昨日からずいぶんと暖かくなったので、今日はコートなしで出勤。家から行徳駅までは少し寒いと感じたが、寒くてたまらないということもなかった。
明日が祝日というので帰りは飲んでいく。行徳駅前公園の脇にあるとり一へ。
マスターがおかげさまで開店して丸4年経ちましたと言っていた。自分がこの店に初めて来たのは偶然だが、まさにオープンしたその日で2015年の3月11日。マスターが「人から『震災があった日にオープンすることなんてないじゃない』と言われた。」と言っていた。もう4年にもなる。
お通し、それと最初の飲み物は瓶ビールでキリンクラシックラガー。
焼き物と刺身類から注文。まず出てきたのは焼かなくてもよいもので地鶏ももタタキ。
そして焼き物はまず、かわ。
次いでぼんじりとねぎま。
瓶ビールを飲み終えて次は地酒にする。この店へ来ると最初の地酒はいつもこれだが、今回も黒龍。一合でいく。
次に出てきた焼き物はなんこつと砂肝。
そして最後にみ(せせり)。
最初の注文分を食べ終え、次の注文はホタルイカ正油漬。
黒龍の一合を飲み終え、もう少し地酒を飲みたいと思ったので四季桜のハーフ。
ホタルイカ正油漬と同時に注文したししとうが焼き上がってきた。
ししとうはたまに猛烈に辛いものがある。そういうのに当たるかどうか気にしつつ(というか実は楽しみにしつつ)食べて行くのは、何かロシアンルーレットのような感じ。
20代のころだけど、銀座の裏通りのさらに脇へ入った小路の焼鳥屋で一度、大当たりしたことがあった。
だけど、それ以来、そんなに辛いししとうに当たったことはない。今日食べたのも、ひとつだけ他よりも若干、辛いものはあったが、大当たりの辛いものはなかった。
ハーフの地酒も飲み終えたので、あとは緑茶ハイを1杯。
最後に焼き天豆を注文。天豆はそら豆の別の呼び方。焼くそら豆というのはどんなものかと思っていたら、フサごと焼いたものが出てきた。
こういう調理をしたそら豆は食べたことがない。だけど、豆なのだから自分でフサを裂いて豆を出して食べる。
一緒に塩の容器も出てきたので、その塩を軽く振りかける。
フサごと焼きというのは、素朴な田舎料理のような感じだと思えたし、それに、キャンプの食事などでありそうな、豪快な調理法のようだとも思えた。