正月元日、朝は母親のお雑煮。
去年は父親がとうとう死んだからか、このお雑煮を食べつつ、あと何回食べることができるかつい考えてしまう。
昼飯のあと初詣に出かける。父親の喪中なので神社へは行かずお寺へ参る。かつては身内に不幸があったときは境内にけがれを持ち込まないため喪中の期間は神社への参拝は避けるという習慣だったが、ネットで調べると今は忌中(四十九日の法要が済むまで)が過ぎればよいとにいうふう変わってきているという。でも、自分の祖父母のとき喪中の初詣はお寺と聞き、そのようにしてきたので今回も踏襲することにした。
堺市の中心部(旧市街)にあるお寺を2カ所ほど回る。
一ヶ所目が本願寺堺別院。
次が妙國寺。
ところが拝観しようとすると、正月なのに休観という。
阪堺電車の電停に妙国寺前があり、観光ガイドに載るような旧跡もあって有名なお寺なのに、正月休みとは意外だった。しょうがないので、本道の前で手を合わせるだけはしてくる。
休観でも山門は開いていた。境内に墓所があり檀家の人たちがお参りに来ていたからそのためだろう。
本堂脇の庭園には国の天然記念物の蘇鉄の木があるということだが、その庭園も今日は入ることができない。でも蘇鉄が有名なお寺なので、お寺事務所の建物そばにも蘇鉄が植えられていた。
親の家は夜が早い。それに正月ということもあって早くから晩飯。まだ午後7時台だがこの日記をUP。
でも午後9時ぐらいに就寝となるから、いつもできないぐらいたっぷりと眠れるのはありがたい。