今日から夏休み。最初は1泊2日の旅行をする。
朝の新幹線で西へ。朝飯はワンパターンだが、駅弁深川めし。
車窓から見えた夏の富士山は黒かった。
名古屋で近鉄線に乗り換え。
宇治山田で下車。
高校生のころ、家族で正月に詣でたとき以来、久しぶりのお伊勢参りをする。荷物を駅のコインロッカーに入れて、まずは外宮へ。
今年は20年に1回の式年遷宮の年。手前が今のお社。奥が新しいお社。
お社の鳥居をくぐったら中は撮影禁止。
バスで内宮へ。お参りの前に昼飯。参道のおはらい町通りへ行くが、平日とはいえ夏休みの時期だけあって、すごい混雑。
お伊勢参りは小学校の修学旅行のときと、高校生のときの家族での初詣の2回だが、この通りには足を踏み入れていなかった。
伊勢へ来たのだから、本場の伊勢うどんを食べようと思った。伊勢うどんの看板を掲げた店はいくつかあるが、みんな長い列ができている。しばらく歩くと、列が短めの店を見つけ、そこに入ることにした。
中井屋という店。
もっともオーソドックスな伊勢うどん(525円)を食べる。
内宮のほうへ戻るがとにかく暑い。ソフトクリームを売っている店があったので、一つ買って食べる。抹茶とバニラのミックス。店の看板を入れて写そうとしたが、どんどん融けてくるほど気温が高かった。
いよいよ、内宮へお参り。
参道を進む。
式年遷宮の新しいお社。
そして、今のお社。
こちらも鳥居の内側は撮影ダメ。
今日の宿は鳥羽。リアス式の海岸線で、小さな湾が駅の近くまで来ている。
小浜温泉ホテル浜離宮が今日の宿。
全室が海が見える造り。
晩飯は大食堂で。
お一人様だったが、窓側の海を見ながら食べることができる席を用意してくれた。
突き出し。
舟盛り。
豚しゃぶの具。
ボリュームがあって、2回に分けて茹でた。
揚げ物。
最初は瓶ビール中瓶1本。そのあとは冷酒。義佐衛門という三重県でも伊賀の方の地酒。
鍋のあとは雑炊かうどんすきか選べたが、うどんすきにした。
そのうどんすき。
もうちょっと飲みたかったので、緑茶ハイできますかと聞くと、仲居さんは「緑茶で割ったのですね。」と言って、厨房のほうへ行ったっきり、なかなか戻ってこない。注文を忘れられたのかと思ったころに、ようやく戻ってきた。それがこの緑茶ハイ。
居酒屋などでの緑茶ハイは、ペットボトルの緑茶で作るものだし、観光客が多いホテルなら、同じように作るのだろうと思ったが、そうではなかった。わざわざ、緑茶を茶葉から入れて、それで焼酎を割ったのを作ってくれていた。こんな緑茶ハイは飲んだことがない。仲居さんも「二度と作れない。」と言っていた。でもこれなら、なんとかレシピを残して、ホテルオリジナルの緑茶ハイとして、メニューに加えてもよいぐらいのものだと思えた。
その緑茶ハイを飲みつつ、つけものとご飯、そしてデザートを食べて、今日の晩飯は終わり。