行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2010年9月16日(木)の日記

2010年09月16日 | 日記

朝が強い雨でしかも気温が急降下。気をつけないと風邪を引きそうだ。 明日からはまた30度近くまで上がるらしいが。

晩飯はなか卯。昨日、飲み食いしたから今日は軽くざるうどんだけにする。

季節メニューで鶏塩うどんも登場していたが、徐々に涼しくなってきたから今シーズンのざるうどんが終わるのも近いと思い、食べ納めになるかもしれないと思い注文。

帰ってからは、デアゴスティーニの東宝特撮映画DVDコレクションの「キングコングの逆襲」を見る。

この映画の公開は1967年(昭和42年)で自分が小学校に上がったぐらいの年だから、劇場では見ていない。見たのは数年後のテレビ放映で。

「キングコングの逆襲」というと、やっぱり東京タワーでの攻防戦だろう。

キングコングも敵役のメカニコングも身長20mという設定。その2匹が高さ333mの東京タワーによじ登って戦う。

特撮にはときどき、建物や乗り物のスケールがいい加減なものが出てきて、そういうのを見ると興醒めしてしまうけど、この映画のきちんとしたスケールで作られた東京タワーのリアル感は昔、見たときもすごいと思えた。それに加えて、作り手の良心を感じさせた。

特撮の部分も印象には残っているが、自分が強く記憶しているのは物語のヒロイン。怪獣ゴロザウルスに襲われたり、メカニコングに捕まえられて東京タワーの上のほうに連れて行かれたりしてピンチの連続になる。

東京タワーの上のほうに置き去りになって、手すりもない鉄骨の上を歩かされたり、キングコングとメカニコングの戦いで大揺れのタワーからあわや落ちそうになったりする。

展望台の屋根から必死でぶら下がる場面はいまだに覚えていた。

でも、この女性に関して何をよく覚えているかというと、ミニスカートの服。1967年ごろにアメリカやヨーロッパでは若い女性にミニスカートが流行り始めたらしい。日本での流行は1年から2年、タイムラグがあったようだ。そして1970年代の前半(昭和40年代の後半)まで流行は続いていた。1967年は日本での流行はまだだけど、男性の観客へのサービスに外国での流行を取り入れたのかもしれない。

自分が「キングコングの逆襲」をテレビ放映で見たのは小学校の6年かあるいは中学生になったころだと思う。それぐらいの年の男の子には必ず訪れることだけど、思春期の目覚めのときを迎えていた。ウルトラマンや仮面ライダーなどの特撮ものでも、それまではヒーロー、怪獣、怪人にメカニック類が興味の対象だったのが、突然、画面に登場するミニスカート姿の女性たちが気になってしょうがなくなってしまった。親と一緒に見ていたNHK大河ドラマでの抱き合う程度のラブシーンなんかも、これもまた気になってしょうがなくなり、毎回、ラブシーンが出てこないかそんなことばかり期待するようになった。それが、小学6年になって2、3ヶ月経った6月とか7月ごろだったと思う。大河ドラマ(その年は「新平家物語」をやっていた。1972年(昭和47年のこと))のちょうど中間ぐらいのところぐらいだったから。

そうした時期に見たものだから、とにかくヒロインのミニスカート(今、見るとそんなに短いとも思えないが)や、そこから伸びる脚がとにかく気になってしょうがなかった。ヒロインの役名も女優の名前も覚えていなかったのに。

今回のDVD付属の冊子を見てようやくそれが分かった。ヒロインの役名はスーザン・ワトソン、女優さんの名前はリンダ・ミラー。

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