだろうとは思いましたが・・・

今後の生き方を求めて、久しぶりに書棚から『心の渇きが癒される本』(中井吉英箸 PHP研究所)を取り出しました。(古い本ですが、Amazonの古本では買えることもあります)
著者は関西医科大学心療内科の教授です。
多くの患者さんとのふれあいの中から、年代別に生きていく上での指針になるようなお話を取り上げて書かれている本で、以前から悩むときにはひもといてきました。

今回は老年期に関するページを開きました。
誰かのために何かをするのが,良い生き方なのか?
ならば何をしたら良いの?

ですがそうではなく、ただそこに「ある」ことこそ、老年の人にとって大切だと、ありました。

そこで、思い出したのです。「ナースログ」のことを。
山の中で年老いて、あるいは雷に打たれて倒れたりして、静かに横たわっている木。
あたかも命を終えたかのようですが、キノコやコケや小さな植物が生える大切な場所を提供しています。
そしてキノコなどは、それらを餌にする昆虫や小鳥や小動物たちの大切な栄養源にもなっています
そして、その木もやがて朽ち果てて形が無くなる日は必ず来るでしょう。
でも土に還っていくことで、土を豊かにしその周囲の若い木々に栄養補給をします。
そこに降った雨は川から海に流れ、そこに生きるものたちの命をはぐくみます。

そんな木のことを「ナースログ」と言います。
森を看護しているという意味だそうです。

これはずっと以前に書いた記事からの引用ですので、記憶のある方もいらっしゃるかも?
それはともかく、私も年老いた今「何かしなければ」と焦ることなく、そこにあることを大切にして、静かに生きていこうと思っています。

これからもよろしくお願いいたします

コメント欄も再開させていただきますね。



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ご無沙汰いたしました

2020年02月03日 | 12~2月の草木
年末に孫からカゼをもらい、無理をしたのがたたって肺炎になり、長期入院していました。
始めの数日は記憶が無く、楽しく夢をみていたのですが、息子によるとかなり苦しそうだったとか・・・

一日3回の点滴に耐えて二週間ほどでようやく無罪放免となりましたが、病院の治療方針と私の体とがマッチングせず、体はぼろぼろになって退院。それからのメンテナンスが大変でした。
ただいまは、ようやく人心地がついたといったところです。

留守していた間にも季節は進み、息子のお陰で枯れずにいてくれたイヌノフグリが小さな花をつけて「おかえり!」と言ってくれました。
数ミリの小さな花で、おなじみのオオイヌノフグリとは違う、日本古来の種類です。
花を大きくしてみますね。

スミレと同じプランターで、たくさん花をつけています。

これは病院で見た朝焼けの切れ端。

こんなに焼けたのは、一日だけでした!

コメント欄、しばらく閉じさせていただきます。ごめんなさい。



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